一つは、一眼レフ用のEF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM
一つは、ミラーレス用のEF-M11-22mm F4-5.6 IS STM
一眼レフもミラーレスも持ってる者としては、どちらを選ぶかはけっこう悩ましい問題。
自分は結局一眼レフ用のEF-S10-18mmを選んだけど、購入時なかなか悩んだから比較を挙げておく。
【追記】
結局その後、EF-M11-22mmも買ってしまった。
→ Canon - EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM
【追記おわり】
1. 大きさ・重さ・機能などの比較
相対的なものでしかないけどメリット・デメリットも書いてみる。
(スマホからの閲覧の場合は画面横向きの方が見やすいかな)
EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM | EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM | |
最大径×長さ | φ74.6mm × 72mm | φ60.9 × 58.2mm(レンズ収納時) |
重さ | 240 g | 220 g |
フィルター径 | 67mm | 55mm |
最短撮影距離 | 0.22m | 0.15m |
最大撮影倍率 | 0.15倍 | 0.3倍 |
手ブレ補正効果 | 4段分 | 3段分 (動画で有効なダイナミックISあり) |
レンズ構成 | 11群 14枚 | 9群 12枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 | 7枚 |
最小絞り | 22~29 | 22-32 |
メリット | ・広角側が1mm短い(より広角に強い) ・アダプタ併用でミラーレスでも使える ・手ぶれ補正がより効く ・AFと手ぶれ補正の物理的ボタンがある ・実売価格が少し安い | ・小さい、少し軽い ・望遠側が4mm長い(より望遠に強い) ・描写性能が良いみたい ・最大撮影倍率が高い(接写に強い) ・広角時の開放F値が少し高い(より明るい) ・動画撮影時に有効な手ブレ補正機能がある ・金属マウントのためより頑丈 |
デメリット | ・大きい、少し重い ・望遠側が4mm短い ・描写性能は少し劣るみたい ・最大撮影倍率が少し低い ・広角時の開放F値が少し高い ・動画撮影時に有効な手ブレ補正機能がない ・プラスチックマウントのため頑丈さは劣る | ・広角側が1mm長い(画角が少し狭い) ・ミラーレスでしか使えない ・手ぶれ補正が少し弱い ・AFと手ぶれ補正の物理的ボタンがない ・実売価格が少し高い |
以下の写真は、EOS MにそれぞれEF-S10-18mm、EF-M11-22mmをとりつけたもの。
ちなみに、EOS MシリーズでEF-S10-18mmを使用するにはアダプタ(EF-EOS M)が必要。
やから、そのアダプタの分(+2.5cm, 110g)さらにEF-S10-18mmの方が大きく、重くなる。
2. 画角の比較
比較に当たっては、以下のサイトでcanonのAPS-Cのセンサーサイズを入力して計算してみた。
→ カメラの撮影範囲の計算 - 高精度計算サイト
(1) 広角端の比較
10mm(換算16mm、EF-S10-18mmの広角端)
11mm(換算17.6mm、EF-M11-22mmの広角端)
こうやって並べたらほとんど差が分からない。
けど、10mmの写真の中に、11mmの範囲を黒線で示すと…
ぼちぼち違いがある…けど実際に使ってたらほとんど気にならない差かも。
(2) 望遠側の比較
18mm(換算28.8mm、EF-S10-18mmの望遠端)
22mm(換算35.2mm、EF-M11-22mmの望遠端)
この違いはぱっと見ても分かりやすいかも。
最後に10mmの写真の中に、外側から11mm、18mm、22mmの画角を表してみる。
EF-S10-18mmを自分は買ったけど、よりコンパクトで普段から持ち歩きやすそうなEF-M11-22mmもほしい…
結局はないものねだりなんかな(・_・)
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