「覚醒」という言葉を使うと、

 

何かすごい力に目覚める的な

 

ニュアンスが出るけど、笑、

 

 

実際はもっと現実的で

 

日常の延長線上の出来事です。

 

(もちろん霊的な覚醒もありますが

全体から見ると一部です)



覚醒とは、文字通り

 

「目が覚めること」
 

 

目が覚めるとはこれいかに。

 

僕たちは毎日目を覚まして

 

生きているはずです。



「目が覚める」とは、

 

今まで見えていなかったものが

 

見えるようになること。



つまり、

 

 

「本当のこと(真実)」に

「気が付くこと」




「本当のこと(真実)」と

 

一言に言ってもいろいろあります。



自分の本当の気持ちに気が付く。


自分が思い込みに

囚われていたことに気が付く。
 

自分の本音に気が付く。
 

今まで見えていなかった

新しいアプローチに気が付く。
 

目の前の人の繊細な変化に気が付く。
 

自分がいかにして

生かされていたのかに気が付く。
 

この世界の自然法則や

原理原則に気が付く。
 

目に見えない霊的世界の存在に気が付く。



これまで

 

「気がついていなかったこと」に

 

「気が付く」こと。
 

 

 

これが「覚醒」の一番の基本の形です。
 


 
「覚醒」は体感覚による「気付き」であり

 

(知識による気付きではありません)

 

「気付き」が起こると「選択肢」が増えます。

 

 

「本音」に気が付けば、

 

「本音を満たすこと」を選べるようになる。
 

 

「思い込み」に気が付けば、

 

「思い込みを手放す取り組み」を選べるようになる。
 

 

「感情」に気が付けば、

 

「感情を受け止めてやること」を選べるようになる。
 

 

「新しいアプローチ」に気が付けば、

 

「新しいアプローチ」を選べるようになる。
 

 

「原理原則」に気が付けば、

 

「原理原則を活かす選択」を選べるようになる。



「覚醒する」ということは、

 

 

「顕在意識で知覚できるものが増える」

 

 

ということであり、それは

 

 

「選択肢が増える」

 

 

ということ。

 

つまり、「自由度が増す」ということなのです。
 


 
僕たちは五感を通して

 

この世界を知覚しているため、

 

(五感がすべて消えたら

何も感じられなくなります)

 

 

「覚醒」は五感をはじめとする

 

「感覚」に意識を

 

向けているときにしか起きません。



私たち現代人は基本的に毎日ずっと

 

「思考」を使って生きているので、


「次はこうして」
 

「何時までにこれを終わらせて」
 

「〇〇しなければ」


などなど、ずっと「思考」を体験しています。



その間、感覚はあまり使われておらず、

 

感覚から情報が入ってきません。
 

 

気がついたらどっと疲れていた

 

 

とか、

 

 

本当はしんどいのに

 

心を無にしてこなしていた

 

 

というのは感覚からの

 

情報が入ってきていないからです。




感覚に意識を向け始め、

 

五感から情報をキャッチするようになると、

 

さまざまなことが「分かる」ようになります。


思ってたより疲れている
 

このタスクはこのくらい自分に負荷がかかる
 

誰と一緒にいるのが楽しい
 

何に心が燃えるのか
 

今何をしたいのか
 

体が軽い
 

実は怒っている
 

実は寂しかった


感覚によってキャッチする情報には

 

「納得感」があります。



今自分が何を食べたい気分なのか、

 

そんなことは考えても分かりませんが、

 

体を感じてみれば一発で分かります。

 

(疲れている時は感覚が

鈍くなるので分かりにくくなります)
 

 

 
「思考の世界」を抜け出し、

 

「感覚の世界」に入っていくと、

 

さまざまなことに「気がつき」、

 

いろんなことが「分かる」ようになっていきます。
 
 

 


前置きが超長くなったんですが、笑

 

 

(まさかの

ここまでが

前置き!!

 

カッコの文字

でかすぎ!!)

