長かった1週間を終えて、高崎へ。

 

今週は、本当に長かった……。

いろいろな意味で……。

 

氷雨降る中、

高崎駅からまっすぐ高崎市産業創造館へ。

「取引契約書研究会」の第1回勉強会です。

 

この20年。

何百社と中小企業を回って来て、

さまざまな課題を宿題としていただき、

それへの答えづくりをしてきました。

 

地域の相談拠点としての、【よろず支援拠点】。

伴走者としての、【公的認定支援機関】。

後継者不足や、生産性向上を目的とした、

【事業承継税制】。


そして、不条理な商慣行改善のための、

【下請法の改正】。

【ものづくり補助金】、【IT補助金】、そして、

【持続化補助金】。

 

それらをやりながらずっと気になっていたのが、

「契約書問題」です。


商社マンの時には、ほぼ、債権と同じくらいに捉えていた契約書が、中小企業・小規模事業者の世界ではほとんど省みられていない。


その結果、泣きをみたり、痛い目に遭ったり、

しなくて良い苦労をさせられたり……

にもかかわらず、

日々の仕事に追われて後回しになったり、

取り組もうにも入り口すらわからなかったり、

取引先に取り合ってもらえなかったり……。

 

某センパイなんかは、

「だってよぉ、めんどくさくてさぁ」

っておっしゃってるので、

「ダメじゃないっすかぁ」

って言っていました。


「会社の売り上げと、従業員と自分の人生と、なによりも会社の将来を守るために、そのめんどくさいことやるの、社長の責任じゃないっすかぁ!!」

って。

 

でも、いざ手を付けようとしても、簡単じゃない、っていうのも痛感していました。


なかなか形にできなかったこの課題を、

今はロサンゼルスにいる

JETRO群馬の柴原前所長の力もお借りして、

勉強会に仕立てることができました。

 

今日は第一回目の勉強会。


企業経営者と、JETRO群馬や産業支援機構、

発明協会、高崎経済大学などの識者が一堂に会し、まずは幹事企業のみなさんから、

「契約書で実際に痛い目に遭った」

事例の報告をしていただきました。

 

これからしばらく勉強会を続け、

できれば県内に相談拠点を常置できればと考えています。


さらには、国政で捉える課題に昇華し、

全国の中小企業の経営力、交渉力、利益獲得力の向上を実現するところまでやり遂げたいと考えています。

 


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