先日の旅行の帰り、船を降りたところで見た夕日。

 

思わず、きれいなので、写真に撮ってみた。

でも、あの鮮やかな夕日、特に、海と空との色合いのグラデーションが取り切れていない。

 

神戸の夕日

 

元々、海は、汐臭いから、そんなに好きではない。

 

しかし、「のんびり」を突き詰めていくと、水平線に沈む夕日というのは、

凄くポイントが高い。

 

海の見える、それも水平線の見える家に住んで、大きな窓が有って、

そこからの夕日を、一日の終わりに眺めるというのも、良いなと思ってしまう。

 

石垣島の夕日

 

何も考えんで、そんなところに、別荘を維持できるような、大金持ちは、幸せかなと思ってしまう。

 

実際、沖縄とか石垣に住んだら、年の半分くらいは、天気、特に台風の心配をしてないといけない。

当然、海に面しているから、塩害対策もしないと、あっという間に、家も、家電、車も、やられてしまう。

 

これは、東北でも同じ。

東北では、同じように、夏の樹木の感じ、「あおもり」という字がぴったり来る。

樹々が、萌えるという感じがなんとも言えない。

かつ、そこまでねっとりして暑いわけではない、最高のシーズン。

しかし、冬の、雪掻きなどを考えると、唸ってっしまうくらい、しんどい。

5年くらい、滞在していたが、冬に朝起きて、自分の歩く道を確保したり、車を雪の中から掘り起こしたり、

とても大変だった(これでも、屋根の雪掻きはしていないので、そこまですると、言葉では言い表せない位だ。)

 

つまり、どこの地域でも、良いところはある、しかし、ずっと住むということは、大変な部分も、

背負って行かないとすめないということ。

 

良いところであっても、なかなか、移住しようとか言うことにはならない。

 

現在のように、良い時期に、「のんびり」を楽しむ。

これが肝要だと思う。