印刷工場の地震対策 | 1級技能士・成田の印刷技術

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ブログで~す。

 

最近、関東地方の方、大変ですよねぇ。

地震が来たり、急に雪が降って来たり。

 

私ね、地震が大嫌いなんですわ~。

(って、地震が好きな人っていないですよね)

実はね、あの地震の日、東京に出張の予定

だったんですわ~。結局は延期に成ったんですが、

もし、あの日、東京にいたら、私は顔面蒼白でしたね~

 

南海トラフだとか、東海地震とか、いろんな予測が

出ているようですが、日本は、とにかく地震国ですから、

いつ、どこで大地震が起きても、決して不思議ではなく。

 

そこで問題に成るのが、印刷工場の地震対策です。

印刷工場ってのは、余分なスペースが無く、通路が狭い

ってのが普通ですよね。

 

そして、印刷機の上とか、インキ棚とか、チョット高い所に

いろんな物が置かれてますね。地震報道のテレビを見てると、

大きな地震が来た場合、そうした物は、全部、床に落ちて、

散らばってしまってますよねぇ。

 

狭い通路に、インキ缶だとか、工具だとか、溶剤のボトル

だとか、そんな物が散乱して、グチャグチャに成ってしまったら、

こりゃもう、人間が避難する脱出経路が無くなってしまいます。

 

しかも!です。報道映像を見てると、大地震と共に、たいていの

場合、停電してしまっていますよね。・・・狭い通路に、物が散乱

してしまって、しかも、そこが停電で真っ暗ッ!って、こりゃ完全に

脱出不可能ですわねぇ~。

 

置き場所や、置き方を、チョット考えて、脱出経路にモノが散乱しない

ように工夫する事が必要ですね。それとね、常にシミュレーションを

しておく事が大切です。

 

仕事中に印刷工場に居る時、大地震が起こったら、どうするのか?

工場内のどこかに集まるべきか、即座に工場外に出るべきか。

外へ出るなら、どのドアから出るか。なんて事を、工場内のみんなで

話し合って決めておくとイイですね。