すみれ 札幌本店@中の島
札幌遠征2軒目。1964年8月2日創業の「すみれ 札幌本店」に訪問しました。
とうとうやっと来れた!すみれ 札幌本店へ!
もはや説明不要の超有名札幌ラーメン店のすみれ。
全国のご当地ラーメンが数軒ある「新横浜ラーメン博物館」 にも2度出店しており、名実ともに全国区に名が知れ渡ってる。
カップラーメンや生ラーメンなどでも発売されているし、ラーメンに興味のない方でも、すみれと入った商品は何かしら見たことあるでしょう!
前記事の「純連」
でも書いたが、すみれと純連はどちらも相当な人気を誇り二分する兄弟店となり、創業者であり初代店主の 村中 明子さんが純連(すみれと読む)を昭和39年に創業。
その村中さんの長男 村中 教愛氏が純連を経営し、三男の
村中 伸宜氏が現在はすみれを経営している。
昭和39年の創業時は純連と書いてすみれと呼んでいたので、すみれも純連も同時の創業となっているが、純連(すみれ)は昭和58年に移転した際呼び名をじゅんれんと変えているので歴史ではすみれの方が上になる。
すみれ店主の村中 伸宜氏は元和食料理人で高級ホテルなどで腕をふるっていた方。幼い頃は有名店主の母親の手伝いをしていたが、ご自身はラーメンの道には進まず地元の札幌で
寿司店を開業したそう。
その後母親立っての願いでラーメン職人へ転身し、平成元年に母が最初に店を出した現在の地中の島にすみれを開店した。
ラーメン界では母・息子2人の村中一族は相当な有名人です!ラー博に「らーめんの駅」 が復活した際は厨房に3人が立ち
ラヲタにはたまらない光景だったとか!
支店もラー博の他に、札幌すすきの店・札幌南三条店・京都店・博多店・大名店・ららポートTOKYO-BAY店がある。
お店の場所は地下鉄南北線中の島駅2番出口から徒歩10分ほど。中の島駅降りてすぐの中の島通を南下して行き環状通に
出たら右に行くと陸橋があるのでその下というか横にあります。
平成14年12月に建てられたすみれビルが見えてくるので一発で分かりますよ!しかし、純連もそうだったが、すみれ本店の
裏は住宅街だしなんか変なところにありますね( ̄ー ̄;
このビルが無ければちょっと分かりづらいかも。
駐車場は店の敷地内に約20台分あり、昼のど真ん中の時間帯に着きほぼ満車でしたね。
店の左端にお土産コーナーの小店舗が併設されていた。
営業時間は11時~17時となります。
店内は今まで食べたすみれの支店では断トツに広く、さすが
本店という造り。
入口左側が厨房前と壁側にカウンター15席、右側にテーブル席が計34席分あるそう。
従業員も厨房に男性3人位とホールに若い女性が3,4人と結構多かった。
声もしっかりと出てコミュニケーションも連携も良く、店内待ちが発生していても見事にオペをされていたしラーメンも回転良く出ていた。
私とすれ違いに観光客の若い団体が来ていて女性スタッフに札幌駅周辺のオススメスポットなどを聞いていたが、ちゃんと
丁寧に教えていたから店の事以外のそういう部分も想定して
答えられるんだろうね♪
入口前のレジ前に支店のご案内が貼られていた。
予想はしてたが、天井の壁付近にはサイン色紙がずらぁ~っと飾られていました。
偶然にも私の座った窓側のカウンター席一番端の上には
松っちゃんと三又のサイン色紙があった!
