ブログで~す。
私が、以前、10年間ほどお世話に成った印刷会社の社長さん、
朝の朝礼や、営業会議などで、様々な名言を紹介して下さったんですが、
そんな中でも、私が一番好きだったのが「新聞紙の下の1万円」ってヤツ
なんですよ。
床に1万円札が落ちていれば、それは誰にでも拾うことが出来る。
しかし、床に新聞紙が落ちていたとしたらどうだ。ゴミだと思って
誰も拾おうとしないし、見向きもしない。
そのゴミを片付けよう、ゴミの下に何か有りはしないか?と、
その新聞紙を持ち上げた者だけが、その下に隠れていた1万円札を
拾う事が出来る。
商売とは、営業とは、そう言うものだと心得よ。誰にでも見える
床の上の1万円を、必死に奪い合っても、それほどの利益は無い。
新聞紙の下に隠れた1万円札を必死に探せ。
・・・どうです?なかなかイイでしょう。
私は技術畑の人間ですが、技術の上達ってのも同じだと思うんですわ。
なんの努力もせずに、ただただ上辺だけの技術を真似ても、それは
上達の道には繋がりません。
それこそ、新聞紙の裏を見、はたまた、新聞紙を1枚づつめくって、
そのページの中の端の端まで「なぜ?なぜ?なぜ?」と幾度も疑問を
投げ掛けて、そんな中から生まれる物こそが、本当に自分自身の技術に
成って行くのだと思います。