渡なべ@西早稲田/面影橋/高田馬場
約10ヶ月ぶりとなる「渡なべ」 に再訪問です。
2002年4月21日にオープンした渡なべ店主の「渡辺樹庵」
氏はラーメン界では知らない方はいないほどの有名店主で、元々は日本全国を食べ歩くラーメンフリークであったが作り手となった現在も様々な土地のラーメンを食べ歩くラーメンフリークです。
高校生の頃からすでにスープ作りをされていたらしく、ご自身のお店をラーメン大激戦区高田馬場に開店したが高田馬場は
愚か東京を代表する人気店へと一気に上りつめた。
渡なべのスープは今の時代では定番の濃厚動物魚介となり
この渡なべが濃厚動物魚介の元祖とも言われ他店に大きな
影響を与えた功績は計り知れない。
濃厚動物魚介の歴史はすべて渡なべから始まったと言っても過言ではなく現在もこのスープにこだわり続け渡なべの代名詞となっている。
渡なべで修行し独立された方もどんどん出てきて、どの店も
師匠の店に負けない人気店とハイレベルな味を提供されて
おり、ほとんどの店が渡なべとは異なる独自な味で勝負されています。
渡なべはここ数年限定メニューがフリークの中で評判となって私も限定ばかり食べに行っておりしばらくレギュラーメニューを食べてなかったので、今回はブログ開始後初となるデフォルトのらーめんを食べようと
お店の場所は西早稲田駅1番出口から徒歩4分ほど。
早稲田通り沿いの馬場口交差点付近にある松屋の横にある
路地を入ってすぐ右手にあります。
外観は料亭のような佇まいで暖簾は出てなく小さく渡なべと
書かれ、店舗上部にらーめんと出た看板があるのみ。
並びができる時もあるのでその注意事項が書かれた案内が
外に掲示されていた。
店内はこぢんまりとした和食料理屋のような大人な雰囲気の
ある造りで厨房との距離も近いです。
L字型カウンター8席のみ。
樹庵氏はほとんど厨房に立つことはないので、若い男性
スタッフ2人体制で切り盛り。
券売機。
主なメニューは、らーめん830円・味玉らーめん930円・ちゃーしゅーめん1130円・つけめん830円・味玉ちゃーしゅーつけめん1230円・替玉(らーめん用)150円・大盛り(つけめん用)150円・味付玉子100円・ちゃーしゅー300円・メンマ150円・ご飯150円・ちゃーしゅーご飯300円。
基本の麺メニューはシンプルに、らーめんとつけめんのみ。
ちなみに約10年前に私が初めて渡なべを食べた時から
らーめんは800円と高めのお値段。
当時は800円のらーめんは高っ!と思ったが今じゃ普通だね。
卓上調味料は七味唐辛子・ミル入り胡椒。
他に卓上に樹庵氏のツイッター
の案内が掲示されてた。
注文したのは「らーめん」\830
迷わずらーめんを。
ルックスは丼ぶりも含め開店当初から変わらず全く同じ。
5分位で提供。スープは濃厚動物魚介醤油味。
豚骨・鶏ガラをじっくり炊き上げた粘度のある動物系に鯖節や鰹節などの魚介風味が強めに香る濃厚なスープ。
昔と印象はさほど変わらなかったが、特に魚介の節系がこんなにガッツリ主張してたっけかと驚いたが。
樹庵氏も表現するように、あぁ~渡なべらしい濃厚豚骨魚介
だなと。
もうさすがに感動はないが普通に美味しいですね。
麺は自家製の中細ストレート。
昔は三河屋製麺を使用していたが、いつからか自家製麺に
切り替えた。
ちょうど良い茹で加減で食感もしっかり残り少し小麦感も口の中で広がり、スープもバッチシ絡んでくるし良い麺ですね。
具はチャーシュー・極太メンマ・笹切り白ネギ・
小口切り青ネギ。
チャーシューは長いバラ肉で旨味も残り十分ウマい。
渡なべの名物とも言えるのが極太のメンマ。
間違いなく日本のラーメン店で使用してるメンマではトップ
クラスの超極太サイズだが、見た目とは裏腹に驚くほど柔らかくサクッと噛みきれる。
久しぶりに食べたか色あせなく輝いていた濃厚スープでした。
次はずっと気になってる渡なべのつけめんを食べようかな。
渡なべ
東京都新宿区高田馬場2-1-4
03-3209-5615
11時~21時(スープなくなり次第終了)
無休