こんにちは！車椅子トラベラーのみよっちです
今日の思い出は、僕の入院生活で初めて怒ってくれた姉の話です。
入院当時は両親に無神経に当たり散らした時期がありました。
どうしてこんな体になっちまったんだ！
どうしてお前らは普通に生活できてるんだ！
ふざけるな！畜生！なんでだよ…
どうして俺だけ…
少しでも気に食わないことがあると、いつも暴言を吐いていました。
それでも両親はグッと堪えていました。
しかし、姉は違いました。
姉は最初は我慢してたものの、堪えていたものを解放して
「お前だけが大変じゃないんだ！こっちだって色々あるんだよ！」
と一言だけ。。
そこでハッとしました。
僕は、病院という閉塞空間にいる事によって自分だけの世界しか見えてませんでした。
毎日病院に泊まり込んでくれて、一切のプライベートを捨ててまで看病してくれた母。
県外出張も多い父が、毎晩ほんの数分数十分のために地元の病院にお見舞いに来てくれてたこと。
そんな大変な中で皆が来てくれてる事を当たり前だと思うな！
と言われてる気がしました。
当時、その一言で僕は全てを受け入れる事はまだまだできませんでしたが、それでもあの時一生体の動かない障害を負った弟の前で目を見て怒ってくれた姉を尊敬します。
ブログを書くたびに、思い出を振り返るたびに家族への感謝の念がグッと強くなります。
僕は、僕なりに今日も生きていきます。
家族への感謝を忘れずに…
僕の動かない指をピースの形に変えてくれた姉
今回もお読み頂きありがとうございました
次回に続きます！
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