鶏の骨@成田
成田食べ歩き5軒目は、もうここの1杯を食べたくて来たと言っても過言ではない2008年8月16日に「麺や 福一」 のセカンドブランドとして開始した「鶏の骨」に行ってきました。
首都圏在住のラーメン好きなら誰もが行きたいと思いながら成田という場所柄チャンスがなく行けずじまいという方もいるだろうが、なにせハードルが高い(w_-;
成田なのはもちろんだが、なんと鶏の骨としての営業は土曜の夜営業のみなのですこのハードルはなかなかのもので、まぁ行こうと思えば行けたけど普通にハードル高いよね
(↓何故か暖簾が逆だった(;^_^Aある意味レア)
おさらいすると、前記事で訪問した「福一」
の土曜夜営業のみ屋号を鶏の骨とし味の方は、ご主人が京都の「無鉄砲」・奈良の「豚の骨」2軒を食べその圧倒的な存在感のある濃厚豚骨スープなのに嫌な豚骨臭ラーメンに感動して、これを豚ではなく鶏で表現できないものかと思い、試行錯誤の末見事それを作ってしまった超濃厚鶏白湯スープが鶏の骨の味。
また屋号は大好きでリスペクトしている、豚の骨にあやかって鶏の骨としたようです。
後あまり触れてる人ってか意識してなくまやは知らないんでしょうけど、鶏の骨のコンセプトは鶏白湯スープでは珍しい、九州長浜スタイルでの提供になります。
さすがに開店少し過ぎに到着したら外待ち3人の中待ち6人位で、若者中心の客層でしたね~。細麺で量も少なめだから回転がいいのかと思ったけどそうでもなかったかな(^o^;)
ホールは福一でもいらっしゃったおばあちゃんと、ご主人のお父さん?2人で回していた。
メニューはこんな感じ。
麺メニューは鶏の骨ラーメン700円・鶏ニボラーメン730円・鶏の骨焼きラーメン680円の3種類提供。昼にもあったギョーザや気まぐれ丼もあり、替え玉100円・鶏の骨チャーシューごはん280円・鶏の骨トッピングチャーシュー2種類250円が他にもありました。
卓上の様子です。長浜スタイルらしく、紅ショウガやゴマに辛子高菜ならぬから辛子江戸菜なるオリジナル薬味がある。
注文したのは「鶏の骨ラーメン」¥700
やっと念願の鶏の骨が食べれる~ヽ(゜▽、゜)ノ福一が激旨でしたのでさらに期待が高まります!
見た目からもう濃厚そうなのが伝わってくるね~。スープを飲んでみると、オォこりゃ確かに超濃厚鶏白湯だ
豚骨の髄のようなザラッとした骨太の味わいは、ドロッとした高粘度が容赦なく襲いかかり重たくズシンとした感じもくるけど、鶏だからかさほど重たくなく食べ進められる。
濃厚鶏白湯なるジャンルはかなり増えたが、それらのトロミが強いスープとは全然違う。少量豚骨も投入しているようだが、ほぼ鶏の骨を砕き煮詰めて完成させている重厚鶏白湯は鶏の旨味がよく出てるとかのレベルではないワイルドなスープだ
いや~濃厚好きにはたまらんよこれ☆
未食だが、豚の骨を鶏で表現したと言っていいのではないでしょうか?けど無鉄砲のあの濃度にはさすがに勝てないね~
麺は極細ストレート麺。長浜系らしくコリッとした歯ごたえはよく、スープによく馴染んでいます。
具は鶏チャーシュー・キクラゲ・海苔・刻み青ネギ。鶏チャーシューは昼の濃厚鶏醤油ラーメンと同じく小さく刻み、低温調理してしっとりと仕上げていて濃厚スープでも旨さが際立つ!
同行者の「鶏ニボラーメン」(バリカタ)¥730
名の如く、濃厚鶏白湯に3種類の煮干しをブレンドし、焼き干と煮干オイルも加えたニボニボスープ。
これだけ高濃度の鶏白湯なので、これでもかと煮干しを効かせないと煮干し風味もかき消させるし、バランスも悪くなるのでこの位がいいと思う。
お互いの存在を主張し合いながらバランスもいいし、旨かったが最初は鶏の骨ラーメンから食べた方がいいでしょうね。
麺と具は鶏の骨ラーメンと同じで、茹で加減をバリカタにしてみた。かための芯が残る歯ごたえは固麺好きの方なら、このスープならきっと粉落としでも悪くはないはずだ。
そして「鶏の骨チャーシューごはん」¥280
炙った鶏チャーシューと通常のが混じり、甘めのタレも旨い。スープをちょっとかけて食べても美味しかった。
鶏白湯ならここより濃厚な店はそうないんじゃないかと思わせる味わいでした!濃厚民族の方は外せないお店ですし、無鉄砲とはスープはもちろん具や麺などスタイルは違うけど、豚の骨を取で表現したという体験を無鉄砲ファンの方にも1度食べてみて経験してみてほしいですね。
ハードル高いがまた食べに来ます!ごちそうさま!
鶏の骨
千葉県成田市花崎町846-15
0476-22-1978
土曜18時30分~21時
土曜以外(土曜以外は麺や 福一として営業)