しかも2012年8月に来てたとは(^▽^;)
メニューはこんな感じ。
主なメニューは、味噌ラーメン850円・塩ラーメン800円・正油ラーメン800円・昔風ラーメン(数量限定)850円・チャーシューメン各200円増・大盛各100円増・ライス150円・ライス大盛200円・
すみれご飯350円・おにめし(三升漬付)300円・チャーハン700円・チャーハン大盛800円・焼きギョーザ(一口サイズ7個入り)
400円・かまぼこ200円・たくあん100円。
純すみ系の基本となる味噌・塩・正油ラーメンに、数量限定鶏ガラスープのあっさり正油スープの昔風ラーメンの4種類。
すみれの全店でサービスしてるかは不明だが、お好みで
薄めるスープを言えば提供してくれます。
純連にはある辛味噌ラーメンは無く、すみれでも人気サイドメニューのチャーハンとすみれオリジナルのすみれご飯とおにめしがある。
会計はレジに伝票を持っていく後会計制。
卓上調味料は柚子胡椒・S&Bコショー・一味唐辛子・酢。
割り箸とレンゲ容れにメニュー立てにもすみれとプリントされていた。
注文したのは「味噌ラーメン」\850
他の味も非常に食べてみたいが、せっかく本店に来たことだし味噌ラーメンを。
ラー博にも売ってる、飲み干すと中央部分に感謝とプリントされているすみれ丼ぶりで提供。
結構混んでいたにも関わらず、席に着いて5分位で着丼された!昼の混む時間は常に調理していてすぐ提供されるのかも
しれないね~。
私の後客のおじさんは、時間がないから猛スピードで作ってねとウザイことを言ってた。
厨房前のカウンター席に座っても厨房はあまり見えないようになっているので、調理工程は見えなかったが、中華鍋で野菜を炒め味噌ダレに火を入れスープを合わせて炒め煮してラードで蓋をする製法だと思われる。
スープはまさに灼熱と言いたくなるほどの、めっちゃくちゃ熱々状態で提供される濃厚味噌。
マジかよ!?スープがハンパじゃなく熱いんですけど(><;)
私が今まで食べてきた純すみ系の中でもトップの熱々スープ
だったよ!ラードの層は厚いのは間違いないがそれは純連も同じだし、もう普通に火傷する熱さです!
無論純連よりも熱く、今回廻った札幌ラーメン店でも
断トツの熱さだった。そうそう、スープの熱さで麺が茹で上がったかのような柔さに後半なってた。
マジ本当熱い味噌スープでギリ火傷しなかったよ(^_^;)
さて熱さに興奮しすぎたが、味の方は焼いた香ばしさや風味にコクがバッチシと出てる味噌ダレと豚骨ベースの清湯スープに少量魚介系ダシを合わせ、ニンニクと生姜の香りを強く効かせた濃厚味噌スープ。
純連と比べるとスパイスやニンニクなどが控えめに感じ若干
マイルドな口当たりだがパンチはあります。
純すみ系はラードがたとえ入ってなくても、この主張が強い味噌ダレとニンニクと生姜だけでも十分ウマいからね☆
まぁラードはこってり感もプラスされるので、この純すみ系には無くてはならない存在だが。
いやぁ~熱すぎるけど、素晴らしくウマい!
麺は「森住製麺」
の中太縮れ。黄色が掛かっている縮れた麺は、やはり熟成が強く主張しぷりぷりとした食感。
最初のうちはコシもあるが段々熱さで柔らかくなっていき、後半はソフトな歯ごたえになっていた。
具は小ぶりスライスチャーシュー・挽き肉・メンマ・炒め野菜
(モヤシ・玉ネギ)・刻み白ネギ。
チャーシューは小さく薄くスライスされ、挽き肉も沢山入っていて一緒に食べたり他の具と食べると美味しい。
炒め野菜は熱でクタクタだね( ̄ー ̄;けど具は良かったです!
味は他の支店で食べたことあるすみれと違いは無くほぼ一緒だが、ラードの分厚い層による熱が容赦なく口内を火傷寸前まで追い込んでくるのは本店が初でした!
今回じっくりと味わって分かったが、純連とすみれは同じようで結構違うというのが分かった。
純連の方がスパイシー感が突出した濃厚味噌でパンチとこってり感が強いね。
すみれは味噌ダレの濃さは同じ印象だが純連ほど突き抜けた感がなく、適度にパンチがある濃厚味噌(個人的な感想だが)。
どちらが好みかは人により異なるので、それは実際食べてみて決めないとですね。
言えるのはどちらも満足しちゃう出来なのは間違いないけど♪
次は他のすみれ札幌の支店を食べてみたいですね。
いやいや、すみれ本店に来れて感無量でした( ̄∇ ̄+)
すみれ 札幌本店
北海道札幌市豊平区中の島二条4丁目7-28
011-824-5655
11時~21時
無休