「釣った魚にえさはやらない!」
昔の私は、そんなことを平気で言っていました。
でも今なら、その一言の裏にあった“見落とし”が、はっきりわかります。

 

夫たちよ、あなたの妻は少なくとも週に一度はデートに誘いなさい。
何も高価で高級な店に連れて行く必要はない。
それでも、お互いに少しだけドレスアップをし、
邪魔の入らない場所を選びなさい。

         ラルフ・L・バイロン(医学博士)

「釣った魚にえさはやらない!」
──昔の私は、そんなことを言っていた気がします。

 

子どもが生まれる前は、どうだったでしょう。
思い返してみると、たしかにデートらしきものをしていたような……。

 

けれど、子どもが生まれてからは、
妻が一人になれる時間を月に一度つくるのがやっとだった気がします。

 

子どもが成長すると、今度は
「お金がない」「時間がない」という理由が前に出てくる。

 

でも本当は、
お金や時間の余裕より、心の余裕のほうが問題だった
──今なら、そう思います。

 

当時の私は、単身生活が長く、
どこかで「自分のペース」が当たり前になっていました。

 

それでも、
妻のほうが、よほど私のことを気遣ってくれていたのです。

 


 

今日のお題も、
豊かな人間関係を築く47のステップ
グレン・ヴァン・エカレンの一節からです。

 

ある産科医が、友人の内科医にこう頼みました。
「妻が最近お腹の調子が悪くて……。
 今日の午後は特にひどいんだ。
 自分の妻は診たくないから、代わりに診てもらえないだろうか」

 

診察してみると、
なんと彼女は妊娠5か月でした。

 

その産科医は、
他の患者の診察に追われ、
自分の妻の変化に気づいていなかったのです。

 

「結婚の悲劇は、
結婚した瞬間に“求愛”をやめてしまうことだ」
──そんな言葉もあります。

 

結婚生活が長くなるほど、
配偶者の存在は、いつの間にか
空気のように“当たり前”になってしまう。

 

グレン・ヴァン・エカレンは言います。
「さあ、今すぐ次のデートの段取りを決めましょう」と。

 

そして、
「相手を本当に大切に思っているかどうかは、
 少し驚かせるような予定を立てられるかでわかる」と。

 

「釣った魚にえさはやらない!」
──そんなことを言っていないで、
自分自身がワクワクすることを考えてみる。

 

ちょっとした気遣い、
ほんの少しの思いやりが、
あなたの大切な人を、静かに笑顔にします。

 

この気づきを、少しだけ自分の人生にも向けてみたい方へ──
※静かに立ち止まる時間について、こちらに置いてあります。
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