諸事情あって、初めて蛍石を採集した鉱山跡の近くをたまたま通りかかりました。
もともとここへ行こうとしていたわけではないので、採集道具もほぼない状態でしたが、ちょっと寄ってみました。
様子見…。
…そう、これは裏切りではない、たまたまなの。
たまたま近くを通りがかっただけ。
たまたまそんなときにここに吸い込まれただけ…。
そう自分に言い聞かせる。
お仲間の「ズリ禁止…!」の声が耳の奥でこだまする…。
だがせっかくここまできたので、様子だけ見てくることに。
しかしなんと今回はお宝(?)を発見したのです!
ハイ、山の中。
一人だし、あちこちに野生動物対策の罠が張ってあるしで、事故だけは気を付けよう…。
括り罠踏んだら怒られるでは済まない…。
きょろきょろ目印タグを探しつつ歩く。
ルール通りならタグがないところには罠はない(はず)。
なんかやらかして猟友会から叱られるのも困るし、地元の方と変にもめたくない。
まぁ、道のど真ん中に罠はないでしょ…。
本当に合間の時間なので、タイムアタック感覚で寄り道せず鉱山跡を目指す。
スギの間伐材が転がる。
周囲がやけに開けてる。
ちゃんと手入れされてるんですよね。
粗大ごみが点々と捨てられてますけど…。
栗の間伐材もたくさんまとめて落ちてる。
イガグリもあるし、中身も入ってる。
シーズンオフだけど、秋には栗拾いもいいのかな。
でもココは銅鉱山の跡(たぶん)なので、やめとこう…。
栗は鉱山跡ではよく見かけます。
鉱山では栗の木は丈夫だし、育つのも早いのでよく使われてたらしい。
桃栗3年柿8年。
なので、鉱山跡には不自然に栗が生えている説を信じています( ̄▽ ̄;)。
ここも昔は植えてたのかな?
この間伐材、持って帰ってシイタケの榾木にしたらモコモコ生えてくるんよなぁ…。
これはいい!
でも今日は持って帰れないのでパス。
…そう、今回発見したお宝はこれじゃない。
こんなもんじゃなかった…!
分かれ道で、左に行くとお目当ての場所方面。
ちょっと手前の左にも間伐材が積んであるねぇ…。
ん?
んんん?
んんんんん?
エ〇雑誌の山発見!
漢(おとこ)の財宝である!
…待て待て、誰よ…こんなとこに捨てたの…?
このご時世に〇ロ本捨ててるて…。
とりあえずカメラを構えてパシャリ(アホかというお叱りは受け付けません)。
ちらりと見える日付。
91'
「91'」??
今は2021年ですね…って、30年前!?
もっと古そうなものもありそうだぞ!
これ、昭和後期から平成初期のエ〇本や!
すげー!おたから(?)や!
確かに表紙のお姉ちゃんの髪形やお化粧に時代を感じる…
今このモデルさんたちは還暦くらいか…。
熟女っていう文字も見えたけど、だとしたら今はばあちゃんですな( ̄▽ ̄;)。
今だったらみんな熟女や。
しかし、時代ですなぁ( = =)。
そのころはまだ自分もちっちゃかった…(あ、年バレる)。
…期待された方がいらっしゃったらごめんなさい( ̄▽ ̄;)。
なんだか濡れてそうだったし、触るのはちょっと…と躊躇してしまいましたので、中身はわからないです。
でも、お姉ちゃんが◎◎ほうりだしてるページが見えてるのもあったので、間違いなくそうでしょね。
お宝の詳細画像はございませんm(_ _)m。
あっても、載せたらブログ強制閉鎖だ、BAN!とかになったりして…。
…ネタ切れ寸前でも、それはまだ望むところではない( ̄▽ ̄;)。
その後てくてく山道を歩いて、少し散策して戻る(メインの話はまた明日)。
戻ってくると…。
ああ、あるある、まぁ当たり前だけど。
目線が行ってしまうのはなぜ…。
ん?
…。
んーーー。
んんんんん!?
行きと状態が変わってる。
たった一時間弱の間に動いてる…。
風も吹いてないし、野生動物の仕業でもない。
ってことは、人の仕業…か?
誰とも会いませんでしたが、なんだか人の気配を感じる…!
そしてこれに興味を持ってしまった人が、この人里ちょっと離れた山道の中のどこかに( ̄▽ ̄;)。
こんなもののんびり見てて、自分のせいにされたらたまらないし、
「あンた、背中が煤けてるぜ…。」とか「やらないか?」とか、言われても困る( ̄▽ ̄;)。
…助けも呼べない。
いつもなら山の中のゴミ拾いも多少はするので、持って帰って捨てたろうかとも思いましたが、量が量。
少なければゴミはゴミ袋に詰めて、持って帰って捨てるところですが…。
ふと思う。
古いものだから価値あったのかな?
持って帰ったら売れたとか?
30年前の雑誌?とか、探している人がいたりプレミアついてたり?
こういうものでも、ずーっととってたら価値が出るのかなぁ?
…だが、よくわからんし、現状での自分の中での判断は「ゴミ」。
調べる気にもならんし、そもそもいらん。
家に持って帰るのは当然NG。
しかしずいぶん久々に見た、道端に捨てられたエ〇本。
願わくば、欲しいと思う人の手に渡ってもらいたい。
捨てた人よ、ちゃんと処分してくれ。
明らかに故意、山にゴミ捨てんな(# ゚Д゚)!
あなたにとってはお宝かもしれんが、ゴミですぞ!
…と、興味ない人にはまさに路傍の石扱いされるものを集めて帰る私の独り言。