白楽 栗山製麺@鳥浜【三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド】 | Ramen Story Of L.I

白楽 栗山製麺@鳥浜【三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド】

2020年6月4日オープンの新店「白楽 栗山製麺」に行きました。

 

 

「利尻らーめん味楽 新横浜店」を出た後は夜に去年6月4日リニューアルした「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」に移動し、向かった店は白楽 栗山製麺へ。

 

 

2018年9月2日建て替えのため一度閉店した三井アウトレットパーク 横浜ベイサイドがリニューアルオープンと同時にフードコートに出店した首都圏を代表する濃厚つけめんの人気店「くり山」がとうとう2号店をオープン。

 

 

くり山の支店ができるのは2019年後半辺りから知っていたので普通の路面店を期待してた部分はあったけどラーメンフリーク・くり山ファン待望の2号店ということもあり期待大でしたし個人的に1番好きなラーメン店と言ってもよく本格的にラーメン食べ歩きを開始してから1番再訪してる店になりすぐにでも食べに行きたかったけど、てっきり本店の白楽から程近い場所に出店するのかなと思ってたら横須賀に近い金沢区のアウトレット内のフードコートな事もあり、なかなか足が向かず遅ればせながら初訪問です。

 

 

しかし、ぶっちゃけフードコートに出店した人気ラーメン店を食べて本店と遜色ないクオリティーの味を提供してる店は過去に食べた中では一握りなので、ハイレベルな濃厚つけめんと中華そばをあのクオリティーで出せているのか確認もしたかった。

 

 

お店の場所は金沢シーサイドライン 鳥浜駅から徒歩10分ほど。

 

 

白楽 栗山製麺があるフードコートは2階Cエリアとなり、同じく出店したラーメン店は塩ラーメンの有名店「塩ら~麺 本丸亭 三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド店」

 

 

フードコートなので相当広い席数がありますが、平日のラストオーダー30分ほど前に到着したからかどの店舗も空いていて余裕で栗山製麺の近くに座ることができました。

 

 

ちなみに栗山氏は不在で、オープンして数ヶ月は本店を閉めてこちらに付きっきりで居たそうですが他のスタッフに任せ現在は本店の厨房に立ってます。

 

 

おしながき。

 

 

全メニューは、つけめん850円・辛つけめん950円・中華そば750円・煮干し醤油そば850円・のり100円・特製(味玉+チャーシュー二枚+大判海苔)200円・チャーシュー三枚300円・味玉100円・のり100円・辛味100円・メンマ150円・ライス180円・肉飯300円・ドリンクセット130円・肉飯セット250円・お土産つけめん(箱入り 冷凍二食)1800円。

 

 

本店と同じく、つけめん、辛つけめん、中華そばに過去本店の定休日「火曜日に営業し限定で提供」していた煮干し醤油そばがあります。

 

 

つけ麺の麺が温かいあつもりは対応してくれるのか不明。

 

 

他には本店にないライスと肉飯のサイドメニューもあり、フードコートらしくドリンクセットも用意されてます。

 

 

会計処付近に紙ナプキンと卓上調味料の一味唐辛子・GABANブラックペッパーにスープ割用のタンクと本店でも入れるか聞かれるゆず粉が常備されています。

 

 

卓上調味料を席に持っていくのは基本ダメでしょうけど、すぐ返却しにいくならいいかも。

 

 

会計するとブザーを渡されるので鳴ったら取りに行きます。

 

 

お冷はフードコート内の数ヶ所に紙コップが置かれたところからセルフ。

 

 

注文したのは「つけめん」¥850

 

 

つけめんと中華そばの連食をすることを決めていたので、一応スタッフに連食OKなのとラストオーダーの時間を聞きまずはつけめんから。

 

 

つけ汁の色合いが若干薄茶に見えたけど、麺の太さといい具のサイズに配置といい使用してる器も含め、くりやまのつけめんと言っていいルックス。

 

 

