図書館へ本を返すついでに、備前にある石長姫神社石津神社へと行ってきました。


 私のなかでの流行が「」なんですが、この前「石龍」を見つけましたので、ルーツが龍王にある事はわかりました、また岩長姫神社岡山県に3つもある事は異常で、岡山県と関係する伝承は皆無なのに、何故3つもあるのか?となるからです。


 今回は備前にある石長姫神社にいきましたが、3箇所の神社名が全て漢字が違うという所に「古さ」を感じるのは、最初は「いわながひめ神社」と伝え、後に漢字が当てられたから、3箇所とも漢字が違い、だから古いと分かるからです。


 もう一つは、今回訪れた地は「熊山」といい、素盞鳴尊の供養塚と思われる「熊山遺跡」のある山の麓にあたり、この地からは「大己貴命」も出た所とされている為で、そんな所に「石長姫神社」があるなら、何かあるだろうと思うのは当然だろうと思います。


 熊山にいた「熊一族(楚)」の元で稲作でも学んでいたのか、気になりますよね。(笑)



 ここの神社は「(いわ)」と読ませています、これが本来の漢字だと思いますが、一般的ではありませんね。

角無しで新しいです。

 コチラも角無し。

 ここは門が2つあり、最初の門が「楼門」の様な中国式の印象ですが、近くの他の神社も随身門の前に門があったので、備前特有の形式なのかも知れません。(ヤッパリ熊一族の影響かな?)

随身門には随身はいませんでした。

豊磐間戸命(豊磐窓命)」(※天太玉命の息子らしい)、何故か札があり、中に居た人物でも表したものでしょうか?

 中の箱には「ガドマル様」の文字が、(調べると)、不明でした。_| ̄|○

 シンプルな拝殿。

 瓦に「」の文字があり、信仰が篤く「古い」印象をもたせます。

 「勾玉の木」とありますが、意味がよく分かりません、帰ってから調べると、ウルシ科のカシューだと分かり、カシュー漆(塗料)で使っている元の木のようです。

 稲荷と古木。

反対側にも古木。

 枝を切られたイチョウの反撃! 小さな枝を広げ根元が見えない程ひろがっていました。(笑)

 ということで、神社からは何も情報が得られませんでしたが、神社の存在そのものが重要な情報なので、OKです。(笑)

 次は「石津神社」を紹介します。

 龍海