人は1年間に2,4ミリシーベルト(2400マイクロシーベルト)の放射線を浴びています
(世界平均)

1日あたりおよそ    8マイクロシーベルトです

1時間あたりおよそ0.33マイクロシーベルトです


今日TVで

世田谷?だったかで

2.707マイクロシーベルト?


なんで騒いでんの???

意味がわからない・・・



以前にも記事を書きましたが


胸部X線で1回50マイクロシーベルト
胃のX線撮影は4ミリシーベルト(4000マイクロシーベルト)
1回の胸部CTスキャンで浴びる量は6.9ミリ・シーベルト(6900マイクロシーベルト)
成田-ニューヨークの1往復で約190マイクロシーベルト
玉川温泉は源泉付近で13マイクロシーベルト 
増富温泉はラドン含有世界一とされ
三朝温泉はラジウム含有が豊富とされている



白血球の減少は最低でも、1度にまとめて200ミリシーベルト(200000マイクロシーベルト)

以上浴びないと起こることはないのです。




福島以外の地域での最高値は

山口県(山口市)の0.101マイクロシーベルト/時でした(14日7:00~8:00)

関係なさそうな山口での数字なのにね



前述の世田谷

仮にずーーーと2.7マイクロシーベルトだとして

しかもずーーーっとそこに座っていたら1日64.8マイクロシーベルト

1年で約23ミリシーベルト (23652マイクロシーベルト )

ずっとそこに留まることなどないし

一時的な数字だと思うしねwww




も一度おさらいしましょうね





10ミリシーベルト(1万マイクロシーベルト)/年・・・放射線作業従事者が1年間にさらされてよい放射線

10~50ミリシーベルト(1~5万マイクロシーベルト)・・・原子力安全委員会の指針で「屋内退避」を指示する目安。

50ミリシーベルト(5万マイクロシーベルト)・・・原子力安全委員会の指針で「健康への深刻な影響が懸念される」数値。これを目安に「避難」を指示する。

50ミリシーベルト(5万マイクロシーベルト)/年・・・放射線業務従事者が1年間にさらされてよい放射線

100ミリシーベルト(10万マイクロシーベルト)・・・「健康に明らかに影響が出る」とされる数値。具体的にはガンの危険性が0.5%増加するとされる(ただ、この数値は喫煙などの生活習慣の数十分の1とされる)。

200ミリシーベルト(20万マイクロシーベルト)以下・・・急性の臨床的症状(急性放射線症)は認められないとされる

250ミリシーベルト(25万マイクロシーベルト)・・・(一度にまとめて受けた場合)白血球の減少

400ミリシーベルト(40万マイクロシーベルト)・・・2011年3月15日11:00に発表された福島第一原発3号機付近の値。これを5時間浴びれば5%致死量の2000ミリになる。

500ミリシーベルト(50万マイクロシーベルト)・・・(一度にまとめて受けた場合)リンパ球の減少

1,000ミリシーベルト(100万マイクロシーベルト)・・・(一度にまとめて受けた場合)急性放射線障害、悪心(吐き気)、嘔吐など。水晶体混濁

2000ミリシーベルト(200万マイクロシーベルト)・・・5%致死線量(20人に1人が死亡)

3000~5000ミリシーベルト(300~500万マイクロシーベルト)・・・50%致死線量(2人に1人が死亡)

7000ミリシーベルト(700万マイクロシーベルト)・・・100%致死線量




少ないに越したことはないんですが

10ミリ~50ミリ・・・なので10000マイクロシーベルト~50000マイクロシーベルト

を超えなければ屋内退避にも該当しません

これは1時間あたりにしても1.14マイクロシーベルト~5.70マイクロシーベルト

2マイクロとか3マイクロとかずーっと浴びるわけ無いんだからそんな数値で騒いでたら

福島でいまも家に帰れず避難生活してる方に怒られますから~!!!








余談

福島第一原発の周辺で13日午後2時前に記録された放射線量は
1時間当たり1557.5マイクロ・シーベルト。
これに対し、東海村JCO事故で被曝して死亡した作業員が浴びた放射線の総量を
同じ単位で表現すれば、1000万~2000万マイクロ・シーベルトになる。


昨日福島にいましたが
TVは
今でも震災直後と同じく
画面上でずっと放射線量などの情報がずっと流されてました