小野龍海


 その日は山歩きをして疲れたので、宿に一泊して、次の日に「白人神社」と「磐境神明神社」に行きました。

 白人とは「チロット」と読みアイヌ語にもある事がwikipediaに書いていますが、現地に行くと「ミスリード」である事がよく分かります。

↑ 白人神社

↑ 白人神社の拝殿です、神紋は○+白

↑ 祭神が「白人大明神」だと分かります。

 

 白人(チロット)とは「鳥が座る沼」という意味から来ているとしていますので、ここが沼だったとは思えません、「白人大明神」という神号から「白人」という人物がいた事がわかります。

 

 しかしこの白人が個人の名前なのか、五色人の「白人」なのかの判別がつきません、とにかく人間に由来する名前である事は間違い無いと思います、加えて白龍の系譜が名乗った可能性がありますので、白龍→白人という称号を用いた可能性です、今のところ白人を名乗った個人は知りませんので宿題になりますね。

 

 では、いざ磐境神明神社へ!

↑ 懸額の文字は「神明神社」

↑ 朝からこんな階段を上りました。

↑ 山頂の風景、案内板があります。

 案内板には重要な情報が書かれていました、今の状態は江戸時代後半に直された状態のもののようです、実際の写真を見ると分かると思います。

 この写真を見ると分かりますが、木の成長と岩の配列に乱れがありません、すなわち岩が築かれたのが江戸時代の後半という説明を証明してくれています、では肝心の磐境の印象ですが、はっきり言って日本人の様式では無いと思いました、ほかのどこにも似た例は無いんじゃないかと思います。

 

 イスラエルの人が見に来るという理由も納得します。

 通路はこのように狭いが奥行きがかなりあります、そして「」のように平たい岩が橋のように渡してありました、意味があるんだろうとは思いますが、作った人にしか分からないと思います。

 

 私の印象では白人とは白龍の流れじゃないのかと思います、この地は忌部氏がやってきた事が知られていますので、ほとんどの人が忌部氏と結びつけて考えていますが、忌部氏とは基本的に太白系だと分かりましたので、中国系の人がイスラエルの様式を伝えるというのもオカシナ話です。

 

 伊津岐となった忌部氏なら、ウケモチ系と才の神の祭司を継承していますが、現代では稲荷に属していますので、やはりイスラエルの様式を伝えたとは思えません、残るは白龍の系統だろうという事になります。

 

 徳島県ミズハノメも神殿様式の社からユダヤ教を信仰していた可能性が示唆されています、そして淡路島にユダヤ遺跡が残されている事を知りました、引用すると、「淡路島には。油谷(ユダニ)、古茂江(コモエ)、小路谷(オロダニ)、由良(ユラ)、諭鶴羽(ユズルハ)、といったヘブライ語を想起させるような地名が多く存在し、日本人とユダヤ人の祖先が同じとする日ユ同祖論の舞台となってきた。諭鶴羽山の諭鶴羽神社、先山の千光寺、沼島、洲本市由良、古茂江、南あわじ市灘油谷などがユダヤ人ゆかりの場所といわれている。」とあります。

 

 実は「オノコロ島」も「小野児路島」じゃないのかと思い、ちょっと調べたら可能性がある事が分かっています、ただその場合は「小・野・小(こ)・呂」の四姓が支配した島となる為、淡路島全体を指すんじゃないかとの疑問がわいてきます。(島名の分析の時に一部を支配地とした場合にも島名が付いている例を見ましたので、淡路島の一部を支配地として、「おのころ島」とした可能性があると思います。小・野は愛媛県の龍王系、児(こ)は善女龍王、路はまだ不明。)

 

 まぁソコはスルーして、古代イスラエルの人々がインドへ亡命して初期仏教へと傾倒した人もあったとは思いますが、モーセの説いたユダヤ教を信仰していた人は依然多かったとも考えられます。

 

 先程のユダヤに由来する淡路島の地名は私の「単性→復姓」では説明のできない地名です、だからヘブライ語由来とするのは正しいように思います、もしかすると日本人(ユダヤ人とされた)の連れてきたコーカソイド系人種(ヘブライ人になっていた)である可能性もあるんじゃ無いかという推測が成り立ちます。

 

 この人たちにつけられた部族名が「白人」だった可能性もあると思います(一番可能性が高い仮説でしょうね)、少なくともレビ族由来の健一族や連れてこられた白人一族が中心となってユダヤ系の情報を残していった事が推測されます。

 

 その中でユダヤ系の情報を残す王族である小野などはモーセの末裔である可能性も高いのだと思います(祭祀権は王族の特権なので)、謎を解くと新たな謎を持って来られて迷惑極まりないのですが、正解への細い道筋をたどるのは、まぁ楽しいのでヤメラレない止まらないって感じですね。(かっぱえびせんのようです)

 

 今は大きな流れの仮説を構築している感じですね、自分でもそう思います、本来なら仮説を証明しつつ、考察を重ねるものだとは思いますが、これだけ流れがはっきり見えていると先を見たくなるのは人間のサガというものでしょうか(笑)。

 

 淡路島に行くと、また見つけるんでしょうね~。

↑ 磐境神明神社の中のようすです。

 

 龍海