麺屋 江武里＠高座渋谷
2019年5月6日移転オープンの「麺屋 江武里」に再訪問しました。
久しぶりに神奈川県大和市の高座渋谷駅に降り立ち気になっていた店を数軒食べ歩きました。
高座渋谷と言えばかつて大行列店として度々メディアにも取り上げられアメリカにも進出し、現在は海老名にお店を構える「中村屋」が1999年に創業した地です。
約2年前その高座渋谷駅前に移転してきたのが麺屋 江武里。
2014年4月23日浅草にオープンした「麺屋 江武里」が県も違えば全く異なる地の高座渋谷に移転してきたのは意外でしたが店主の地元なんだそう。
店主は東京の有名店「麺屋 武蔵」グループで6年間修行し、武蔵グループ5店舗にて修行したそうです。
2007年7月17日雷門近くに当時、麺屋 武蔵8番目のお店としてオープンした「麺屋武蔵 江戸きん（閉店）」にも在籍し、江戸きんで提供していたメニューに似たのもありました。
江戸きんと同じ浅草にて武蔵の弟子が独立したこともあり、江戸きんが復活という訳ではないが江戸きんのDNAを受け継いだ店が浅草に再び開店と話題になりました。
お店の場所は高座渋谷駅西口から徒歩3分ほど。
ロータリーを抜けて右方面に進むと、クリニックや整骨院に居酒屋などが立ち並ぶ駅前の通りにあります。
全く知らなかったけど出入口が変わったそうで、この横の道を少し進むと最初の外観写真の出入り口があります。
店内は厨房同様横にワイドな造りで通路もゆとりがあり、シックな感じで落ち着いた内装。
厨房前にストレートカウンター10席。
店主1人で切り盛りし、入店して席に着き食券を渡すと「外観写真撮った時私写っちゃってましたか？」と聞かれたので写ってないですと答え、どうやら気を遣ってくれたそう。
浅草時代に食べてことありますと言うと、ありがとうございますと言われました。
券売機。
メニューは、江戸醤油ら～麺750円・ら～麺大盛50円・味玉100円・のり（5枚）80円・ご飯（小）100円・ご飯（大）180円など。
人手不足ですいません。慣れ次第メニューを徐々に増やしていきます。と掲示され訪問時もレギュラーメニューは江戸醤油ら〜麺1種類のみで、浅草時代は江戸醤油ら〜麺と浅草カリー麺を連食してます。
訪問時限定麺として柚子香る塩ら～麺790円と家計応援キャンペーン第3弾週変化限定麺として味噌ら～麺650円も販売されていた。
カウンターには江戸醤油ら〜麺の薀蓄が掲示。
後はSNSの案内が掲示。
卓上調味料は胡椒。
注文したのは「江戸醤油ら〜麺」￥750
迷わずデフォルトの江戸醤油ら〜麺を。
チャーシューが縦長にカットされたのが3枚になった以外はほとんど浅草時代と変わらず、以前は丼ぶりに麺屋 江武里とプリントされてたけど形は同じでしたが入ってなかったですね。
スープは清湯醤油味。
鶏ガラ・豚骨の動物系と鰹・ウルメイワシの魚介に日高昆布・アサリなど10種類から取った出汁をブレンドした淡麗魚介スープになるそうで、鶏の旨味が少し前に出て後から節系の風味がふわっと香ってきます。
タレは江戸の味ヒゲタ醤油と酒蔵小山酒造の丸眞正宗を合わせた醤油ダレとなり、コクもよく感じるし塩気もちょうど良くバランスもいいですね。
浅草時代はかなり熱々の温度で提供してたが今回は適温でした。
麺はカネジン食品の全粒粉入り中細麺。
武蔵出身店でも多くの店が使用してる武蔵関連店お決まりのカネジン製の麺では珍しい全粒粉入りの麺を使用。
浅草時代はかなり強く縮れた太麺を合わせてたけど麺肌はつるっとして喉越し良く、やや歯応えが残る食感はスープとの絡みもいい感じ。
全粒粉独特の風味はほとんど気になりませんでしたね。
具はチャーシュー3枚・メンマ・海苔・刻み水菜・笹切りネギ。
チャーシューは小ぶりのトロッと柔らかく味付け控えめながらしっかり美味い。
ネギもよく馴染んでました。
進化はしてないように感じたが充分美味しいと思う。
浅草カリー麺が限定で復活したとか？期間限定なのかな？提供されてたら再訪して食べてみたい。
麺屋 江武里
神奈川県大和市渋谷5-38-1 コンフォート鈴木 1F
046-267-1799
平日 11時～15時・17時～21時（L.O20時45分）
土曜 ・17時～20時
日曜・祝日 10時30分～15時 ※日・祝の夜の部は変則営業、毎週末ツイッターで告知
不定休 ※店休日はブログ・ツイッターで告知
