(続き)
今日はココまで。
なんとなく洞窟内をマッピングして頭の中が整理された。
とはいえ、やはり簡単には見つけさせてくれない。
奥が深いのか、腕が足りないのか、水晶探し。
ばしゃばしゃばしゃ。
外へ出る。
リーダーと泥だらけの顔を見合わせ、ため息一つ。
道具をしまい、ライトを消して、お外で胸いっぱいきれいな空気を吸い込む。
ふぅーーーーー。
やっぱり外はいい。
ふと足元を見ると。
( ,,`・ω・´)ンンン?
あれに見えるは。
ばああああん。
🐸どやった?水晶あったか?
背中で語るヒキガエル。
でか。
アズマかニホンかは確か鼓膜の位置。
アズマって言うくらいだから関東の方限定のヒキガエルかと思いきや関西にもいる。
分布被ってたはず。
あなたはどちら?
…どれどr…
「どいて!」
リーダーが私を押しのけてカエル目線で地面に突っ伏して写真を撮る。
バシャシャシャシャシャシャシャシャ…。
「あ、やべ、20連射。」
何やってん( ̄▽ ̄;)。
リーダーよ、どけい!
さ、どれどれ。
( ,,`・ω・´)ンンン?
わからんな、もう少し近くまで…
🐸同定はさせへんでー。ほななー。
あーーー…待って…。
そっちは坂。
下へ消えていく。
ザッシュ、ザッシュ…ザシャシャシャシャー。
🐸あーーーー…。
アレ?あいつ滑ってった( ̄▽ ̄;)?
覗き込んでももういない。
どっちだったんだろうか、あのヒキガエル。
あと、恋の季節は終わってると思うんだ。
のんびりしよったんかな。
そして今日もいっぱいいた。
🐍洞窟はどやった?ええのあったか?
うお、アオダイショウ!?
って思ってたけどちょい待て…。
今日も10匹近く見た。
アオダイショウって、こんないる?
ほなまず写真撮るよー。
視線ちょうだい、こっち向いてー。
🐍いや、ちょっと撮影は事務所を通して…。
いやいや待って。
一枚だけ!
尻尾をむんず。
🐍いやー。
おら、リーダー、チャンスや。
パシャ。
うむ、キリッとしてる。
目の上は角ばって、ヒサシになってる。
君の名は…?
ナミヘビ、もとい、シマヘビさんか!
いつも見るのと色は違う、でもこの辺は黒の個体が多いのだ!
黒化型や!
カラスヘビって言われることもあるやつ。
シマヘビは目が赤っぽいのが多いけど、黒化型は目も黒っぽい。
だからパッと見アオダイショウっぽく見える。
でも違うのよね。
こういうのが地域個体群でときどきいると聞く。
なるほど、ここはそういう地域なんじゃないか?
珍しいんかな?
しかし、ヘビは意外とかわいい。
だが飼うとなると臭い。
なので遠目で見て写真で満足しよう( ̄▽ ̄;)。
🐍訴えてやるぅぅぅ。
がささささ。
お帰りが、はや。
カメやヘビはのんびりしているようで、野生のものは意外と動きは俊敏。
飼ってると野生を失う。
昔うちで飼ってたクサガメの大好物はアメリカンチェリーだった…なぜ。
そういえば「亀は意外と速く泳ぐ」っていうタイトルの映画もあったな。
内容はタイトルとは関係なかったけど( ̄▽ ̄;)。
いろいろ生き物もいっぱい。
昔々、陸の孤島の様な実家生活ではいろんなもの見たなぁ。
人ごみに流されて変わってしもうたんじゃのぅ...( = =) 。
でも、生き物は今見てもテンションが上がる。
今日も良い出会いをありがとう。
さ、家に帰って、一応ゲットしてきた水晶だ!
3つ。
写真では曇ってるけど、半透明、と自分に言い聞かせる。
煙水晶。
一番大きいの。
3cmくらい。
うーん。
がっさがさ。
一応誰かの食べ残しガマの最後の粘土から出したけど…。
ヘンな形。
小さな頭が複数。
うーん…(゜-゜)。
ちっこいの。
インクルージョンあり。
…(゜-゜)。
悪くない。
一応水晶?はゲットした。
でもなんとなく納得いかない。
誰かの食べ残しを頂いただけ。
安全第一ではあるけど、もう少し探険しよう。
新発見してないってことは、まだまだ探検が足りてないんだろう。
…と思いながらわくわくがまだ止まらない( ´艸`)。
また行くぞ探すぞ!