琉球新麺通堂 本店@小禄
沖縄県遠征ラスト18軒目。
2002年8月10日オープンの「琉球新麺通堂 本店」に
行きました。
今まで廻ってきた遠征で日本最南端となった沖縄遠征も
とうとう最後のお店です。
最後に訪れたのは、沖縄を代表する有名人気行列店の
琉球新麺通堂 本店。
沖縄県内に支店も多くあり、沖縄本土在住の方なら大体の
方が存在を知ってると言っても過言ではないほどの知名度が
あり、いまや観光客も多く訪れる観光スポット的な有名店と
なる琉球新麺通堂 本店は「有限会社オフィスりょう次」という
主に居酒屋店を経営しているグループのラーメン店となり
琉球新麺通堂 本店が来年創業15周年を迎える。
屋号の通堂の由来は、その昔通堂町という多くの人々が行き交う賑わった港町があり、琉球の玄関口通堂町は発信地としてたくさんの人々が集まる地域だったそうで通堂町にあやかり
沖縄ラーメン文化が栄えることを願って通堂と名付けたそう。
そんな琉球新麺通堂 本店ですがとあるプロジェクト企画から
誕生したラーメン店となります。
「新横浜ラーメン博物館」 が2001年、地域によって明確な
ラーメンスタイルが無くいわゆるご当地ラーメンが無い地域に
その地域の食文化や特産品を活かして新たなラーメンを創る
「新ご当地ラーメン創生計画」という企画で誕生した。
その企画は有名ラーメン店の店主がプロデューサーとして
就任し、第一弾となる琉球新麺通堂をプロデュースしたのが
「博多一風堂」 店主の河原成美氏。
一風堂譲りの豚骨ラーメンと沖縄の食材を活かした塩ラーメンの2種類を生み出して、ラー博内で2001年3月6日~2002年2月24日までの期間限定出店をした後沖縄に凱旋出店した。
琉球新麺通堂の支店は、宜野湾市の琉大北口店、沖縄市の知花店、那覇市の儀保駅前店と寄宮十字路店の4店舗ある。
ちなみに現在ラー博で居酒屋りょう次が出店しており
琉球新麺通堂で提供しているラーメンが杯数限定食べれます。
お店の場所は沖縄都市モノレール線(ゆいレール)小禄駅
から徒歩2分ほど。
小禄駅を出たらロータリーを抜けたらすぐのドラッグストアの
先にある琉球銀行の隣にあります。
冒頭1枚目の写真で分かると思いますが階段を上ると店舗が
あり、パッと見は城みたいなお店です。
店舗前の道路沿いにバス停があるが本物のバス停ではなく
通堂のバス停を模した縦看板となり、ベンチもあるので混雑時
ここで待つこともできます。
専用駐車場は店舗下に6台分完備。
週末などは特に大変混雑するお店とは知ってたけど、アイドルタイムに到着したが外待ち10人位と本当入ってるね~(ノ゚ο゚)ノ
混雑時は名前をカタカナで人数を書いて呼ばれるまで待つ
システムで、店から離れても大丈夫だが名を呼んでいないと
当然飛ばされます。
結構どっと団体客が出てきたので15分位で店内へ。
店内は結構広く居酒屋のような造りで、木目とコンクリートを
活かした昭和の雰囲気もあります。
広い厨房前にストレートカウンター11席、10人掛けテーブル席
2卓、6人掛け小上がり席3卓。
店内は中国人と韓国人の観光客で半分以上埋まり、すんごい
賑やかでうるせ~(・Θ・;)
最初韓国人グループが2組座っていた大テーブル席に相席で
案内されたが、スタッフが気をきかしてくれてカウンター席が
空いたので移動しますか?と言われもちろん!
厨房に男性スタッフ4人と女性スタッフ2人とホールに
おばちゃん2人の8人体制で切り盛り。
麺上げをしていたのは女性でしたね。
券売機。
主なメニューは、おとこ味ラーメン700円・おとこ味ミニラーメン
590円・おんな味ラーメン650円・おんな味ミニラーメン540円・
辛みそおとこ味770円・黒こがしにんにく770円・辛みそおとこ味ミニラーメン660円・黒こがしにんにく味ミニラーメン660円・しょう油ラーメン650円・通堂ブラック650円・つけ麺750円・台湾ラーメン650円・ラーメン大盛50円・替玉100円・お子様セット480円・チャーハン470円・チャーシュー200円・通堂ぎょうざ370円・
半ぎょうざ200円・味たまご100円・チャーシューとろろ丼460円・チャーシュー丼430円・明太子ごはん310円・みそチャーシュー丼390円・ねぎ塩チャーシュー丼350円・ねごはん150円・半ごはん100円・サンデー200円・ソフトクリーム150円。
基本の麺メニューは、豚骨ラーメンのおとこ味ラーメンと
塩ラーメンのおんな味ラーメンの2種類。
完全にこの2つしかないと思ってたが、他にも辛みそおとこ味、黒こがしにんにく、しょう油ラーメン、通堂ブラック、つけ麺、
台湾ラーメンもありました。
サイドメニューもかなり豊富に揃い、通堂ぎょうの注文率は
高かったですね。
麺のかたさが選べ、ハリガネ・バリかた・かためん・ふつう・
やわめんの5段階から。
卓上調味料はギョーザのタレ・ラー油・すりごま・一味唐辛子・
ミル入り黒胡椒。
他にもやしと大根?などを使用した漬け物が常備。
席に着くとウエットおしぼりと麦茶が提供された。
注文したのは「おんな味ラーメン」\650
通堂ではおとこ味ラーメンより、おんな味ラーメンのほうが
メディアなどにもとりあげられることが多く豚骨も人気だが
塩も人気で、訪問時おんな味ラーメンを頼んでる方のほうが
多くいました。
私もおんな味のほうが食べてみたかったので迷わず
おんな味ラーメンを麺のかたさふつうで。
ルックスは具で隠れてしまってるが澄んだ清湯の塩です。
スープは清湯塩味。
出汁は豚と鶏ガラの動物系に数種類の野菜と昆布から作られてるそうで、油分も浮かばず一言で言うなら非常にあっさりした味わいです。
正直出汁感も塩ダレもギリギリの薄さで、これ以上だと味は
しないとまで言ってもいい位の優しい味わいだが段々食べ
進めていくと、不思議と物足りなさはなくなっていき、繊細な
旨味にクリアなコクを感じだしてきました。
それでもおとこ味など豚骨好きの方は薄く感じるでしょうね~。
個人的には普通に美味しくいただけました。
麺は中ストレート。
つるつるの麺肌は喉越し良好で適度にもっちりした食感。
そんなにスープとの絡みが良いとは思えないが、麺単体で
見たら喉越しはかなり良かったし悪くはないです。
具はチャーシュー2枚・キクラゲ・海苔・輪切り青ネギ。
チャーシューは脂身部分がほぼ無くちょっと薄切りだが
旨味も充分詰まってるし普通にウマい。
青ネギは多くのってるけど、スープのジャマにはならず
食感もいい感じでした。
次回は支店でおとこ味ラーメンを食べてみたいが
ラー博で出店中に食べてみようかな。
これにて沖縄県遠征は終了です。
当分沖縄には行くことないが、今回は沖縄そばをあまり多く
食べなかったが、また次回も自分はラーメンが好きなので
ラーメンメインで食べ歩きたいと思います。
琉球新麺通堂 本店
沖縄県那覇市金城5-4-6
098-857-5577
11時~翌1時
無休