Ramen FeeL@日向和田
約1年8ヶ月ぶり「Ramen FeeL」に再訪問しました。
2021年2月28日オープンRamen FeeLは今月早いもので創業3周年を迎える。
本格的なコロナ禍の2021年にオープンしたラーメン店では1番話題になり、オープン前からラーメンフリークの間で話題沸騰になったRamen FeeL店主 渡邊大介氏は湯河原にある予約困難店で全国から食べに来る超有名店「らぁ麺 飯田商店」出身。
飯田商店初の公認独立店となり、スーパールーキーとして否が応でも大注目されましたが、その期待を越え同年の首都圏ラーメン大賞で新人賞に選ばれ、味の各部門でも1位や2位などほぼ総なめにするなど結果もしっかり残した。
味も進化してるかもしれないし前回食べれなかったFeeLつけ麺も食べてみたいのでそろそろ再訪しようと去年の真夏に酷暑の中行ってきましたが、現在はまた状況が異なると思うけど当時Ramen FeeL Xを見ると本日〇〇時以降は空きがありますというツイートをよく見かけ、早朝からファストパスをゲットしなくても少し位待てば食べれるのではないかと思いフラれないことを祈り向かった。
平日12時45分頃に到着すると、やった~!!
すぐご案内致します!と掲示。
前回は無かったファストパスをお求めのお客様はこちらのボタンを押してお待ちくださいのボタンがあり、押して暫く待つとスタッフが出てきます。
連食しますと伝えると時間帯が異なるファストパスですが12時50分の時間帯でご案内できますと言われました。
ちなみに今年1月10日より遠い!!寒い!!寝たい!!この様な負を解決するべく予約サイト「TableCheck」を導入し、毎週水曜日の12時から予約解放して最大5名様分の予約可能で前日21時までご予約可能とのこと。
予約サイトからだと手数料が掛かるので本来通りのファストパスがいいと言う方も多くいる模様。
2022年10月より「yaneura Feel」を2Fに併設し、4時間滞在でき600円でソフトドリンク・コーヒーが飲み放題でコンセントも完備され早朝から行き長時間待つ方などには最適です。
2時間後位に案内だったら使用するつもりでしたが、すぐ案内できるとのことで今回は行きませんでした。
冬場に用意されてるのかは分かりませんが店頭にお冷が自由に飲めるように常備されていた。
店内は特に変わりなく、厨房に渡邊氏と男性スタッフ2人とホールに奥様の4人体制で切り盛り。
メニュー。
メニューは、醤油らぁ麺1200円・雲吞入り醤油らぁ麺1500円・特上醤油らぁ麺1700円・かけ醤油900円・塩らぁ麺1230円・雲吞入り塩らぁ麺1530円・特上塩らぁ麺1730円・かけ塩930円・Feelつけ麺 醤油or塩1650円・Feelつけ麺スープダブル2050円・出汁卵に変更120円・スープ出汁割り170円・麺大盛り150円・お子さまらぁ麺 しょうゆorしお550円・チャーシュー皿800円・シキンボ焼豚550円・お出汁めんま380円・香豚肉雲吞300円・海老雲吞330円・名古屋コーチンTKG有明海苔佃煮添え400円・雲白肉風チャーシューご飯530円・梅しそご飯200円・釜炊きライス150円など。
数量限定にぼしらぁ麺が無くなり麺メニューは、醤油らぁ麺、塩らぁ麺、Feelつけ麺の3種類。
新たに香り豚の雲吞2個+海老雲吞1個+叉焼1枚増量の特上醤油らぁ麺・特上塩らぁ麺にスープと麺のみかけ醤油・かけ塩が加わってました。
肉わんたんが香豚肉雲吞にライスが釜炊きライスに変わるなど品名が若干変わっていた。
注文したのは「雲吞入り醤油らぁ麺」¥1500
塩も再食したかったけど醤油らぁ麺のほうが食べたかったので1杯目は雲吞入り醤油らぁ麺を。
ルックス的にはチャーシューが変わった以外スープの色合いや麺など前回と変わりないように見える。
実に美しく惚れ惚れしてしまう清湯醤油です。
スープは清湯醤油味。
前回食べた醤油らぁ麺から大きく進化したり変化した感じはしませんでしたが、優しく繊細な感じもありつつ出汁のメイン比内地鶏・黒さつま鶏など鶏の旨味が溢れんばかり前面に出て香り豚も加えてるそうで旨味の層も厚くなり風味も際立ってます。
濃口・淡口・再仕込み醤油など全国から10種類以上の醤油をブレンドした醤油のキレ・深み・旨味が前回よりもグレードアップした印象をもち、鶏の香りもよく感じましたが醤油の香りも実に芳醇。
いやぁ~ありがちな鶏清湯醤油とは全く次元が異なる珠玉の味わい!
いやぁ~美味すぎ☆
麺は自家製の中ストレート。
麺も大きな変化はしてませんでしたが醤油に合わせてる麺は名古屋コーチンの全卵を練り込んだ打ちたての麺に変わりなさそう。
少し長めの麺ながら喉ごし爽快の麺肌に柔らかい食感が極上スープによく馴染み小麦密度高めの風味が一気に広がります。
具はシキンボ焼豚・バラ煮豚・肉雲吞2個・太メンマ・三つ葉・刻み白ネギ。
希少部位のシキンボ焼豚は迸るほど肉の旨味はジューシーで風味も素晴らしく肉料理で提供しても通じるはず美味!
