総務会長室に、


”高崎のタマシイ”【高崎だるま】


がやって来ました!!

 

先日、高崎の御挨拶回りの際に、

だるまのふるさと大門屋さん

の中田さんにお願いしただるまさんです。


高崎だるまの特徴は、

眉が鶴、

髭が亀で、

「鶴は千年、亀は万年」

の寿ぎをしているところにあります。


また、他の地域のだるまに比しても

ゆったり堂々しているかな(←欲目?)。

 

お顔の横には、

◯「国家安泰」◯


と、総務会における合意の基本である

「全会一致」を示す


◯「協力一致」◯


を書いていただきました。

 

 

以前にもお話ししましたが、

総務会とは、

自民党における全ての政策、人事、基本的な制度を審議し、党の公式な決定をするところです。

 

その「決定」は、上記の通り原則として、

25人の総務の「全会一致」でなされてきた歴史があります。


結党から67年、

多数決で決めたことは一度しかありません。


この「全会一致」は、なぁなぁに決めて来た、

というわけではありません。


総務会長に就任以来、残っている限りの過去の総務会での議論の歴史を繙くと、実に厳しい、

時に永遠と言えるような議論を重ねた上で、

政治の役割である「結論を得る」知恵を出し合った歴史だということを、学べます。

 

時に、

総務会で結論を出すには

議論が熟していない、

と判断された場合は、前段階である政務調査会に差し戻したり、場合によっては

政府に再考を促したり。


また、総務会に上げるまでに事前に調整に汗をかく

先輩たちの姿も見て取れます。


議論、特に

それぞれの論者が「正論」と強く信じる議論は、

時に論を結ばない、すなわち

結論に至らないこととなります。

 

理想論を追い続ければ果ては無い。

しかも、理想的結論は、「その瞬間」の理想であって、そこから時間が経てば理想色褪せるもの。


それ故に、政治の「結論」は、

「常に、その時の最高の結論」を出し続けるところにあると思います。

 

民主主義における政治の議論は、


「理想的な立論をする能力」

を持つことは必要条件。


「適時に、結論を得る知恵を出す能力」

を持つことが十分条件というわけです。


正統性(legitimacy)と正当性(rightness)。

この二つを、最短時間の中で、

高いレベルでバランスさせる。

そのために、通常国会でも汗をかきます。

 

ちなみに、だるまさん。

赤だけじゃなくて、

お好みの色やデザインもお願いできます。

 

これまで僕は、外国のお客様の名前を横文字で入れるのは日常茶飯事。


外国の国旗を描いて頂いたり、

自衛隊の部隊マークを入れたオリーブドラブのだるまを作っていただいたり、

先日は、おなかにSDGsホイールを描いた

みどりの食料システム戦略」だるま

も作っていただきました!

 

高崎のだるま屋さんに、「ダメもと」で

「こんなデザインのだるま、できませんか?」

って挑戦状を叩きつけてみてください!


驚くような、世界に一つだけのだるまさんが、

手に入ります!!