【Day 165】交感神経vs副交感神経? | 越谷レイクタウンから日本を元気にする!金崎達朗のブログ『365日フィットネス』

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越谷レイクタウン在住パーソナルトレーナー金崎達朗です。
健康指導を通して出会った全ての人たちの人生をより豊かにする。
「栄養・休養・運動・心」
この街から、自分や大切な人たちの一生涯の健康と幸せを創っていきたい。
そんな世界を目指して、日々活動しています。

おはようございます。

パーソナルトレーナー・スタジオインストラクターの金崎達朗です。

 

ここ何日間は肌寒い日が続き、梅雨寒な毎日ですね。

一番のムムム!ポイントがやはり洗濯物が乾かないことでしょうか・・・。浴室の乾燥機や洗濯乾燥をフル活用しても

やはり晴れ間の気持ちの良いお天気で干した気持ちの良い服を着たいものです。

洗濯物を干すときの気持ちの良い瞬間も結構好きです(猫がベランダから出ないか心配しながら)

 

 

さて、本日のテーマは『交感神経vs副交感神経』です。


 

以前のブログにも紹介しましたが、もう一度掘り下げながらおさらいしますと、

 

人間の神経支配には①中枢神経系(脳と脊髄) ②末梢神経系の2つの神経系に分かれています。

 

こちらの②末梢神経系は中枢神経の周辺に存在する神経系で2体系にまた分かれており

1、体性神経(感覚神経・運動神経)

2、自律神経(交感神経・副交感神経)

 

こうやって人間は神経支配によって身体をコントロールしてくれてるんですね。

よく『自律神経のバランスが乱れてるんじゃないか?」なんて言ったり言われたりしますが、細かく言うと

<交感神経と副交感神経のバランスが崩れているのでは?>となりますね。

 

 

交感神経・・・興奮時や集中する際に優位になる神経

副交感神経・・・リラックス時や休息時に優位になる神経(摂食中枢が刺激される

 

上記のような関係なので、自宅でホッと一息ついていたり、特に何もしないで過ごしたりしていると無性に何か食べたくなるのは副交感神経の優位性が増し、摂食中枢が刺激されて、お菓子をつまみたくなる・・・なんてことが起こりうるわけです。

 

 

今日は興奮や集中時に優位性が増す交感神経について考えましょう。

 

交感神経は『ストレスを受けている際(心理的・肉体的)』に、身体をストレスから守るために優位になる神経です。

 

これには良いストレスと悪いストレスがあります。

 

例えば、映画をみてドキドキワクワクしたり、友人とスポーツをしたり、スポーツジムや自宅で筋トレやレッスンにでてテンションを上げながら身体を動かす。

 


こちらは良いストレスですね。

終わった後に、「ああ、楽しかった」や「がんばったなぁ」とか、爽快感や達成感を感じた経験はありませんか?

 

逆に悪いストレスは、会社での人間関係や心配事、イライラ、悪天候、外的要因によって引き起こります。

 




こちらでも交感神経の優位性が増すのですが、この悪いストレスで副交感神経が優位に働いてしますと身体には「ダメージ」になります。

 

今回、新型コロナウイルスという「心配事」が常に頭の中にありますね。

≪感染するんじゃないか?マスクをつけるのが息苦しい。経済はどうなっていくのだろう・・・・»




 

最近、お客様の多くから「以前よりも疲れやすくなった」「体力が落ちたように感じる」などの声を多くいただくようになり、この問題について考察していくと、以上の観点が原因の一つになっていると考えられます。

 

ヨガやストレッチはリラックス=副交感神経が優位に当たりますね。

 

ここで重要なのが、きちんと良いストレスで交感神経を働かせるとともに、ヨガやストレッチなどでリラックスをすることがとても重要になるということです。

 

 

「筋トレは嫌いなんです」

「ヨガにしか出ない」

「ストレッチはしない」

 

この「交感神経vs副交感神経」の構図ではもったいない気がします。

限定的にならずに、自分のできる範囲で筋トレや運動を取り入れたり、ストレッチやリラックスを取り入れてはいかがでしょうか。

 

「交感神経vs副交感神経」ではなく「交感神経×副交感神経」です。



 

シーソーのように左右に揺れながらバランスを保つ(中庸)のイメージですね。






 

どちらかだけになってしまったり、自分でコントロールできないと、シーソーは傾いてしまいます。




 

ちなみに運動や筋トレじゃなくでも、ヨガやストレッチじゃなくても良いと思います。

 

 

自分のお気に入りの音楽を聞いたり、アーティストのライブを観たり

家で好きな香りのアロマなんか焚いてくつろいでみたり、気持ちよく入浴してみたり。





 

 

心のありようでも環境を大きく変えていけることもありますので、ぜひ生活の中で意識してみてくださいね。

 

 

金崎 達朗