宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀@雑色
2019年5月1日オープンの「宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀」に行きました。
京急蒲田駅隣の徒歩圏内雑色駅から徒歩5分位のJR線路踏切り前にある現在も東京のラーメン店の中で常に行列が絶えない大人気店の宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀へ。
店主岩田氏は去年4月秋葉原に移転した東京を代表する名店「麺処 ほん田」出身。
2014年1月10日埼玉県川口市に1号店をオープンしたほん田プロデュース店「麺処 景虎」チームでマネージャーをされていた方で、系列店を含め約5年間在籍して独立。
昔から独立して自分の店を持ったらしじみを使ったラーメンを作りたいと考えていたらしく、屋号にも宍道湖しじみ中華蕎麦と付けてます。
あっという間に長い行列のできる店になってしまい完全に行くタイミングを逃して今年やっと初訪問しましたが、平日の昼営業終了近い14時前に到着すると余裕で10人位の並びができていた。
私の後も15人位来ていたし、到着時のこの並びは少ないほうだと思う。
回転はまぁまぁ良いほうで30分位待って店内へ。
当然割り込み合流の代表者待ちは禁止です。
お店の場所は雑色駅西口から徒歩5分ほど。
雑色駅出てすぐの雑色商店街通りをJR線路の踏切りに行けばあります。
店内はこぢんまりした造りで小さく、最初は知らなかったけど厨房前にL字型カウンター6席しかありません。
6席しかないなら並ぶのは致し方ないですね。
厨房に店主と奥様と思われる女性スタッフと母親と思われる方の3人体制で切り盛り。
ちなみにミシュランガイド・ビブグルマン東京2021に掲載されてます。
券売機。
メニューは、宍道湖しじみ中華蕎麦〈塩〉900円・地鶏としじみの中華蕎麦〈醤油〉900円・麺 大盛150円・ワンタン 4個200円・チャーシュー5枚400円・吊るし焼きバラ 2枚200円・ライス100円・ローストポーク丼350円・吊るし焼きバラ丼400円・おつまみ盛り450円・メンマ150円・味玉150円・特製変更軒券350円など。
オープンしてから変わらず宍道湖しじみ中華蕎麦〈塩〉、地鶏としじみの中華蕎麦〈醤油〉2種類のみ。
地鶏としじみの中華蕎麦〈醤油〉のみ細麺or手もみ麺から選択できます。
券売機上に黒ボードが置かれ写真付きの〈特製〉とサイドメニューの紹介と本日のしじみがしじみは全て宍道湖産になり生産者の方の名前も書かれています。
卓上調味料はGABANブラックペッパー。
注文したのは「地鶏としじみの中華蕎麦〈醤油〉 ※手もみ麺に変更」¥850+「吊るし焼きバラ丼」¥380
しじみ出汁なので間違いなく塩のほうが合うはずですが、私はずっと地鶏としじみの中華蕎麦のほうが気になってしまい初訪問したら食べようと決めていた。
見た目は全くしじみ出汁のスープには見えず、実に美しく実に洗練された今風の清湯醤油に仕上がってます。
縁が大きくハット型の白い丼を使用。
スープは清湯醤油味。
出汁の構成的には、しじみと魚介出汁に地鶏出汁をブレンドしてるそうで、まず知覚したのは鶏の味わい。
この地鶏の旨味がなかなか濃密で前に出て、しじみ出汁を加えなくてもハイレベルな鶏清湯スープとして成立してる。
醤油ダレは3種類の醤油をブレンドし尖りのない奥深いコクが印象的で、鶏と醤油の後に輪郭を描くようくっきりとしじみの旨味をじんわり感じましたが宍道湖しじみ中華蕎麦〈塩〉と出汁の構成的には同じらしく、仕上げにかける油が塩はしじみ油、醤油には鶏油を浮かべてるとか。
これは好みだ~!ウマいっ☆
麺は「菅野製麺所」の太縮れ。
初訪だけど通常の細麺ではなく手もみ麺でお願いし、幅広の太縮れ麺のむっちりした食感にピロピロ感も少し堪能できます。
スープの持ち上げも実に良く、ハイレベルな手もみ麺で美味いな〜☆
具はレアチャーシュー2枚・メンマ・芽ネギ・刻み白ネギ。
チャーシューは低温調理した豚肩ロースが2枚入り、肉の旨味がしっかりと詰まって美味☆
特製にするとこのチャーシュー以外にローストチャーシューと吊るし焼きバラチャーシューが2枚ずつ入るそう。
青ネギの芽ネギを添えてるのは珍しいですね。
吊るし焼きバラ丼は吊るし焼きバラチャーシューをニンニク醤油ダレで味付けし、香ばしい風味とジューシーな旨味の吊るし焼きチャーシューだけでも美味すぎだが濃いめの味付けがまたよくマッチして黄身の濃い卵黄を崩してマイルドにして食べても美味いっ☆
しじみをより感じたいなら確実に塩のほうがいいと思うけど、私はこのハイレベルな鶏清湯醤油に最初は主張強くないが後半に掛けてしじみ感を味わえる地鶏としじみの中華蕎麦を大変気に入りました!
次も地鶏としじみの中華蕎麦を食べたいと思わせてくれたが、次は流石に宍道湖しじみ中華蕎麦を食べたいのでまた再訪します。
宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀
東京都大田区西六郷2-1-3
03-6690-0893
11時30分~14時30分・18時~20時 ※昼の部・夜の部お並び次第で早めに受付終了し閉店する場合あり
土・日・祝定休日