和風ラーメン 味のほうさく@岡部 | Ramen Story Of L.I

和風ラーメン 味のほうさく@岡部

今年の2月〜3月頃「埼玉県北部地方」に行き、Vol.1は熊谷市を中心に食べ歩いてきましたがVol.2は深谷市と本庄市をメインに食べ歩いてきた。

 

 

埼玉県北部食べ歩きVol.2 1軒目。

 

 

2017年11月移転オープン「和風ラーメン 味のほうさく」に行きました。

 

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いや~とうとう来れた!

 

 

古くからのラーメンフリークならご存知の方は多いはずの懐かしい和風ラーメン 味のほうさくに!

 

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味のほうさくは2001年5月1日横浜市南区通町の鎌倉街道沿いの裏路地で創業し、元々は天ぷら屋として営業していたが店主の父親がラーメン店を営んでたらしく憧れ、ご自身も天ぷら屋をしながらラーメン屋を開店した。

 

 

ちょうど2000年代入った頃から横浜市にアッサリ清湯スープに細麺を合わせた「神奈川淡麗系」と括られたジャンルのラーメン店が何軒かオープンし、ジワジワと盛り上がりを見せてきた時代に味のほうさくも開店して横浜に家系ラーメン以外の評判となる店が続々と誕生した。

 

 

味のほうさくは塩らーめんと正油らーめんの2種類を当時でも安い500円という値段で提供して、とてもじゃないがワンコインのらーめんとは思えないハイレベルな味がラーメンフリークの間でも話題になり名店とも言われてました。

 

 

2005年3月創業の地から表通りの鎌倉街道沿いへプチ移転し、2006年12月13日相模原にあったディスカウントショップのアイワールド リバティプラザ1Fに誕生したラーメン集合施設「相模原拉麺横丁(閉館)」に2号店をオープンしたが2007年8月頃に施設自体が休業し閉店。

 

 

鎌倉街道沿いに移転してから間もなく店主は健康状の問題で厨房に立たなくなり店を息子さんに任して、その後店主も復活した時期もありましたが2017年4月閉店してしまった。

 

 

それから約半年後の同年11月横浜市から深谷市に移転し、味のほうさくが群馬県が近い埼玉北部で復活したと再び話題に

 

 

私は2004年頃創業した地で1度食べたことあるが、衝撃的に震えるほど美味かった記憶が今でも覚えてます。

 

 

何故か鎌倉通り沿いに移転してからは何度も店前は通ったのに行かず、そろそろ食べに行かないとなと思ってたら閉店してしまい大後悔した…

 

 

前回の埼玉北部遠征3軒目「ゴールデンタイガー」を食べた後に向かうも、一応営業時間内でしたがすでに閉店してたので食べれなかった_| ̄|○

 

 

しかし、近いうちにまた埼玉北部に行くつもりでしたので、絶対に次こそは食べると11時45分頃1軒目として行くと無事営業中でした。

 

 

ちなみに深谷に移転してから味のほうさくは土曜・日曜・月曜の週3日の昼営業のみとなかなかハードルの高い店になってます。

 

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お店の場所は岡部駅北口から徒歩12分ほど。

 

 

北口出てすぐの県道259号線 新野岡部停車場線を真っすぐ進むと、ガソリンスタンドが左手にあるのでその先の十字路を右に曲がり少し進むと左手にあります。

 

 

回りは完全なる住宅街ですが、この場所には店主の従兄弟が営んでいたトンカツ屋があった跡地になるそう。

 

 

専用駐車場は店舗敷地内の砂利敷きスペースに10台分完備。

 

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店内は厨房も含め横に少し広めの造りで確かに元とんかつ屋っぽく居酒屋にも見えるカウンターや椅子なども和を存分に感じさせる。

 

 

厨房前にストレートカウンター5席、店内右端に4人掛けテーブル席1卓。

 

 

厨房に店主の奥様1人で切り盛り。

 

 

私が約20年近く前に食べた時もいた記憶があるが調理はせず配膳や片付けなどをしてたと思うけど、移転してからは調理から会計なども全て1人で切り盛りしてる模様。

 

 

明るく笑顔で接してくれる心温かい接客をしてたし、この時点で来てよかったと思いました!