つけ汁は濃厚動物魚介醤油味。


ん~ハッキリ言おう、くり山で提供してるつけめんとは結構違いました。


まずくり山で提供してるつけめんは現在も夜営業再開してませんが昼は中濃スープ、夜は濃厚スープになり、濃厚スープもただ重たくて濃いスープに仕上げておらず口当たりも良く食べやすさを重視したバランス系の濃厚つけめんですが、こちらのスープは今風の濃厚つけめんらしくドロドロ高粘度を誇るヘヴィーな濃厚スープでした。

 

 

これは敢えてこうしてるのか、それともスープが煮詰まりこのようなドロ系スープに変身してしまうのか真相は分からず。

 

 

動物出汁のドロドロ感の中で魚介出汁は風味もよく感じてくっきりと輪郭を描いており、タレも濃厚な出汁に負けじと寄り添ってきてるのでバランスだけ見たら保たれているし、これはこれでありな味わいではあるが、これだとそこら中にあるドロ系濃厚つけ麺と同じになってしまう。

 

 

麺は自家製の太ストレート。

 


麺も本店とは結構違い太さや小麦感の残る風味はほぼ同じだけど、少しかための茹で加減で強靭な歯応えです。

 

 

この麺の茹で加減は多分だけど、タイマーを使って茹でてるとは思うが単純に茹で時間が短いんじゃないかな。

 

 

もう少し茹でてソフトな感じも欲しいですね。

 

 

具はチャーシュー・メンマ・ナルト・海苔・刻みネギ。


チャーシューは味付け控えめの肉の旨味で食べさせるタイプで軟らかく、具に関しては本店と同じクオリティーで美味しい。

 

 

返却しに行き、続いて注文したのは「中華そば肉飯セット」¥1000

 

 

お腹に余裕があったので、単品で頼むより50円安くなる中華そば肉飯セットにした。

 

 

オォ~!中華そばは本店と全く同じルックスと言ってよく、風味に関しては本店よりも良い香りですぞ!

 

 

スープは動物魚介醤油味。



う〜ん、はっきり言おう、これは個人的に無いです。



まずつけめん同様ドロドロ粘度じゃなかったのが不思議で、次にスープを飲んだ瞬間動物出汁と魚介出汁の風味は本店と全く同じなのに、出汁の旨味が全く出てなく完全に抜けてしまっていた。

 

 

タレもなんかぼんやりとしちゃって弱く、もう一度書くが本当風味は完璧なのに旨味とコクが全くしない味だった…

 

 

麺は自家製の軽くウェーブのかかった中細麺。


中華そばの麺に関しては茹で加減完璧で固すぎず軟すぎず良い食感でした。

 

 

ただスープがね~、麺は良いけど絡んでこなかった…

 

 

具はチャーシュー・メンマ・ナルト・海苔・刻みネギ。

 


チャーシューはつけめんと同じく本店のクオリティーで美味。

 

 

味付けはほとんどしてないけど肉の旨味だけで充分美味しく食べれる。

 

 

肉飯は甘辛に味付けされサイコロ状にカットされたチャーシューとメンマに刻みネギが入り、具もたっぷり入っていたしご飯の量も多く満足度高いご飯ものでした。

 

 

冒頭に書いたようにフードコートで本店と同じクオリティーを提供するのは難しいというのが改めて痛感したし、好きな店だからこそ敢えて厳しく本音を書かせて頂いた。


火力や厨房器具などの問題もあるので致し方ない部分もあるのはもちろん承知ですし、中華そばはちょっとオススメはできないが、つけめんは濃厚ドロ系が好きな方なら食べてみるのもありです。

 

 

もう1度つけめんを食べてみて同じ印象になるのか確認したいので、煮干醤油そばと連食しにまた再訪します。

 

 

ラーメン白楽 栗山製麺

ポスト神奈川県横浜市金沢区白帆5-2 三井アウトレットパーク 横浜ベイサイドCブロック 2F

電話045-355-0966

時計10時30分~21時(L.O20時30分) ※コロナ自粛期間中は20時迄

ぐぅぐぅ無休 ※施設に準ずる

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