丸デブ総本店@名鉄岐阜/岐阜
東海地区に遠征してきました。
まずは1年ぶりとなる岐阜県からスタート。
岐阜遠征1軒目。「丸デブ総本店」に訪問しました。
前回の岐阜遠征で行けなかった店を今回チョイスして行きましたが、やはり「岐阜は廻りにくい」と改めて痛感しましたね(・Θ・;)岐阜は岐阜だけで行けばじっくり廻れるけど、他県も絡めるとなるとあちこち行くのは厳しい県です。
なので今回は岐阜市・大垣市を中心に食べ歩きしてきました。
そんな中岐阜をいや、東海地区を代表する有名老舗店の丸デブ総本店に念願の初訪問。
岐阜では知らぬ者はいないとまで言わしめる有名老舗店の丸デブ総本店。
まず丸デブ総本店が創業したのは大正6年。このインパクトのある屋号丸デブの由来は、創業者である初代の方がデブだったことから名付けた。
その初代の方はなんと!日本のラーメン発祥店と言われている浅草東京にあった「来々軒(閉店)」で修行を積んだとか。しかし、丸デブのラーメンは何度も見たことあるが、全く来々軒のような東京醤油ラーメンとは異なるビジュアルなのでこれは意外だった。
ちなみに丸デブは商標登録されているようです。
お店の場所は名鉄岐阜駅から徒歩12分ほど。金華橋通りに出たらひたすら北上して行き、岐阜高島屋が見えたら向いの金町3交差点を左へ入ってすぐ右手の蕎麦屋のような店構えの店が丸デブです。ってか店が近づいてきたら、同じ方向に歩いてる人がいて多分丸デブに行くだろうと思ってたら見事同じ★
開店してすぐの時間に入りましたが、もう席はかなり埋まっており客層は地元のおじいちゃん、おばあちゃん、おじさん、おばさんなど。若い客は誰もいなかった(^^ゞ
店内はまさに蕎麦屋のような造り。6人掛けテーブル席2卓、4人掛けテーブル席2卓、3人掛けテーブル席1卓、 4人掛け小上がり席が2卓ある。
多分アイドルタイム以外はほぼ確実に相席になりますね。
従業員も男性4人とおばちゃん3人の7人体制で切り盛り。しっかりと声を出した元気のある接客は意外でした。
メニューは1番奥の会計の所に見づらい年季が入ったのがあるが、皆メニューなんぞ見ず頼んでいた。それもそのはずメニューは、中華そば400円とわんたん400円の2種類のみ。サイドメニューや大盛りも一切ない。
私が初めて丸デブの存在を知った時は350円だったから50円値上がりしたのね。だけど400円は安い!中華そばとわんたんを1人で注文してる人もいたし、後カラメと言ってる人もいたが味濃いめのことだろうか?
会計は厨房前にある会計処にて後会計制。
卓上調味料は食卓塩。
注文したのは「中華そば」\400
小さい丼ぶりにぎっちりと麺が入り、スープはなみなみと入り決壊寸前の満タン状態で提供。
このルックス全然一般的な中華そばとは異なるが、昔から変わらずこれが丸デブの中華そばなのです!
スープはシンプルに鶏ガラ出汁をたまり醤油で割った和風醤油味。見た目から予想できたけど、このスープ油分もほぼ浮かずうどんや蕎麦にめちゃ似てるいわゆるつゆですね。
甘じょっぱくて醤油が立っていて、老若男女誰からでも好かれそうな実に日本人好みの醤油スープでホッとしちゃう味わい。
また熱々スープなので、最後まで冷めずに堪能できた。
いや、全然美味しいですよ!
麺は自家製の断面が丸い中ストレート。麺もいわゆる中華麺ではなく、細うどん麺と言っていい麺。
やや柔めの茹で加減でしたが、適度にもちっとした食感はスープに馴染んでいた。後は少し粉っぽさが残っていたね。
ボリュームも何気にあるが、この麺ならするすると胃に収まるはず。ペロリと食べれちゃいますよ。
具は小ぶりチャーシュー4枚・かまぼこ・小口切りねぎ。
チャーシューは脂身部分がなく、三角型など一口サイズに切ったものが通常3枚だけど、たまたまでしょうけど4枚入ってた。
かまぼこも入るし、具も優しくあっさりとしてるね。
東海地区最古の中華そばじっくりと堪能させていただきました!強烈な惹きやインパクトはないが、この中華そばなら毎日でも食べれる要素がある。
和風系や蕎麦つゆなど普通に好きな方はきっと美味しいと感じることでしょう。
またいつか再訪しに来ます。
丸デブ総本店
岐阜県岐阜市日の出町3-1
058-262-9573
11時~18時30分頃
土・日・祝11時~18時頃
毎月6の付く日(6・16・26日)定休日