中華そば つけそば 伊蔵八 本店@西日暮里
2019年8月11日オープン「中華そば つけそば 伊蔵八 本店」に行きました。
約5年前西日暮里駅すぐの場所に開店した中華そば つけそば 伊蔵八 本店ですが、首都圏を中心に店舗展開してる人気つけ麺専門店「つけめんTETSU」創業者「小宮一哲」氏が新たに立ち上げた店。
店主 小宮一哲(かずのり)氏は、2005年8月11日つけめんTETSUを文京区千駄木で創業し、瞬く間に味の評判が広がり行列のできる人気店になり現代でも人気が高い濃厚豚骨魚介つけ麺ブームを牽引した店でもあります。
2014年つけめんTETSUなどを運営する「株式会社YUNARI」の全株式を売却し、いったんラーメン業界を離れたがTETSU時代のスタッフが独立した弟子の店「あの小宮」のプロデューサーとしてラーメン業界へ戻り再び自身の店伊蔵八(いぞうはち)を創業した。
こちら西日暮里が本店になってますが本店開店約2ヶ月前2019年6月21日祐天寺駅すぐエトモ祐天寺内に「伊蔵八中華そば(閉店)」を先にオープンし、後からTETSU本店があった千駄木も比較的近い西日暮里にTETSUが創業した8月11日に開店した。
ちなみに伊蔵八中華そばは2021年11月26日「打ち立て中華そば 伊蔵八 祐天寺店」にリニューアルオープンし、2019年12月23日「渋谷ストリーム」2Fに3号店「伊蔵八味噌らーめん 渋谷ストリーム店」、2021年6月9日西東京市西原町に4号店「築地の中華そば 伊蔵八」がオープン。
都立大学駅すぐの場所には別ブランド「釜玉中華そば ナポレオン軒」も手掛け、他にも3軒別ブランドがあるなど小宮氏はラーメン界に完全復活。
屋号の伊蔵八は、小宮→五三八→いぞうはちになるとか。
お店の場所はJR西日暮里駅から徒歩30秒ほど。
日暮里舎人ライナー方面の出口からすぐのガード下ルートにっぽり沿いにあります。
店内は厨房は少し広めで十分な広さはある造りでシンプルな内装ですが、出入口の扉がガラスなどで昼の部で晴れれば光が入ってきて開放感がある。
厨房前にL字型カウンター9席。
小宮氏は不在で男性スタッフ2人体制で切り盛り。
12時15分頃に入店すると昼時なこともあり先客4後客5とすぐ満席になり外待ちが数人できていた。
券売機。
メニューは、中華そば800円・鶏のにごりそば800円・豚のにごりそば800円・つけそば880円・エリザベスJr.(月・火 各日15食限定)880円・麺大盛(つけそば不可)120円・とろり味玉100円・九条ねぎ150円・特製300円・ネギライス280円・卵かけごはん250円・半ライス120円など。
麺メニューは醤油味の中華そば、鶏のにごりそば、豚のにごりそば、つけそばの4種類で、にごりそばは名の如くスープに濁りがあり、つけそばは中華そばと同じ醤油スープっぽく麺量300gのため麺大盛不可と掲示され、月曜・火曜確日15食限定エリザベスJr.はナポレオン軒にあるエリザベスと同じか多少異なるのかな?
特製は味玉・九条ねぎ・鶏チャーシューが追加され、鶏のにごりそばのみ鶏チャーシューではなく豚チャーシューが追加されます。
訪問時冬季限定焦がし味噌らーめん900円が販売していた。
訪問時は売り切れランプが点灯してた麻婆豆腐ライス800円もあります。
後客の多くの方が卓上にも掲示されていたLINE公式アカウントの無料クーポンを使用し、①味玉②九条ネギ③豚チャーシュー1枚④鶏チャーシュー1枚⑤卵かけごはん⑥ネギライス⑦半ライス⑧キャッシュバック50円が毎月送られてくるそうで1番お得なネギライスを頼んでましたね。
カウンターには一部の商品で自家製麺を導入しましたと掲示され、ストレートのパツパツ細麺と限定30玉モチモチの太縮れ手もみ自家製麺からお選び頂けますと書かれてましたが特に麺をどちらにするかは聞かれず。
つけそばは熱盛りはご遠慮願いますと書かれてます。
他店では見たことないが食券はカウンター台に置くのではなくテーブルに置いてお待ちくださいと掲示され、テーブルに食券はこちらにお願いしますと貼られています。
卓上調味料はS&Bブラックペッパー・酢・ラー油。
味付けきくらげ・粗挽きニンニク・激辛バカニラも常備。
注文したのは「中華そば」¥800+「ネギライス」¥280
初の伊蔵八は本店で中華そばと決め、サイドメニューのネギライスも。
ルックスは現代主流の清湯醤油でもノスタルジックなネオノス系とも異なり濃い色合いをして泡が立った独自な中華そばという印象。
スープは濁りのある清湯醤油味。
鶏ガラをベースに煮干しと大量の椎茸と昆布を加えてとったスープになるそうで、鶏出汁は下支えしてる程度の旨味でしたが突出してるのはラーメンのスープでメインにもっていくのは珍しい椎茸でコクと旨味が相当出てます。
煮干し出汁は椎茸と昆布に融合しながら旨味はそこまで強くないが風味は感じとれた。
醤油ダレは見た目濃そうなのに全く尖りやしょっぱさが無く普通にコクが出ており、口当たりは結構スッキリしてます。
このスープ食べ進めるうちに段々魅力に憑りつかれていき、後半はレンゲが止まらずグビグビと飲んでしまい椎茸そんなに好きではないけど好みでしたね。
麺は自家製の細ストレート。
説明書き通りパツンとした食感と歯切れの良さが光り、麺量が何気に多く感じたけど140gとのこと。
具はチャーシュー2枚・九条ねぎ。
チャーシューは小ぶりのバラで、脂身部分が多いがとろける柔らかさで旨味も抜けず美味い。
九条ねぎのシャキっとした歯ごたえも良いですね。
ネギライスはバター醤油で味付けされ大量の九条ねぎがどっさり入ってる中、刻みチャーシューが少量入ってます。
ご飯の量も多めで満足度高くウマかった☆
椎茸嫌いの方は厳しいと思うけど、オリジナリティ高い独自性の強い中華そばで美味しかったです。
他のメニューも気になるので再訪したいし、他の伊蔵八にも行ってみよう。
中華そば つけそば 伊蔵八 本店
東京都荒川区西日暮里5-21-2
03-5604-5387
日曜~水曜 11時~23時(L.O 22時45分)
木曜・金曜・土曜 11時~23時30分(L.O 23時)
無休