自家製麺 緑@都農
宮崎県遠征7軒目。
2004年12月オープンの「自家製麺 緑」に行きました。
最高の「朝ラー」
を食べた後は宮崎市内から一気に北上し
児湯郡まで移動しました。
九州全域はやはり豚骨ラーメンなどの豚骨出汁をメインとしているラーメン店が圧倒的に多く人気上位にくるのも豚骨のお店がほとんど。
しかし、宮崎市内から遠く離れた児湯郡に県内では希少で
清湯をメインにしながら宮崎でもトップクラスの人気店があり
そのお店が自家製麺 緑(えん)。
今回の遠征では「風来軒 加納本店」
・「ラーメンマン(拉麺男)」
の次に楽しみにして、初めて宮崎に来たら必ず食べて
おきたいと長年思っていた念願の自家製麺 緑。
店のコンセプトは化学調味料を一切使用せず素材にこだわり自家製麺のお店で、なんとご主人は横浜の名店で数々の
ラーメン店に影響を与えた「くじら軒」 出身。
まさか宮崎市内から離れた田舎と言ってもいいところに
くじら軒出身者のお店があるなんて( ̄□ ̄;)!!
そんなお店があると知れば、ラーメンフリークなら行かねば
なるまい( ̄ー☆
てか記事を書いてたら、くじら軒が食べたくなってきたよ(^^ゞ
お店の場所はJR日豊本線 都農駅から徒歩35分ほど。
都農駅を出たらひたすら真っ直ぐ進むと国道10号線に出る
ので左に曲りひたすら進むと都農町名貫交差点を右に曲がり
しばらく道なりを進んで行けばあります。
専用駐車場は線などは引かれてないが店舗敷地内に20台分完備。
しかし、周りは田園地帯で畑や田んぼが広がるところに突如
ある。
店舗前はこんな景色↓
店舗裏はこんな感じ↓
店内はログハウス風の田舎にありそうなラーメン店という
感じで、アットホームな雰囲気もあってくつろげそう。
席は厨房前にストレートカウンター8席、4人掛けテーブル席1卓
4人掛け小上がり席2卓。
ご主人と奥様の2人体制で切り盛り。
非常に丁寧で良い接客とはこれというお手本のような接客♪
開店前シャッターで一番乗りでしたが、すぐに常連らしき方で
半分位席は埋まる人気ぶり!
実は前日自家製麺 緑に行く予定で一応行く前に営業確認の電話を掛けたら留守録で本日は臨時休業しますとアナウンスが流れ次の日に行ったのですが、ご主人が常連さんと話してる内容だと昨日は釣りに行ってたようです(・Θ・;)
メニュー。
主なメニューは、しなそば醤油770円・しなそば塩780円・味噌らぁめん820円、バターコーン入り1050円、野菜入り1100円・
辛味噌らぁめん840円・こく塩らぁめん870円・濃厚醤油らぁめん840円・トマトらぁめん(新門農園トマト使用)900円・辛トマトらぁめん950円・中盛り(半玉増し)110円・大盛り(1玉増し)220円・
ミニらぁめん(少なめ)100円引き・いぶしチャーシュー(4枚)500円・1/2いぶしチャーシュー(2枚)250円・名古屋コーチン味玉
160円・手切りメンマ250円・白ネギ160円・チャーシューごはん(大)500円、(小)350円・おにぎり(2個)320円、(1個)160円・
ごはん大200円、小150円・おつまみチャーシュー560円・おつまみセット(チャーシュー+味玉+メンマ盛り合わせ)1000円・みかんジュース(愛媛の無茶々園)350円。
基本の麺メニューは、一番人気のしなそば醤油、特にあっさり味で初めての方にはおすすめできませんと書かれたしなそば塩、味噌らぁめん、辛味噌らぁめん、こく塩らぁめん、濃厚醤油らぁめん、新門農園トマトを使用したトマトらぁめん、辛トマトらぁめんの8種類となかなか豊富です。
修業先のくじら軒と同じく、しなそば醤油と濃厚醤油らぁめんの2種類の醤油味があり、しなそば醤油は透き通った清湯で濃厚醤油らぁめんはやや濁った白湯よりのスープとなり素材も異なると奥様が言われてた。
