湿し水の研究 | 1級技能士・成田の印刷技術

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1級技能士・成田が、オフセット印刷技術を解説します~。

アイガス以降、出張が多くて、なかなかブログが更新出来ません(汗)。

 

チョッと暇が出来ると、今は、湿し水の研究に没頭しております~。

 

管理が簡単で、安定性が有って、しかも、誰もが刷りやすい湿し水。

 

昔からの私の信念で、「湿し水は品質を制すッ!」と考えています。

「この湿し水を使えば、誰でも簡単に高品質な印刷が可能に成る!」

「この湿し水を使えば、誰でも簡単にインキ削減が出来る!」

 

例えばですよ、私は調理用の包丁の使い方を知りません。ですから、

野菜の千切りなんて、こりゃ、飛んでもない話です。しかしですねぇ、

今時は、簡単に千切りが出来てしまう調理器具が有りますよね。

その調理器具を使えば、私にでも、簡単に野菜の千切りが出来てしまう!

 

「道具」と言う括りで考えれば、包丁も、千切りカッターも、そして湿し水装置も、

全て同じ「道具」なんですよ。道具に改善を加えれば、誰にでも簡単に湿し水の

制御が、正確に出来るように成る!・・・そんなのが理想です。

 

道具を上手に使うってのは、こりゃ、技術屋が一番大切にしなきゃアカンこと

だと思いますが、その道具を選ぶ側にしてみれば、より良い道具の方がイイに

決まってるワケです。

 

一人でも多くの印刷技術者に選んでもらえるような道具を作る。

私も、印刷機材メーカーに勤め出したのですから、これを一番の目標にして、

今後とも頑張って行きます~ (^^)v