きくちひろき@熊谷 | Ramen Story Of L.I

きくちひろき@熊谷

埼玉県北部食べ歩き2軒目。

 

 

2002年2月5日オープン「きくちひろき」に行きました。

 

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「らあめん吟」を出た後は熊谷市街に移動し、向かった店はきくちひろき。

 

 

昔から熊谷市では1番の宿題店として残り、ずっと屋号が頭から離れずいつの日か熊谷で食べ歩きしたら必ず行こうと決めていたきくちひろきに念願の初訪問。

 

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屋号を平仮名でフルネームにそのまま使用してる店主の菊池広記氏は「一条流がんこラーメン総本家」出身で、がんこラーメン総本家元店主一条氏の弟子の1人になり元祖一条流がんこ本家直系分家になるそうです。

 

 

「元祖一条流がんこ 西早稲田店(閉店)」で修業したのかな?初めてがんこを食べたのが高田馬場のがんこで悪魔ラーメンを食べたとか。

 

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がんこ出身者はほぼ元祖一条流と名付けてますが、そもそもフルネームで屋号を付けてるラーメン店は日本にほぼないのではないかと。

 

 

がんこの名物店頭にぶら下がってる骨が掛けられてたら営業中の証になりますが、きくちひろきは骨を掛けて看板にバカでかい牛骨×印を掲げてます。

 

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お店の場所は熊谷駅北口から徒歩7分ほど。

 

 

国道17号線 中山道沿いにあり、市役所入口と本町二丁目交差点の間にあります。

 

 

デカデカきくちひろきとも掲げてるしすぐに分かりますが、今日も又 咲くか 咲かぬか 我がスープ 咲かせてみせよう がんこ花とも書かれてる。

 

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11時40分頃に到着すると満席で少し待ってから席に案内されたが、きくちひろきでは満席時入口に置かれた番号札を順番に取り白枠に人数を記入し、店の付近で呼ばれるまで待つスタイル。

 

 

ちなみに店頭に着き札を取ろうとしたら奥様?が出てこられ札を取ってお待ちくださいと言われ、後客もほぼ店頭に来たら外に出て言われてたので常に外を気にしながら業務をしてましたね。

 

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店内は結構天井も高く奥行きもあってゆとりのある造りで、外観と同じく黒を基調として丸椅子を使用してるが藁で作られた座布団が3枚重なって敷かれてるので上手く座らないとずり落ちてしまい注意。

 

 

BGMにはJAZZが流れこの雰囲気にマッチし落ち着いた空間を演出。

 

 

厨房前にL字型カウンター8席。

 

 

厨房に店主と奥様と思われる女性スタッフ1人の2人体制で切り盛り。

 

 

券売機。

 

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メニューは、あっさり醤油ら~めん(ねぎ油入り)800円・中間醤油(背脂少々)830円・こってり背脂(背脂多め)880円・赤鬼(赤トウガラシエキス入り)830円・あっさり塩ら~めん(ねぎ油入り)800円・えび風味塩(えび油入り)850円・しそ風味塩(しそ油入り)890円・青鬼(青トウガラシエキス入り)830円・らーめん麺増し130円・替え玉(らーめんのみ)140円・ネギ増し180円・メンマ増し200円・味付け玉子130円・のり増し120円・チャーシュー(プラス1枚)220円・ご飯180円・生たまご60円・ほぐしチャーシュー150円・各種(油・背脂・辛さ・どれか増し)80円など。

 

 

がんこ系定番醤油と塩2種類のみですが、きくちひろきはネギ油入りあっさり醤油ら~めんは背脂が入らず、中間は背脂少々、こってり背脂は多めに入り、塩も中間こってりが用意されてるのかと思いきや塩はエビ油、しそ油入りとなり背脂は入れられないのかどれか増しで対応してくれるのかな?

 

 

また醤油は赤トウガラシエキス入りの赤鬼、塩は青トウガラシエキス入りの青鬼があります。

 

 

麺増しと替え玉が用意され、恐らく生たまごとほぐしチャーシューは同じ列に配置されてるしご飯用のトッピングかもしれない。

 

 

きくちひろきでは毎年春~秋頃 つけ麺850円が、秋~冬頃 みそらーめん900円が販売され、訪問時まだ寒い時期でしたので味噌がありました。

 

 

がんこ系の特徴でもあるタレの量は、きくちひろきでは卓上に置いてあるので自分で調整できます。

 

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卓上調味料は醤油タレ・塩タレ・酢・S&Bガーリックパウダー・GABANブラックペッパー・S&B七味唐辛子・GABANホワイトペッパー。

 

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注文したのは「中間醤油ら~めん」¥830

 

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当店一番人気と掲示されてた中間醤油ら~めんを。

 

 

ルックスは細かい背脂がびっしりコーティングされてますが、背脂が入ってなくても入ってても細麺やチャーシューで食べる前からがんこ系と分かる。

 

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スープは背脂醤油味。

 

 

味わい的にはがんこと言っていい味わいで、出汁は丸鶏・豚骨・牛骨の動物出汁に節系やスルメに羅臼昆布を使用してるそう。

 

 

節系はあま知覚できなかったが動物出汁の旨味は軸となり支え牛骨や昆布なども加えてるからか多重層的な出汁感と背脂効果による適度なコッテリ感がバッチシ融合してる。

 

 

醤油ダレは塩味も普通にちょうど良いコクで濃いめ好きの私でもほとんど卓上の醤油タレは加えずそのままでたべましたが、がんこのビンビンにしょっぱいスープを堪能したいのであれば投入して味を濃くして食べるのもあり。

 

 

それにしても美味しい背脂醤油です!

 

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麺は「サッポロめんフーズ」の?中細ストレート。

 

 

製麺所非公開ですが恐らくがんこ系定番のサッポロめんフーズ製の中細麺で、麺の茹で上げが早めだったしコシは残る食感と予想してたが歯ごたえと軽いハリがあります。

 

 

喉ごしも良く背脂醤油スープにもすぐ馴染んできて、これぞがんこ系の麺でしたね。

 

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具はチャーシュー・メンマ・海苔・刻み白ネギ。

 

 

チャーシューはスライサーで切られたバラロールで何気に厚みがあって箸で持つと原型がすぐ崩れてしまうほど柔らかく旨味もしっかり詰まり美味。

 

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久しぶりのがんこ系ラーメンだったこともあり新鮮味も感じ最後まで美味しく頂けたし満足です。

 

 

塩ら~めんも気になるけど、つけ麺、みそらーめんも気になるのでまた熊谷に来たら再訪したい。

 

 

なお、9月より月曜と火曜も夜営業を開始したそうです。

 

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ラーメンきくちひろき

ポスト埼玉県熊谷市本町2-125

電話048-522-9899

時計月曜・火曜・金曜・土曜 11時~14時・18時~20時 ※昼・夜共に売り切れ御免

時計日曜・木曜 11時~14時(売り切れ御免)

ぐぅぐぅ水曜定休日 ※臨時休業あり要X確認

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