提供時に本日のチャーシューとして埼玉県産の香豚と説明された煮豚は脂ものりまくり旨味の凝縮感と広がり方が半端なく超絶に美味☆
去年食べたラーメン店のチャーシューでもBEST3に入りますね。
香豚の肉雲吞は飲める位滑らかな皮に肉餡が多めに詰まっており、肉餡の旨味も凝縮感が相当なもので香りも広がり美味かった!
2杯目をお願いするとFeelつけ麺おすすめの食べ方が渡され。
夏場だったからか扇子も提供してくれました。
続けて注文したのは「Feelつけ麺スープダブル 麺大盛り」¥2200+「出汁卵に変更」¥120+「スープ出汁割り」¥170
念願で今回狙ってきたFeelつけ麺は2種類のスープで食べれるスープダブルにしてつけ麺のみできる麺大盛りで食べて、つけ麺専用の出汁卵に変更も頼み締めにスープ出汁割りも堪能しようと。
ルックスはオリジナリティー高く個性あるのが見ただけで分かる2種類の清湯スープに2種類の合い盛り麺の清湯つけ麺で小皿に麺刺身も添えるなどセンスも感じさせられる。
別の小皿に酢橘と塩も提供されます。
まぁFeelつけ麺も美しく惚れ惚れしてしまいます。
つけ汁の1つ目は清湯醤油味。
基本的には醤油らぁ麺と同じスープとなり、つけ汁なので濃いめに仕上げ出汁よりも醤油先行の味わい。
塩味がやや強めでキリッとした口当たりで深みのある醤油のコクが立ちつつ、鶏メインの出汁が下支えしてるからか醤油のインパクトは強いのは間違いないが高次元の醤油スープです。
2つ目のつけ汁は清湯塩味。
醤油スープと共通の比内地鶏・黒さつま鶏に香り豚などの動物出汁を基本にし、塩ダレは国産の天然塩にアサリ・干し海老・昆布の旨味を加えた塩ダレを合わせてる模様。
やはり出汁よりも塩ダレ先行のスープだけど塩味の角がなく塩本来の旨味とコクが味わえるし、醤油スープよりも出汁の旨味はより鮮明に感じとれる最高峰の塩スープ!
麺は自家製の太平打ちストレートと細ストレート。
白い麺は小麦の中心部となる胚乳・胚芽を使用した麺となり、喉ごし爽快で程よい歯ごたえを残したムッチリ食感。
見た目蕎麦風の黒っぽい細麺は小麦の外皮とふすまも配合した全粒粉麺で、蕎麦っぽさを感じる風味と適度なコシも残した食感。
どちらの麺も非常にハイレベルで、つけ麺の概念を変えた麺と言ってよく、この麺の良さをより堪能できる天然塩を振りかけて食べれば珠玉の味わい。
酢橘も非常に合うし麺大盛りにして本当よかったと思えたし、この麺も美味くて参りました。
醤油スープの具はシキンボウ焼豚・太メンマ・三つ葉。
一口サイズにカットされても希少部位シキンボウ焼豚は美味!
塩スープの具は豚肩ロースチャーシュー3枚・カブ・青菜・刻み白ネギ。
豚肩ロースチャーシューは肉の質が非常に良く薄切りながら旨味はしっかり詰まり美味!
麺皿の上に小皿にて提供される麺刺身は土佐醤油で軽く味付けされており山葵が添えられてます。
つるんと喉で味わう麺で良いですね。
出汁卵は濃厚鰹昆布出汁に、かわなべ鶏卵の卵を加えたものになります。
食べ方は自由ですが卵黄が白い麺にかかるようにかけて食べるのがオススメらしく、濃厚な黄身が混じり合い釜玉風にして食べても相当美味しく白身の濃厚鰹昆布に黒い麺を浸けて食べても合うしFeelつけ麺を頼むなら出汁卵は必須。
食べ終えスープ出汁割りをお願いすると、麺の皿は下げられガラスポットに入った出汁とレンゲが提供。
横からのアングルはこんな感じ。
提供時に利尻昆布と濃厚鰹の出汁になりますと言われ、まずはそのまま飲んでみると昆布と鰹の濃密な旨味で残ったつけ汁に入れて飲んでみるとタレの濃さが和らぎグビグビと飲み干せてしまう最高のスープ割り!
和風出汁と小麦をローストして煮出した焙煎小麦茶も提供され、後口もサッパリと締められるしFeelつけ麺を食べるならスープ出汁割りまで堪能するのをオススメします。
雲吞入り醤油らぁ麺も最幸に美味いけど、Feelつけ麺は唸ってしまうほど激美味だった!
首都圏最高峰の清湯らぁ麺・つけ麺が青梅市にある。
次回は都合よく待たずに食べれなそうな気がするけど、また間を空けて再訪したいと思います。
Ramen FeeL
東京都青梅市梅郷4-695-1
0428-85-9382
平日 11時~15時 ※TableCheck予約のみで当日売り切れあり
土曜・日曜・祝日 11時~16時 ※TableCheck予約のみで当日売り切れあり
水曜定休日 ※臨時休業あり要SNSで確認