ふと、写真を見ていて、コロナ当時のことを思い出した。

あの頃、中国へ行くのも、一苦労だった。

 

コロナが発生した当時も中国に居て、戻ってきたが、次に入るのが大変だった。

 

まず、ビザが取れなくなった。

 

2022にビザが取れるようになって、やっと、行けるようになった。

 

しかし、その頃は、ゼロコロナを続けており、入るためには、

隔離施設で1週間、そして、自宅で3日間の計10日間隔離されないと、

外には出れなかった。

 

当然、自宅のない場合は、隔離施設で、10日間を過ごすことになる。

 

我々の場合、日本人向けの、良いホテルに泊まることができたの、部屋から一歩も出れないが、

まだ、マシだった。

 

凄いことに、スマホで、ルームサービスを頼めた。

頼んだら、すぐ来るのではなく、何回かある巡回の際に持ってきてくれる。

それで、届いたコーラがこれ。

 

 

ご飯も、日本人好みの味付けになっている。

和食か、中華を事前に選択して、スマホで予約する感じ。

 

ちゃんとした、日本の味である。

 

 

ちょっと、問題は、隔離ホテルは上等だが、全室満員で人が入っており、みんなネットワークを使う。

本当は、VODのテレビで、映画や色々見えたはずだが、あまりにも人が多いので、ネット速度が遅すぎて、

ほとんど、見えんかった。

更に、ネットも、ホテルのWifiは使える速度ではなく、持って行ったWifiルータに頼らないと、会議もできない有様だった。

 

10日間の隔離期間を、ここで缶詰になり、やっと、街の中に出れるようになる。

 

スマホに、専用のアプリを入れて、それで、PCR検査を受けて、記録を管理したり、

公共の場所に入る際の、PCR検査履歴を表示したりと、スマホが無いと何もできない生活だった。

ただし、そのスマホは、中国の電話番号を持ったもので無いといけないので、自分のスマホと言うわけでは無い。

もちろん、中国のネットなので、GoogleやLINEが使えるわけでもない。

これを出してPCR検査を受ける、半日程度で、結果が閲覧できるようになる。

 

この中国行で知ったのが、中国のネット(電話)は、めちゃくちゃ早い。

自分の持って行ったスマホが20Mbps程度なのに、安いスマホでも、5Gで、500Mbps出る位早い。

 

これは、ちょっと、どこか(例えばスーパー)に入る時、入口で、24時間以内のPCR検査結果を見せる必要があるが、

その表示をするために、自分のスマホでは、数分かかってやっと表示するのに、

中国のスマホでは、10秒くらいで、表示して、それをガードマンが確認して、サクッと中に入っていく。

この時位、ネットの速度の差を思い知ったことはなかった。

 

この時期は、毎日、PCR検査を受けていた記憶がある。

 

今では、懐かしい記憶である。