中華そば 千乃鶏@池尻大橋
2022年3月26日オープンの「中華そば 千乃鶏」に行きました。
去年の首都圏に開店した新店の中でも評判高く話題になった中華そば 千乃鶏。
千乃鶏は駒場にある東京を代表する二郎系の大人気行列店「千里眼」のニューブランドになり、二郎系とは真逆の清湯あっさり中華そばをメインに提供してます。
コンセプトは、あっさりで上品な二郎系とのことで一般的な清湯中華そばとは異なる極太手もみ麺を合わせてるなど気になってました。
お店の場所は池尻大橋駅南口から徒歩5分ほど。
南口を出たらすぐの国道246号線を三軒茶屋方面に行き、かれず薬局を越えてすぐの路地に入った所にあります。
店内は厨房も含め横に広い造りでカウンター席後ろの通路も広くゆとりがあり、壁やカウンターに床も木目調と温もりを感じる内装。
厨房前にストレートカウンター7席、出入口横壁近くに3人掛け円卓テーブル席1卓、4人掛け円卓テーブル席1卓。
カウンター席には予め木製トレーがセッティングされレンゲが置かれてます。
厨房に店長と男性スタッフ2人の3人体制で切り盛り。
13時10分頃に入店すると数席空いてたので席に着けましたが後客も途切れず入ってきてほぼ満席状態と人気。
券売機。
メニューは、中華そば(塩)900円・中華そば(醤油)900円・特製中華そば(塩)1250円・中華そば(醤油)1250円・わんたん麺(塩)1050円・わんたん麺(醤油)1050円・鰹昆布水つけ麺(塩・醤油)1000円・小中華そば(塩・醤油)850円・小鰹昆布水つけ麺(塩・醤油)950円・釜玉油そば850円・釜玉油そば 混ぜごはんセット950円・麺大盛り150円・生たまご60円・味玉100円・ワンタン3個150円・チャーシュー300円・小親子丼300円など。
中華そば 塩・醤油とトッピングによるバリエーションと鰹昆布水つけ麺 塩・醤油に夜限定の釜玉油そばの3種類。
サイドメニューでセットも用意してた小親子丼300円は鶏肉と卵の価格高騰の為しばらくの間販売中止になってしまった。
食券を購入して席に着くと置いてある赤ペンでお好みを〇して渡すシステムで、麺の量が200g・300g、油の量を少・普・多、タレの味を薄・普・濃から選べます。
ちなみに鰹昆布水つけ麺は麺量を250g・300gから選べ、券売機で大盛りを購入すると中華そばが350g、つけ麺が400gになります。
なお、小中華そばは150g、小鰹昆布水つけ麺200g。
チャーシュー専用と書かれてる本わさびは有・無も選べますが、現在は券売機に本わさび無料のボタンがあり欲しければ券売機で。
卓上調味料はミル入り胡椒・お酢・S&B辣油。
注文したのは「中華そば(醤油 200g)」¥900+「小親子丼」¥300
訪問時小中華そばと小親子丼のセットが販売してましたが、デフォルト中華そば 醤油を麺200gの油と味普通と単品小親子丼を。
ルックスは今風の鶏清湯醤油とは異なり、醤油色が濃いスープから手もみ太麺が見えチャーシューは吊るし焼きでも低温調理でもないシンプルな肩ロースなど何処かオールドタイプを連想させる。
白い受け皿にのせられて提供。
スープは濃口清湯醤油味。
出汁は鶏ガラ・丸鶏と少量の豚骨を加えた動物系となり、旨味はしっかりとして厚みもあります。
表面に浮いた鶏油が上質で層を厚くしてる役目を果たし、鶏の旨味がより突出して主張してますね。
醤油ダレは特選熟成の濃口醤油に溜まり醤油と生揚げ醤油を火入れしてブレンドしてるらしく濃いめにはしてないけど色合い通り濃いめでしたが尖りはなく塩味もきつくないし醤油のコクと旨味がストレートに出てる。
濃いめの醤油と分厚い出汁がバランス崩れることなくマッチし好みなスープでした。
麺は「三河屋製麺」の手もみ極太縮れ。
多加水気味の適度にコシを残したモッチリ食感で、スープとの相性も抜群。
太くて縮れて200gあるので食べ応えとボリュームはコンセプトの1つでもある、あっさり系でお腹いっぱいになりたいにピッタシ。
具はチャーシュー・太メンマ・青菜。
チャーシューは掌サイズの大判でミシッとした歯ごたえに旨味もよく詰まり、スープと麺のインパクトには及びませんが地味に美味しい。
軽くメンマに黒胡椒がかけられてるアイディアが良い。
現在は販売してない小親子丼は熱々できたて状態で玉子もふわっとして味付けもよかったので復活してほしいですね。
去年首都圏に少し増えてきた清湯スープに太麺を合わせたラーメンの代表格とも言え、二郎系の店が作った中華そばと呼ぶに相応しくパンチある一杯だった。
次は中華そば(塩)か鰹昆布水つけ麺を食べに再訪しなければ。
中華そば 千乃鶏
東京都世田谷区池尻2-36-11
03-6805-3536
平日 11時~15時・17時30分~22時
土曜・日曜・祝日 11時~22時
無休