久しぶりの昔話
いよいよ、イタリアを出る。
フィレンツェ→ジェノバ→モンテカルロ→ニース
ここでも、自分の記憶が間違えていたことを思い知らされた、自分ではモナコに行ったとばかり思っていた。
しかし、記録を見ると、モンテカルロである。
違った国?
いえいえ、モンテカルロは、モナコの一地区の名前であった(良かった・・)。
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たしか、こんな感じの入口だった。
ちゃんとカジノにも入れるように、ブレザーを着ていた。
でも、モンテカルロでカジノに入った記録がない。
たぶん、根性なしなんで、入口を越えることができなかったのであろう・・・。
(カジノに入ったのは、ラスベガスのホテルが初めてとなる。でも、あとは、シンガポール、マカオなどでは入っている。)
あるいは、ここでも同行者を見つけたようで、そのために、カジノには行かなかったのかもしれない。
この区間では、同じ座席に座ったイタリアンのカップルが居て、色々話していた。
すると、話が進んでいくうちに、彼らは、警察だとか言い出した。
冗談でしょう、という話の中で、彼らが、上着の内側に持っていたピストルを見せてくれた。
しかし、海外は物騒というのを実感した。
でも、せっかく、カップルを装って、覆面警官しているなら、観光客の日本人に正体を明かしちゃあかんわな。
ここからがハードな旅程だった。
3/17 フィレンツェ(09:00発)→モンテカルロ→ニース泊
3/18 ニース(14:45発)→マルセイユ(22:30発)→ニーム(02:25発)→スペイン国境(ポートボゥー) 車中泊
3/19 スペイン国境(ポートボゥー:07:00発)→バルセロナ(23:05発)→車中泊
3/20 →(08:55着)マドリッド泊
つまり、ニースで泊まって、昼は観光、夜は夜行列車(たぶん、寝台車ではなかった、クシェットだったと思う。3回のクシェットで、615/1110/790ペセタ、計3000円)
記憶では、スペインとフランスでは、レールの幅が違うので、なんか作業をしていたと思う。
何を載せ替えたんやろ、もしかして、列車の下部を取り換えたんやろか・・・。)
軌間可変という言葉がWikiにはある。
今回の世界一周で、目玉だと思っている、バルセロナ、ニース観光を、夜行列車の合間の昼間観光で済ませている。
ニースでは、シャガール美術館、マチス美術館は行っている。
バルセロナでも、サグラダファミリア、グエル公園、集合住宅に行っている。
シャガール美術館の入場料が8FF=200円!
今は、10ユーロ=3000円
マチス美術館は値段が書いていないので、タダだったのではないかと思う(あるいは書き忘れ?)。
ニースでは、荷物を軽くするため、フランスの次の目的地になる、Toursへ、チッキという駅間の荷物配送システムを使って、バックパックを丸ごと送っている。(31FF=800円)
(この段階でも、もう一つ、リックサックを持っているみたいである・・・。)
今の値段との差に驚く。
日本の物価はそんなに上がっていないが、ヨーロッパの物価は10倍になっているイメージや。
あの頃、ヨーロッパを回っていてよかったと思う。