 

 

 

この「思考の世界」から

 

「感覚の世界」にシフトし、

 

覚醒が起き始めたときに

 

現れやすいサインをいくつか挙げておきます。



1、やたら眠くなる
 


「感覚優位になる」ということは、

 

「体がゆるむ」ということであり、

 

全身の力が抜けていく、ということです。


現代人は基本、思考によって

 

自分に鞭打って動きすぎ&

 

義務感によって自分を律しすぎ

 

(緊張状態)なので、

 

実は休息を必要としている人が

 

ほとんどなのです。



感覚が開いていくと、

 

これまでの疲れを抜いたり

 

思考のノイズをクリアにするために

 

やたら眠くなったり、連日

 

今まで以上に寝てしまったり

 

することがあります。


現在の脳科学では睡眠中に

 

脳で記憶や情報が整理されていることが

 

分かっていますが、

 

 

「思考→感覚」へのシフトはOSが

 

丸ごと変わっていくようなものなので、

 

睡眠中の調整も多く入ります。
 
 

 
2、夢を見る(普段あんまり見ないのに)


これは1の続きですが、

 

睡眠中に記憶や情報の整理、

 

OSのアップデートが入っている都合で

 

夢を見やすくなります。


これまで封印してきた感情、

 

見て見ぬ振りをしてきた本音、

 

昔は感じ取っていたこと、

 

とはいえ大人の自分が

「こうせねば」とせめぎ合う葛藤、

 

 

こうした様々な思考や感情が一気に開き、

 

ごちゃ混ぜになりながら

 

アップデートされているので、

 

割と大変な夢を見ることも多いようです。
 
 
 

3、これまでできていたことができなくなっていく
 


これまでは意思の力や

 

自分を律する力によって

 

こなせていたタスクが、

 

 

例えば、これは人によって全く違いますが、

 

苦手な家事ができなくなったり、

 

本当はやりたくないけど

 

必要だからやっていた仕事が

 

できなくなっていったりします。


これは「感覚」が開くことによって、

 

自らの快不快に敏感になり、

 

さらに体がリラックスしてゆるむことによって、

 

 

「本当はやりたくないこと」を

 

もう頑張れなくなってきている状態なのです。



「できなくなっていく」というのは

 

能力的な意味ではなく、

 

モチベーション的な意味で、

 

「頑張ればできるはずなのに、

 

もう頑張れない……」という状態です。



一時的にはすごく不安になったり、

 

ポンコツになってしまったように

 

感じるのですが、笑、

 

 

これは祝福で、

 

「自分にとって必要ない役割」

 

が手放させられる流れが始まっており、

 

「自分にしかできない喜びの行動」

 

だけが残っていく流れなのです。
 
 

 
4、これまで付き合えた人と感覚が合わなくなっていく
 


これは3の人間関係バージョンです。笑


自分にどんどん嘘がつけなくなっていって、

 

興味のない人に合わせることが

 

できなくなっていきます。爆
 

 
 
5、体調を崩す、デトックスが起きる


これは本当によくあるパターンで、

 

意識のシフトは気付きによって

 

一瞬で起きますが、

 

これまでの人生の積み重ね、

 

思考や感情の積み重ねによって

 

体に溜まっていた毒素は

 

(物質的なものも、エネルギー的なものも)

 

物理的に排毒するしかありません。



一番ポピュラーなのは

 

「高熱が出る」ということ。

 

 

熱によって不必要になった毒素を

 

排毒&解毒していきます。

 

 

こういうときはたくさん水を飲んで

 

ひたすら寝ると排毒が早く進み、

 

アップデートもスムーズに進みます。


その他の症状は持っている

 

個人個人のテーマによって変わります。

 

 

言いたいことを言う、なら咳や喉、

 

女性性や安心ならお腹、

 

他人の目や見られ方なら皮膚など、

 

その人が長年の思考パターン、

 

感情パターンによって

 

溜めてきたものによって

 

現れるデトックス反応は変わります。
 


 
6、幼少期の感情的な傷が刺激される
 


いわゆる「インナーチャイルド」と呼ばれる、

 

幼少期に満たされなかった

 

感情が湧いてきて、

 

 

その感情を誘発させるような出来事

 