しなそば塩とこく塩らぁめんも同じような事を説明された。
トマトらぁめんは幟も店頭に出ており人気メニューのようです。
みかんジュースも愛媛から取り寄せ、無添加・無加糖ほんものジュースのようで、ラーメンに使用する素材以外にも素材にはとことんこだわっています。
会計はレジに伝票を持っていく後会計制。
卓上には縁のらぁめんはと説明やこだわりが一~十一まで
書かれていた。
割り箸も金沢市の松で作ったものを使用してるとは(゚Ω゚;)
卓上調味料は梅干し・七味唐辛子・胡椒。
席に座ると、お冷と器にのってレンゲが一緒に提供された
注文したのは「しなそば醤油」\770
自家製麺 緑に来たら2杯は食べようと店内連食するのを決めてたが全メニューが気になりどうしようかと悩んだ挙句まずは一番人気のしなそば醤油を。
ルックスは首都圏などを含めた今時の綺麗な清湯醤油です。
スープは無化調清湯醤油味。
結論から言ってしまうと、この後に食べた品も含め私の好み
からはちょっと外れた清湯でした。
出汁は黒豚と丸鶏などの動物系スープと煮干しや鯖節に昆布などの魚介系スープを合わせたダブルスープで、これと言った突出してる素材感は無いがバランス良く融合してるけどどちらも旨味は優しすぎて尚且つ無化調なのでなんかしっくりこず。
醤油ダレは数種類の醤油をブレンドし、コクはなかなか
奥深いがもう少しキレがあると好きかも。
他店の無化調で美味しいと思った店は出汁とタレに印象が強く残り充分過ぎるほど化学の力を使用しなくても食べ進められる力強さがあるが、このスープはとにかく優しくてすっきりしてるという印象。
麺は自家製の中細ストレート。
栽培小麦を石臼挽き全粒粉に練り込み二日間自熟成させた
多加水麺という手打ち麺は、なかなかコシが残り小麦風味も
広がるし喉越しも良好。
麺は結構好きですね~☆
具は炙りチャーシュー・メンマ・微塵切り白ネギ・万能ネギ。
チャーシューは高崎市の国内で唯一の飼育法で育てられた
豚肉を使用し炭火で燻しローストしてるそうで、弾力性がある
歯ごたえと香ばしい風味にジューシーな旨味が堪能でき充分
ウマい。
メンマも乾燥メンマから作ってるそうで普通に美味しい。
続いて注文したのは「しなそば塩」\780
こく塩らぁめんと迷ったが、特にあっさり味で初めての方には
オススメできないと書かれてたしなそば塩を。
ルックスは丼ぶりは異なるが、しなそば醤油同様に澄んだ清湯塩です。
スープは無化調清湯塩味。
しなそば醤油と同じダブルスープっぽいが、確かに醤油よりも
というか他のメニューと比べても特にあっさりしてると思う。
旨味はじんわりと感じるの下と表現したいほど優しすぎて
塩ダレのコクも薄いな~。
麺は自家製の中細ストレート。
麺もしなそば醤油と同じですかね。
なんか醤油よりも喉越しが良く感じたような。
具は炙りチャーシュー・メンマ・微塵切り白ネギ・万能ネギ。
具もしなそば醤油と同じで、炙りチャーシューはこの塩だと
ちょっと存在感が強すぎる印象。
メンマは太いメンマでしたね。
コンセプトは毎日口にしても安全で体に優しく「後味」にこだわってるという点には納得ですが、しなそばを2杯チョイスしたのは失敗だったかな。
こく塩や濃厚醤油のほうが好みだったかもしれない。
味噌やトマトも気になるし、また来る機会があれば他のメニュー食べてみたい。
そのままさらに北上して宮崎を攻めたかったが時間も掛かる
ので諦め再び宮崎市内に戻り食べ歩いた。
自家製麺 緑
宮崎県児湯郡都農町三ヶ月原1140-65
0983-25-2788
11時~14時30分(L.O14時)
日曜・祝日定休日 ※他に臨時休業あり