本当の痛み。 | 私の闘病と懺悔~償い~

私の闘病と懺悔~償い~

私の未熟人格と病気により苦しめ地獄へ落としてしまった
大切な家族と周囲の人々。
そして宝物の「あの子」。

私が病気と認めたのは、やっとの32歳。
私は人生で初めて危機感を持ち、人間復活を目指して
死に物狂いで闘病しながら、償いをする日々です。

辛い。苦しい。悲しい。
心が痛む。

これは、過去の僕の口癖だ。

涙を流すたびに
心が痛いよ…痛いよ…って叫んでた。

でも、
母親が自分を産む時の痛み。
破水して、陣痛で、
苦しんで、もがいて、
自分を産んでくれた痛み。

この母親の痛みに比べれば
僕の痛みなんて
話にならない。

人間の本当の痛み。
それは母親が子供を産む時の痛み。

そう考えてみれば
本当の意味で前を向ける。

母親が自分を産んでくれた時
臍の緒が繋がっている。
その臍の緒を切る時の母親の気持ち。

その気持ちを考えてみれば
本当に小さな幸せを見ていける。
欲張りなんて言えない。

僕の痛みなんて
自分が感じてる
自己中な痛みなのだから。

だから今の僕の口癖は
「絶対に大丈夫」に変わったんだ。

母親の体内で味わった温もり。
体内から聞いた母親の声。
母親から頂いた母乳の温もりと優しさ。
母親に抱き締められた温もりと愛情。

全部を考えた時に思えるのは
やっぱり「絶対に大丈夫」

だから僕は愛する人には
親にも勝る愛情を精一杯に注ぎたい。

安心感とサポートさえあれば
絶対に大丈夫なのだから。

そこに母親の痛みを
強さに変えれる手段があるからだ。