箱根と深海魚の旅part26
~三ツ石海岸で幸せブランコ!~
旅行3日目、午前7時50分。
神奈川県の道の駅足柄を出発する。
向かうは真鶴(まなづる)町の三ツ石海岸。
相模湾の中にそこだけちょびっと突き出ている真鶴岬の先端部分だ。
途中小田原市を通る。
通勤時間にかかる時間帯なんで、そこそこには混んでいたがそれほどたいしたこともなくまあまあスムーズに市街地を抜けて行く。
見えているのは小田原城
青橋のたもとを通る
小田原を抜ければ海岸沿いの道。
「湘南」ナンバーの車が目に付く。
鎌倉方面からやって来てるのかな?
左手に海を見ながらしばらくドライブ。
真鶴町に入ったところでちょっとした渋滞にハマり、結局予定からは15分ほど遅れて9時15分ぐらいに目的地にと~ちゃ~く。
参考までにだが。
岬の半島部分に入ってから海岸を進む道と山に入って行く道とに分岐するところがあるのだが、単に走りやすさってだけなら山の道の方がオススメですぜ、ダンナ。
…この辺一帯ハイキングコースになってるのかしらん、リュックを背負った老夫婦やらファミリーやらを見かける。
まあ、土曜日でもあるしな。
しっかり歩くんだろうなぁ~、エラいなぁ~。
うちはうちでのんびりと辺りを散策。
あんまり遠くまで歩くつもりはない。
先端はこぉ~んな風景
干潮なんで歩いて渡れそう
小さな鳥居としめ縄
この角度だと三ツ石には見えない
三ツ石海岸の「三ツ石」はまさに上の写真のところで、海から突き出てる岩礁のことを言うんだが。
当の三ツ石海岸からは三つの岩がポンポンポンと並んでるようには見えず、お隣の湯河原町辺りからでないとよく分からないらしい。
つまりはこういうこと
ちゃ~んと三つの岩に見える
撮影:写真魚様感謝です
観光案内板
読みたい人は読んで
1825年異国船打払令で設置された
何門かの大砲が置かれていたところ
与謝野晶子歌碑
1932年に詠まれた短歌
「わが立てる 真鶴崎が二つにす 相模の海と 伊豆の白波」とある。
語感はいいんだが、込められてる感動がそれほどでもない気がするのは旅読の人間がヒネくれているからかなぁ。
よっぽど岬の左右で海の感じが違って見えたんだろうか。
そんなわきゃないな。
ちょっと不格好なハート
石のアート作品らしい
ももたを置いてパチリ
冨長敦也さんと言われる方の「Love Stone Project-Manazuru」というタイトルの作品。
なんでも真鶴は「石の街」であるらしく(旅読が知らないだけで、真鶴町の小松石は全国的に有名らしい)、「石の彫刻祭2021」なんていうイベント時に制作されたものなんだそうだ。
周囲には他にも石のアートが置かれてるんで。
現代彫刻なんかに興味のある方はどうぞです。
そのひとつ三沢厚彦さん作「マツル」
フクロウ、荒波、人魚のそれぞれを
合体させたイメージだそうだが…
これね、背中側から見ると結構ヤバいです!!
おっきなオッパイが何個もボイ~ンと突き出てるっていう感じで。
こういうのもあった
幸せをつくる真鶴時間という
ちっさなブランコ
人がいない隙を見計らって…
ちょいと乗ってみた
辺りをはばかる感じでィェ~ィ!!
おっさんの一人ブランコでした
(ももたと妻は車)
これ、青いブランコと言ったらいいんだろうか?それとも白??
海岸の観光地でブランコに乗るのはこれで2回目かな?
前回は京丹後市の夕日ヶ浦海岸だったっけ(旅日記179~夕日ヶ浦で夕日を見る~を参照のこと)
…それはさておき。
実はもともと真鶴岬に来た主目的は、ここの公園内にある施設「ケープ真鶴」の2階部分の「遠藤貝類博物館」を見学することだったのだが。
Googleで調べた「営業開始9:30」は誤りであったらしく。
実際の営業は1時間遅い10時半からだったみたいだ。
8:45ぐらいに待ち切れなくなって、ずかずかと職員入口のようなところに入って行き。
女性職員らしき方に直接訪ねたんで間違いない。
ちなみに現在のGoogle情報はちゃんと訂正されてるんで、これからはもう旅読の轍を踏む不幸な旅客は現れないと思う。
こぉ~んなところです
行ってみたかったなぁ
「あと40分ほど待つか? 次に進むか?」
検討に要した時間は短かった。
次の目的地に向かうことに。
大体うちは「待つ」というのがすこぶる苦手なのだ。
もちろん、苦手なことを割り引いても多少待たされようがどうしようが「ぜ~ったいに見てみたい」って場所もありはする。
けどまあ、今はその「ぜ~ったい」ってときじゃないんだよなぁ。
町立の施設なんでもともとリーズナブルなところにもってきて。
JAF割もきいて200円になるし、出来れば寄ってみたかった場所ではあったんだが。
…ま、まあ切り替えていきまっしょい!!
今日はここまで。
次回のうPは旅日記の続きです。