 

 

席に案内されるとワイングラスでお冷が提供された。

 

 

客層はお年寄りが多く、訪問時先客3後客1でした。

 

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お品書き。

 

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全メニューは、塩らーめん600円・正油らーめん600円・塩味玉らーめん700円・正油味玉らーめん700円・麺大盛+100円・ご飯150円・ご飯 小100円。

 

 

横浜時代と変わらず塩らーめん、正油らーめんの2種類のみで、味玉トッピングと麺大盛にサイドメニューご飯があるのみ。

 

 

私が訪問した時は無かったが、横浜時代にあった各種わんたんめんを期間限定で提供する時もあるそう。

 

 

驚いたのが訪問時なんとデフォルトらーめんが600円!

 

 

しかし、私が訪れた後に100円値上がりし、各種らーめんは700円になったそうですが現代では全然安い!

 

 

会計は伝票無しのレジで後払い制。

 

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卓上調味料は白胡椒。

 

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注文したのは「塩味玉らーめん」¥700

 

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味のほうさくがラーメン本などで紹介される時は塩らーめんが多く、私も1度食べた時は塩らーめんを食べたので味玉塩らーめんを。

 

 

超久しぶりの念願の味のほうさくの塩らーめんが食べれる時がきた!

 

 

そうそう、黄金色のスープに味玉トッピングすると半分に割ってチャーシューと同じように上下に添えて提供し、和を連想させる丼ぶりを変わらず使用するなど昔のラーメンフリークなら一目で味のほうさくと分かるルックス。

 

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お盆に箸袋に入った割り箸と一緒に提供。

 

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スープは清湯塩味。

 

 

いやぁ~美味~い☆

 

 

これは…変わらぬ美味さです!

 

 

出汁は丸鶏・豚ガラの動物に本ガツオとサバ節などの魚介と野菜からとった構成になるそうで、じんわりと広がりを見せる優しい出汁の旨味ながら深みを感じる出汁感と言いましょうか。

 

 

素材自体は驚くものではないけど上手くまとまり、何でも日本料理の出汁を意識してるそう。

 

 

塩ダレはなんと使用せず塩のみで味を調えてるらしく、塩味は穏やかながらコクは十分立ち出汁とのバランスも完璧です!

 

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麺は軽くウェーブのかかった中細縮れ。

 

 

熟成したような中細麺を使用し、歯ごたえを残すプリッとした食感で魅力的なスープとの相性が抜群に良い。

 

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具はチャーシュー2枚・メンマ・味玉・小松菜・白髪ネギ。

 

 

チャーシューはバラ肉で、味がよく染み込みとろけるほどの柔らかさで美味!

 

 

小松菜は横浜時代毎朝新鮮な物を購入してたそうで、同じくフレッシュで美味しい。

 

 

黄身が2つの味玉通称だるまも美味かった。

 

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深谷に移転してからは食後にコーヒーを提供してくれて、食後も心地よい空間を楽しめ最幸なひと時を過ごさせていただきました!

 

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約20年前に食べた時の細かな詳細は覚えてないが、このスープを一口飲んだ瞬間の痺れるような旨さの感覚は同じでしたし恐らくほとんど当時と変わってなく、それを現代で食べてもこんなに美味しいと思えるんだから素晴らしすぎる!

 

 

久しぶりの味のほうさく大満足!感動しました!

 

 

会計時に約20年前1度食べたことがあり変わらず美味しかったですと伝えると「裏の時ですか?表の時ですか?」と聞かれ裏時代ですと言うと「主人が立ってた頃ですね」と言われ、あぁ~本当表時代なんで1度も行かなかったんだろうと再び後悔の波が押し寄せてきた…

 

 

店主奥様は非常に喜んでくれてショップカードをいただき、また来ますと伝え店を後にした。

 

 

次は横浜時代から気になってた正油らーめんを食べに必ず再訪しなくては。

 

 

P.S 以前は15時頃まで営業してたそうですが14時頃にスープ切れ終了するそうです。

 

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ラーメン味のほうさく

ポスト埼玉県深谷市岡2769

電話048-585-8839

時計土曜・日曜・月曜 11時30分~スープ終了まで(2時頃)

ぐぅぐぅ火曜・水曜・木曜・金曜定休日