こんにちは!車椅子トラベラーのみよっちです
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前回の続きです♫
入院生活も数週間から1ヶ月経ち、外傷がそれなりに癒えてきて体を動かすリハビリも始まってきました。
とはいっても、最初はずっと寝たきりというのもあって貧血が凄く、電動ベッドの角度を少し上にあげるだけで低血圧となり吐き気が出るほど辛かったです。
毎日ぐったり…
リハビリは、足が固まらないようにほぐしてくれたり、指を伸ばしてくれたりといったところから始まりました。
入院中は父も毎晩仕事が終わった後にお見舞いに来てくれて、見様見真似で毎日足をほぐしてくれました。
今思えばそれが、思春期で親ともうまく話せなかった僕との僅かなコミュニケーションの時間でした。
そして、父は何度かほぐしながら「ん?」という顔をします。
そして僕に聞きました。
「お前、今足に力入れたか?」
僕も驚きました!!
もちろん足の感覚は鈍いし、運動神経もないと思っていたのですが脳からの命令は一生懸命足を動かせ!足を動かせ!!!
と念じていたのです。
父が柔軟運動をする度に、僕はそれに反発するように力を入れていたことに気づいてくれたのです!!!
そこからその感覚を忘れないように何度も何度も力を入れました。
父「やっぱり力入ってる!入ってるよ!!よかったな!!!」
僕も嬉しかったです。
それからリハビリの先生や、医者にも相談。
実は僕は頸髄損傷の【不完全麻痺】という部類だったおかげで足に復活の兆しがあったようなのです!!
あの夜は飛び上が…れはしないのですが、飛び上がる位嬉しかったです!
僕の足が動いたことを初めて気づけたのが、看護師さんでも、リハビリの先生でも、医者でもなく
父だったということが、家族の絆による奇跡だと思いました。
地獄のような入院生活の中で、少しだけ光の見えた一日でした
今回もお読み頂きありがとうございました
次回に続きます♫
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