らーめん 羽根餃子 ヤマシロ@磐田 | Ramen Story Of L.I

らーめん 羽根餃子 ヤマシロ@磐田

静岡県遠征ラスト8軒目。2013年4月17日オープンの新店

「らーめん 羽根餃子 ヤマシロ」に訪問しました。


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静岡遠征もとうとう最後です。どうしても食べておきたい店が磐田にあったので葵区から遠く離れた磐田市まで移動です。

現在首都圏在住のフリークなら、静岡で1番気になってる新店なのは間違いないのがこちら、らーめん 羽根餃子 ヤマシロ。


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磐田にかなり凄い新店がオープンしました!このらーめん 羽根餃子 ヤマシロご主人の山本裕一郎氏が凄い経歴をお持ちの方で、荻窪にある超有名老舗店「春木屋」で約3年修行した後、自宅に製麺機を買いラーメンの試作を繰り返したそう。

その後1999年に渋谷のホテル街にあった人気店「スズメ屋(閉店)」で店長を任され、2002年にオープンした高田馬場の有名人気店「渡なべ」 の立ち上げを手伝われ、渡なべご主人の樹庵氏がとても尊敬され今の渡なべがあるのは山本さんのおかげと言われるほど最大の功労者の方のようです。

しばらく数年は樹庵氏がプロデュースしたお店などの立ち上げを手伝った後、いったんラーメン業界を離れ、で焼き鳥の経験を積まれたそうです。

焼き鳥屋の立ち上げなどを手伝い、今年4月とうとうラーメン界に復帰し満を持してご自身のお店を開店した。

あの樹庵氏がここまで絶賛する方なんてそうそういないし、是非その本物の技術を持った方のラーメンを食べてみたく、磐田は遠いけど静岡県にいるならばなにがなんでも行かねばとやって来た訳。


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お店の場所は磐田駅北口から徒歩35分ほど。最寄駅の磐田駅からは普通に遠いが、磐田と言えばフットボールチームのジュビロ磐田がありホームグランドのヤマハスタジアムから国道1号線方面に徒歩5分位行った交差点付近にあります。

駐車場は店の敷地内に10台分が停めれ、店北にある砂利スペースにも駐車可能みたい。

外観は家屋の1階部分を改築したような和風の造り。以前はやましろという居酒屋だったらしく、店主が山本氏に変わりラーメン店に業態変更したという事になったようです。

祝花はさすがに残ってなかったが、頂いた店の札は残っていて樹庵氏は無論渡なべ出身の「いつ樹」 からも来てたようです。


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店内はやはり居酒屋みたいな空間で、変形な形をしたテーブルのカウンターが8席と広い4人掛け座敷席が3卓あります。

ご主人と奥様?両親?の4人体制で切り盛りし、ラーメン作りは完全にご主人がすべて1人で行い、サイドメニュー作りや配膳に洗い物に会計などは両親?が行っていた。各自無駄なく分担して作業しているのでスムーズに店が回っていましたね。

すでに認知されてるっぽく、コンスタントにお客は来店してきて7割位は常に埋まっていた。

そういえば厨房の奥に製麺室があるっぽく、来店してる客すべての調理が終わった隙を見てご主人は短時間でも製麺室に入っていた。

ってかご主人割烹着を身にまとい、見た目からしてこの人は確実に凄い腕前の持主だなと思わせるオーラが出ていたよ(^_^;)

メニューはこんな感じ。


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全メニューは、醤油らーめん690円・麹味噌らーめん690円・叉焼麺(醤油・味噌)900円・つけ麺(醤油のみ)690円・叉焼つけ麺(醤油のみ)900円・羽根餃子(6個)350円・釜焼叉焼丼(小)350円・さくら卵の味玉100円・メンマ増し100円・ライス100円・麺大盛り100円。

基本となるのは醤油と麹味噌らーめんに醤油味のつけ麺3種類のみ。普通の味噌じゃなく麹味噌だし、叉焼も釜焼の屋号にも付いてる羽根餃子をウリにするなど他店とは異なる構成ね。

会計はレジに伝票を持っていく後会計制。

メニュー表裏にはヤマシロのこだわりや説明が。


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卓上調味料は胡椒・醤油・酢・ラー油。


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注文したのは「醤油らーめん」\690+「羽根餃子(6個)」\350


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ルックスは今時の清湯というよりかは、どこか白河ラーメンや喜多方ラーメン風の手打ち醤油に見える。

スープは無化調の鶏ガラをベースに煮干し、サバ節・宗田節などの魚介系を合わせた澄んだ清湯醤油味。

一言でウマいです!動物系は鶏を軸としなかなか綺麗に澄んでおり、魚介系はサバ節などの節系が強く突出し節系の香りが鼻に抜けていく心地良い風味がじんわりと感じてくる。

無化調のスープでも出汁がどこかぼんやりとして素材感の印象が弱い店も多々あるが、ヤマシロは鶏ガラこそそこまで強くはないけど土台としては十分成り立っているし、魚介系も素材感や風味はバッチシ!

後スープは結構熱々でしたね。


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麺は自家製の太平打ち縮れ。

この麺がまぁ~素晴らしく良かった☆やはりルックス通りに白河風の手もみ縮れ麺に近く、茹でる前に丹念に手揉みして縮れを付け超プルプルとした啜り心地が凄い!さらに弾力性もありながらもちっとした食感も兼ねこれはウマい麺だわ!

讃岐うどんの打ち方をヒントに作られた麺らしいけど、この縮れ具合が個人的にはヤヴァかった。


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具は釜焼叉焼2枚・細メンマ・小松菜・輪切りネギ。

釜焼叉焼は相当小ぶりサイズだけど、いやぁ~こいつは美味すぎる☆国産の豚バラをタレに一昼夜漬け、特注の釜でつるし焼きしたものらしく、燻製のような香りに噛むとジュワっと広がる旨味が堪能できる。


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羽根餃子はあれ?忘れられてる?と思っちゃうほど遅めに提供され、ルックスはまさに羽根餃子です(^▽^;)

パリパリとした皮に、ニンニクが入らない肉餡なのでさっぱりと食べれる。これは頼んでもいいと思いますよ~。


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もう腹はいっぱいだが、あまりにも叉焼が旨かったので「釜焼叉焼丼(小)」\350を追加注文。

釜焼叉焼がゴロゴロと入り、メンマと超みずみずしい笹切りネギが入り黒胡椒で味付けされている。ウメ~!ウンメ~よ☆

ん~これは頼んで本当良かったヽ(゜▽、゜)ノ釜焼叉焼は難しいだろうけど、首都圏の店ももっと導入してほしいな~。


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総合的にも大満足でした☆フリークなら確実に外せない、抑えとかねばならない新店が磐田に誕生です!

麹味噌やつけ麺を食べにまた来よう。

これにて静岡県遠征終了~。


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ラーメンらーめん 羽根餃子 ヤマシロ

ポスト静岡県磐田市富士見台3-1

電話0538-36-1788

時計11時30分~14時30分・17時30分~21時(昼・夜共に材料なくなり次第終了)

ぐぅぐぅ火曜定休日