中華そば 丸信@荻窪 | Ramen Story Of L.I

中華そば 丸信@荻窪

1950年創業の「中華そば 丸信」に行きました。

 

 

荻窪には東京を代表する老舗ラーメン店が多くあり

今はあまりこう呼ぶ方はいないかもしれないがそれらの

店を「荻窪ラーメン」と言われる。

その荻窪ラーメンのルーツとも言われる1948年荻窪駅南口に創業した「丸長」が丸長系の総本山として現在も君臨している。

丸長の創業者の義兄弟にあたる方が丸長と同じく荻窪に丸信を開店したそう。

最初は荻窪駅前の北口にて創業し、昭和63年に現在の

場所に移転しこちらを本店として荻窪駅前店を支店にした

そうだが平成3年に区画整理の為閉店したとか。

丸信から信暖簾分けされたお店も都内・神奈川に多数

あり、ほとんど丸信が屋号です。

ちなみに現在の店主は三代目となります。

 

 

お店の場所は荻窪駅北口から徒歩7分ほど。

青梅街道を環八方面に向かって行き、環八と交差する手前にあります。

店内は街の中華店っぽい雰囲気はあるが、老舗感はほとんど感じず綺麗で明るい内装。

厨房前にL字型カウンター6席、4人掛けテーブル席3卓。

店主とおばちゃん3人の4人体制で切り盛り。

メニュー。

 

 

主なメニューは、ラーメン670円・ワンタンメン810円・メンマラーメン870円・チャーシューメン980円・ワンタン650円・つけそば790円・味付け玉子100円・生玉子50円・麺大盛120円増・メンマ大盛り200円増・ライス150円・半ライス100円・ギョウザ580円・シューマイ580円。

老舗東京ラーメンらしい醤油味のラーメンを基本にワンタンメンやチャーシューメンとつけそばが揃ってる。

卓上調味料は白胡椒・醤油・酢・辣油・S&B七味唐辛子。

 

 

注文したのは「ワンタンメン」\810

 

 

ワンタンも食べてみたかったのでワンタンメンを。

ルックスもスープの色合いといい鶏ガラの東京醤油ラーメンと言いたくなるノスタルジックなもの。

スープは清湯醤油味。

スープを飲んでみてちょっと意外だったのが、鶏ガラ出汁

よりも魚介が思ってた以上に効いていたところ。

ベースは鶏と豚っぽいが旨味はかなり穏やかで、鰹節や

煮干しと思われる魚介風味と旨味が浸透。

荻窪ラーメンの特徴でもある醤油ダレは濃口醤油を使用

しており、濃さや塩気は全く強くなくコクはちょうど良い。

 

 

麺は自家製の中太ストレート。

やや多加水気味の麺で、滑らかな麺肌でスルスルと入っていく啜り心地の良さと適度に柔くもちっとした食感。

 

 

具はチャーシュー2枚・メンマ・ワンタン5個・海苔・

青菜・小口切り白ネギ。

チャーシューはデフォルトで2枚のってたけど普通は1枚じゃないのかな?

肩ロース肉ですがなかなか大判でホロッとした柔らかさに旨味も詰まり充分美味しい。

 

 

ワンタンはほとんど餡が詰まってない皮を食べるタイプで

つるつる滑らかな皮が良いですね。

けど餡が詰まったワンタンが食べたい気分だった...

 

 

トータル的には満足度高めの古き良き一杯でした。

またいつか再訪したいと思う。

 

 

ラーメン中華そば 丸信

ポスト東京都杉並区上荻1-24-22

電話03-3391-4809

時計11時~17時(材料なくなり次第終了)

時計土・日・祝11時~15時(材料なくなり次第終了)

ぐぅぐぅ水曜・第1日曜・第3木曜定休日