まる麺堂@東伏見
2005年3月19日オープン「まる麺堂」に行きました。
自称練馬区の一番端っこにあると言われ知る人ぞ知る地元の人気店まる麺堂に初訪問。
来年創業20周年を迎えるまる麺堂店主は元フレンチ職人でラーメン界に転身。
2020年代は暫く休業しますと長期の臨時休業が何回かあったようですが最近は安定して営業してる模様。
提供してるラーメンはフレンチの技法から生み出す清湯ラーメンなどではなく意外にも豚骨ラーメンで、自慢の燻し焼き豚をウリにしてます。
屋号の由来〇麺堂は訪れたお客さんとのご縁を大切にする円は元に戻る再び来てもらえるという意味で名付けたそう。
まる麺堂は現在では珍しくなった三毛作営業をしてる店となり、火曜日は約14年前に1度食べに行ったことがある味噌ラーメン専門店「影虎」として営業。
日曜日は鯛のアラを使い軍鶏ガラをベースにした「まる潮」として営業してます。
長年セカンドブランド影虎しか食べてなかったので本来の〇麺堂が未食だったことが引っかかりそろそろ行こうと。
お店の場所は東伏見駅南口から徒歩15分ほど。
早大グランド通りから都道4号線 青梅街道に出て関町四丁目方面に進みマンション日興パレス武蔵関1Fテナント部分にあります。
ちなみに武蔵関駅南口からは徒歩17分ほどと両駅の中間位の位置にありどちらからも地味に歩きます。
なお、隣には「ラーメン二郎 三田本店」の名物助手だった酒井氏の独立店「らーめん いごっそう」があり、ラーメンフリークの中ではいごっそうの隣にあるラーメン店というイメージが〇麺堂。
いごっそうも未食ですがいい加減行かないと…
店内はやや奥行きがあるが厨房も含めこぢんまりした造りで薄暗く和風の内装で落ち着いた雰囲気。
厨房前にL字型カウンター11席。
厨房に店主1人で切り盛りし、年数が経ってるので当然ですが影虎でお見掛けした時よりお年を召してたけど物腰し柔らかい丁寧な接客をされていました。
13時25分頃に入店すると先客4後客1でした。
お品書き。
全メニューは、らーめん880円・期間限定麺 店内掲示・数量限定麺 店内掲示・辛まる930円・つけ麺 小(200g)950円、中(400g)1050円、大(600g)1150円・追加麺140円・白ごはん150円・まるめんごはん220円・キャベチャー100円・キャベこっこ100円・缶ビール360円・味玉100円・炭焼きチャーシュー350円・メンマ100円。
レギュラー麺メニューは豚骨らーめんのみで、壁の黒板に限定のWチャーシュー麺 汐とんこつ1200円・Wチャーシュー麺 むらさきとんこつ正油味1300円・Wチャーシュー麺 チャーシューとトロトロ軟骨のせ1400円・まるめんごはん220円・サービスごはん60円が書かれてました。
麺大盛りは無く追加麺があり、替え玉ではない味の付いた今風の和え玉になります。
会計は伝票無し後払い制。
卓上調味料はミル入り黒胡椒。
注文したのは「らーめん」¥880+「まるめんごはん」¥220
迷わずデフォルトらーめんとサイドメニューまるめんごはんを。
ルックスは白い豚骨スープに焦がしニンニクが浮き、ちょっと珍しいのがスープの量がやや多めなこともありチャーシューが隠れてます。
黒字でMARUMENDOと書かれた赤い丼ぶりを使用。
スープはライト豚骨醤油味。
オッ、これは想像してた以上に美味しいです!だけど…
他の素材も使用してるとは思うけど出汁のメインとなるのは豚骨で、濃度や粘度は高くなく濃密な旨味のあるタイプでもないライトな旨味で非常にクリーミーな口当たり。
そこに焦がしニンニクの風味がプラスされ、ちょっと似てるかもと思ったのが熊本ラーメンの雄「こむらさき」で、白い豚骨スープの感じも似てますね。
しかし、後半に来る前位から段々と胃が重たくズッシリときて、よく味わってみると油も結構多く入っておりライトな豚骨ながら食べ終わる頃にはヘヴィーで重たい豚骨という印象に変わる不思議な感覚に。
醤油ダレは控えめですが過不足なく出汁先行の味わいの豚骨焦がしニンニクスープが堪能できます。
麺は中細縮れ。
チープな麺ですが縮れ具合と柔らかい食感がスープによく絡みます。
麺量は少ないかと思ってたけど十分な量ありました。
具はチャーシュー・メンマ・海苔・白髪ネギ・万能ネギ。
チャーシューは横長の肉厚でデカく名物とも言えるインパクトですが、中はちょいパサで味付けも控えめでしたが十分。
柔らかく箸で持つとばらけてしまう。
まるめんごはんは見ため地味だけど何これ!?美味い☆
刻みチャーシュー・エリンギ・しめじをバター醤油で炒めストレートにバターと醤油の味わいがきのこ類に染み込み塩味もあり、ご飯の量も何気にあるし220円なら十分過ぎるサイドメニューです。
らーめんもまるめんごはんも美味しかったが、どちらも見た目とは裏腹な味わいで裏切られらたのは初めて。
この後に連食で行く予定してた店をやめて退散しようかと思ったほど本当お腹も胃も膨れた。
再訪して再び同じメニューを食べて同じような感覚になるか確認したいけど、次は影虎の味噌を食べに再訪します。
まる麺堂
東京都練馬区関町南4-25-18 日興パレス武蔵関1F
050-5243-5727
月曜・木曜・金曜・土曜 11時30分~14時30分・18時30分~21時
水曜定休日 ※火曜は影虎、日曜はまる潮として営業