(リリースの機会)がやってきます。

 

例えば、


「ちゃんとしない人を見るとイライラする」
 

「他人を見て孤独感を感じる」
 

「感情的な人を見て心を閉ざしたくなる」
 

「楽しそうにしている人を見ると羨ましくなる」


などなど、これこそ多岐にわたる

 

バリエーションがあるのですが、

 

感覚優位になって感覚が開いてくると、

 

自らの感情も繊細にキャッチしていくようになり、

 

外側の現実を通して内側にある

 

 

「未消化の感情(満たされなかった感情)」

 

 

が強く刺激されていきます。



これはその出来事を通して、

 

自分の中にある気持ちを

 

繊細にすくい取りにいくと、

 

感情が消化され、全く同じことが

 

起きても感情が動かなくなっていきます。


つまりイライラしたり

 

羨ましくなったり感情が動く出来事は、

 

相手のせいでも何でもなく、

 

自分の内にある

 

未消化の感情に気づくために、

 

自らが創り出している出来事なのです。
 
 


7、時間感覚がバグる。笑
 


これも本当によくあります。笑


時間を認識しているのは「思考」であり、

 

感覚優位になっていくと、

 

時間感覚が伸び縮みするようになり、

 

 

たった1日なのに2週間くらいの

 

時間がたったような気がしたり、

 

1ヶ月間という長い時間だったはずなのに

 

一瞬で過ぎてしまったように感じたりします。


あとは、感覚は「今ここ」しか

 

捉えられないので、

 

(今ここにない音や匂いは

キャッチできないですよね)

 

毎瞬毎瞬に集中するようになっていき、

 

スケジュールが頭から抜け落ちます。爆



僕ももともとめっちゃ

 

左脳タイプで段取りをしていたのに、

 

今は翌日の予定がいつも分かりません。笑笑
 

 

前日に翌日の予定を確認して寝るのですが、


「明日からリトリートじゃん!!」
 

「明日は講座じゃん!!」


ってなることがしょっちゅうです。笑

 

 


しかも、前日に確認したのに

 

朝起きるともうスケジュールを忘れていて、

 

朝起きてまたスマホを見て、


「今日からリトリートじゃん!!!!」
 

「今日は講座じゃん!!!!」
 

 
ってなることもしばしばです。爆
 


8、頭痛が起きる

 


体が緩んでいくと筋肉が弛緩し、

 

楽になっていくのですが、

 

これまでの長年の思考パターンが、
 

 

「いや!とは言え〇〇しなければならない!!」
 

「でも仕事は〇〇するしかない!!」
 

 

などと、もう一度強く思考によって

 

自分を律しようとすると、

 

緩んだ体(特に頭)を

 

再度、強く締め付けることになるので

 

(実際に頭蓋骨が締め付けます)

 

頭痛となって現れやすくなります。
 

 

この頭痛は、

 

これまでの思考パターンを手放し、

 

「感覚」を尊重していくと、

 

徐々におさまっていきます。
 

 

 

9、無価値感を感じる

 

 

感覚優位になっていくと、

 

これまで「しなければいけない」と

 

思っていたさまざまな思考を

 

手放していくので、

 

本人としての感覚は、

 

 

「やらなければいけないことができていない」

 

「こんなに何もしていなくて私には何もない」

 

 

といった無価値感を

 

感じやすくなります。

 

 

これはこれまでは「Do」つまり、

 

「行動」「やっていること」に

 

価値があると考えていて、

 

 

やるべきことをしっかりと

 

やっているからこそ自分自身には

 

価値があり、役に立つことができ、

 

存在してもいい、と信じていたからです。

 

 

 

これが感覚優位になっていくと、

 

 

「何をしてもしなくても存在そのものに価値がある」

 

「行動関係なく、私はここにいていい」

 

 

という「存在そのもの」に

 

価値を受け取れるようになっていきます。

 

 

この移行期にはどうしても古い価値観が頭によぎり、

 

無価値感が出てきやすいのです。

 

 

 

 

他にもいろいろあるような気がしますが、

 

思いつくままに書いてみました。^^

 

 

 

 

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