学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話/坪田信貴

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この本ものすごくおもしろくて感動でした!!

内容はタイトルどおり、お勉強とはぜんぜん縁のなかった金髪ギャルの高校生が、1年半で偏差値をぐんぐん上げて慶応大を目指すノンフィクションです。

だいたいこういう話になると、遊びまわってたけど実は素質のあった(アタマのよい)コなんだろう・・って思われがちですけど。

スタート時点のお勉強のできなさ度がもうすごいんです叫び

「彼らの」を英語に → hiとか。(答えはtheir)
これはheをイメージしてるんでしょうけどww

とにかく中学レベルの英語力も無いところからのスタートあせる


そして・・・実はユーリの今年の目標のひとつが英語!でカゼ 自分でジタバタやってるので汗わかるんですがww

センター試験レベルの英語力って、死に物狂いでやればドンッけっこういけると思うんですよね・・

でもそのさらにうえの英語力・・・すっごく難解なうえに長~~い文章を理解してまとめるとか、自分の意見を述べるとか、そういうのってほんとに力がないとムリ無理・・・

そういう実力をつけるのって付け焼刃ではできないと思う。

大学入試の場合は、英語だけでなく小論文も比重がおおきいですから。

「聖徳太子」を「セイトク・タコ」と読んでるようなギャル叫びには、慶応合格なんて・・ホントにかなたの夢物語のはずでした・・

でもでも彼女はやっちゃうんですよ!!!   ほんとにスゴイビックリマーク


これはお薦め本です。筆者はギャルコちゃんの指導をされた塾の先生なんですが。
小説のようにドキドキハラハラ、あとウルウル汗読みました。

実は本命の(作戦を練ってここならと!)慶応の文学部は・・受験時に思いもよらぬことが起きてしまって・・ドクロ  最後まであせるドラマティック~

あと、ギャルコちゃんのご家族のこともかなり詳しく書かれています。

けっしてリッチで苦労知らずのおじょうさまギャルではないし。

家族って、ひとが生きていくって、ほんとにいろいろあるなー、大変だなーガーンと。そういうところまで描かれていて深いなーと思いました。



それと感動したのはやはりこの先生。坪田信貴氏。

「やればできる!」って言うのはダメだとwwww

(本文より)
「こういう子を伸ばせなければ、教育なんてやっている意味はありません」

「どれだけ無謀と言われることでも、目標から逆算して、それを達成させる計画を作るのが「プロ」の仕事です」


もー胸キュン!ラブラブな言葉がいっぱいでした。

なんだか・・心理学のことばや説明もいっぱいでてきてて、その辺も駆使してのプロのお仕事です!!

こういう、「プロ」っていうのにすごくあこがれますドキドキ

それとやっぱし「出会い」の不思議さ・チカラ  
ステキな出会いってそれこそ人生を変えますよねドキドキドキドキ


この本はこれからも時々読んで、がんばるモトにしたいとチョキ音譜思います。