40年前のヨーロッパ旅行。
 
1) スマホなんか無い、もちろんネットなんか無い。
2) 当然、国際電話を用いての予約なんかしない、つまり、宿はほとんど当日調達。
3) ライドシェアなどという便利なもんも無い。
 
こんな時代、でも、学生時代の旅行で、海外にバックパックで行くのは結構流行っていた。
ちょうど沢木幸太郎の「深夜特急」の時代の話。
 

 

この話、自分も好きで、全部で6巻、若いころに読みました。

特に、シンガポールのあたりで、自分もシンガポール出張などで思い起こす。

イスタンブールにも行ってみたい気がする。
 
自分も、初めての一人旅は、ヨーロッパだった。
めちゃくちゃ荷物を持っていたのを覚えている。(今では考えられない・・・。)
 
初めての旅行には、そのころからはやり始めた、「地球の歩き方」に頼った。
最初の本は、分解して持ち運んだの、既に無い。
何度か買っているけど、記念に残しておいたら良かったと思う。
 
毎日の記録はつけていた。
でも、入出金簿と何を食べたか+αの情報しかない。
 

 

3/4  伊丹ー金浦空港(大韓航空)

   金浦ーアンカレッジ

   アンカレッジ-パリ(CDG)3/5早朝着

 

ユーレイルパス(2等)1か月を利用

フランス、スイス、イタリア、スペインを回った。

 

4/4  パリ(CDG)ーアンカレッジ

  アンカレッジ-金浦

  金浦-伊丹(大韓航空) 4/5着

  

あの頃は、高くても5000円、普通2000円で泊まれた。

 

結局、旅と言っても、観光地で観光がメインではなく、一日の半分くらいは、宿探しだったような気がする。

でも、バスに乗って、地下鉄に乗って、歩き方に載っているホテルを探す、そして、泊まる。

その過程を楽しむような旅である。

 

美術館とか、ポイントを抑えた観光はした。

 

・レマン湖

・シオン城

・ユングフラウ

・モンブラン

・マッターホルン

・ミラノ(大聖堂)

・ベニス

・ローマ(サンピエトロ寺院、バチカン市国、真実の口、スペイン広場)

・フィレンツェ(ドゥーモ)

・ピサ(斜塔)

・ニース(マティス美術館、シャガール美術館)

・マルセイユ

・バルセロナ(サグラダファミリア、グエル公園、カサミラ)

・マドリッド(ゲルニカの美術館)

・トレド

・トゥールズ(ランジェ、ユッセ、シノン、ユッセ、アゼールリド、シュノンソー、アンボワーズ)

・パリ(ルーブル美術館、オルセー美術館、ノートルダム、ポンピドーセンター、ピカソ美術館、サクレクール寺院、ベルサイユ、エッフェル塔、凱旋門)

 

2週間位、パリ近郊でブラブラしていた。

その時、フランスの映画も見た、文芸作品だったはずだが、日本との違いを感じた。(ノーカットだった。)

 

もう少し、この記録を解析していきたいと思う。