(続き)
※キノコを食べるのは自己責任!ワタシは責任取れません。
場所を変えても晴天。.
梅雨どこ行った。
うろうろすると時々露頭もある。
すっごいありそうなのに何もない(´;ω;`)。
石英はあるんだけどなぁ…。
まぁ、リーダーはキノコメイン、というので、露頭は冷やかす程度。
こういうところにあるのは…。
マツオウジ。
松の倒木を探すとあっちこっち。
小さいのはマツオウジのちっちゃいやつと教えてもらった。
お、これ食べれるんじゃないかな、イグチの仲間っぽい!
「ヌメリイグチだな。」
お、これはいけるやつか、思った通りイグチだぞ。
「食べれるけど、弱毒。おなか壊す人もいる。」
ダメじゃん…。
前回見たギンリョウソウ。
種ができかけてる。
真ん中黒っぽくなった。
とろけかけキクラゲ。
キノコの旬は短い…。
「あ、あそこ!」
どこ?
「あれ、あれ!」
どこよ…。
「ココだよ…。まだ目がだめだね。」
リーダーが斜面を駆け上がっていく。
そして指さす。
「これが見えんとは…。」
…見えるかぁ!
「これはムラサキフウセンタケ。」
毒は?
「ないけどおいしくない。」
そうか…じゃぁ戻って来い!
すたすた歩く。
これは?
「チャワンタケ…ウラスジチャワンタケ?…自信がないけど。」
いっぱいあるよ。
「すごいなぁ。」
その反応は…毒だな。
「yes。弱毒。」
これもだめか。
あっちこっちにヘビイチゴもあるでよ。
どの種類かはわからないけど。
見た目は小ぶりなイチゴ。
おいしそうに見えるけど…口に放り込んでも味がない( ゚д゚)。
甘くない、酸味ない、歯ごたえもない。
小さいし、ジャムにしても酸味もないからダメだろうなぁ。
市販のイチゴで満たされるほうがいい。
おいしそうに見える分がっかり。
リーダーがふと。
「自分ちの山に行ってみましょ。」
え、リーダー山持ってんの?
「うん。キノコ生えるよ。クワガタも取れる…コクワばっかだけど。」
へー、行ってみよう。
「決まり。ホレ、乗り込め、行くぞ。」
途中リーダーがガイドをしてくれる。
「あっちは自分が通ってた小学校、今は廃校。」
ほー。
「あそこはうちの田んぼ、去年となりの山が崩れて土砂が入って使えなくなった。」
ほー…。
「あっちのほうに自分が通ってた中学校があるけど、もうじき統合されて無くなるとか。」
…。
田舎特有のさびれていく話。
「ついたよ。」
空地やね。
「ココは自分が通ってた保育園の跡地、自分の次の代でなくなったんよな。」
…。
石碑のみがさみしく佇む空地。
ホンマや、跡地って書いてある…。
ま、気を取り直して散策じゃー。
…山って、ほんとに山なのね。
道なき道を歩く。
ベニタケいっぱいある。
…ということは。
ギンリョウソウもいっぱい( ´艸`)。
種が出かかってる。
あっちにもこっちにもギンリョウソウ。
で、これってこんなあっちこっち生える植物だったっけ?
だいぶ成長しているからあれだけど、全身真っ白半透明の成長期に見るとすごくキレイ。
でもこんなに生えていると逆に生命力に驚かされる。
ときどきちょろっとあるからいいのよね。
コクワの木にはコクワが一匹隠れていった。
もう枯れそうだけど、いい木だった( ´艸`)。
夜中にくると取れそう…だが危険。
ヌメリイグチやアミタケはポロポロ。
ときどきキノコ狩りにヨソモノがやってくるらしい。
リーダー家所有の山だが、特に手入れもしていないからあんまり気にしてないらしいけど。
松茸山が近くにあるらしいので、秋は気を使うとか。
マツタケくれ。
「うちは生えん。」
うちの実家の山も松の手入れしなくなってマツタケ生えなくなったんだよなあ。
「手入れが大変なんよな…。」
割に合わんもんなぁ、うちの山ももうだいぶ荒れてるわ。
出身地はちょい違うケド、田舎の民同士の会話。
そういえば水晶の話もおっちゃん達にはよく聞く。
昔でっかいのをどこどこでひろったわ。
だが、その情報があいまいなのよ(´;ω;`)。
どこやねん。
そして現物もない…。
田舎あるある。
「来週は仕事なんだよなぁ。」
ほな中止かな。
「いや、一日あるから同じコースで。」
…キノコ狩りと水晶探しin洞窟?
「ほかに同じコースがある?」
いえ、どこまでもついて行きます!
「洞窟なぁ…ざるとバケツで洗ってみるかぁ…それか土嚢袋?」
なんか砂金採りみたいやな。
「いろいろやってみっか。」
誰かのガマ開けあと、残り物には福があるのかチャレンジ、開催予定(仮)!