前回ばあばのイビキの話を書きましたが、今回はまた違った体験のお話です。
斎場での通夜が終わり、私とたあくん・姉・大阪の従姉妹・東京の従兄弟が線香番で斎場に泊まりました。
たあくんは用意された部屋でぐっすり寝てくれたので、大人たちは思い出話に花を咲かせて明け方まで起きてました。
4時過ぎに少し仮眠をとろうという話になり、私はたあくんの寝ている部屋へ。
まだインフルエンザ保菌者だったのでみんなとは違う部屋を(勝手に・笑)使わせて貰ってたの。
横になっても精神的に興奮しているのか一向に眠たくならず。
たあくんの横でボーっと天井を見つめてた時、それは聞こえてきました。
誰かが祭壇のある部屋で話をしてるんです。
内容まではっきり聞き取れなかったんだけど、複数の男性の声で1人が少し強い口調で話しているのがわかりました。
時間も朝5時位だし、斎場の前を通っている人たちかな?とも思ったんだけど、その日は夜中に雨がみぞれに変わって車もそんなに走ってなかったんです。
ウトウトして夢でも見てるのかな?とも思ったけど、祭壇がある部屋には従兄弟が寝ていて従兄弟のイビキもしっかり聞こえます。
なんだろうと思っているうちに6時になり、みんなが起き始めたら聞こえなくなったんだけど、それを葬儀が終わってから話したら、
「叔父ちゃん(私の父)たちが迎えに来てたんちゃうか?」
と、従姉妹に言われて何となく納得できました。
あの口調の荒い話し方は父の話し方だと。
きっと早く自分の方に来てしまった母に苦情を言ってる父を叔父たちがなだめてたんじゃない?と大笑いになったんだけどね( ´艸`)
その声はその後、我が家でも聞こえました。
母のイビキとセットで聞こえるので、きっと修行に疲れて寝に帰ってきた母をブーブー言いながら迎えに来ているんでしょうね(笑)
果たして本当にそうなのかは分からないけど、そんな事を想像したら何となく気持ちが和みます
こちらはイビキが聞こえないと聞こえてはこないので2回しか聞きませんでしたが、しっかり母を先導してほしいと思います。