前回の続きです、今、根本的な解釈を変更しようとしています。


 これまでは月王家も男系で継承されるものだと思っていました、しかしシャカラ龍王が決定的な事績(失われたアーク)と繋がりが無く、大宜都比売命大月姫)に従うようにユダヤ系龍王香川県徳島県に土着している事や、瀬織津姫の生まれ死んだ事により、「あわ」と名付けられた国名など、大宜都比売命瀬織津姫に特別なものが無いと説明出来ないと思います。

 

 月王家とは女王による母系継承の王家であり、男王は婿入りした者がなる為、男王の部族は代ごとに変わるので、シャカ族が月王家と考えるのは正しく無い可能性が高いと考えるようになりました。(しかしシャカラ龍王とは兄・妹、又は父・娘の可能性はあると思います。先代の女王の夫又は息子。)


 しかも大宜都比売命大月姫)を取り巻く環境にはユダヤの影が濃厚に付き纏っています。




①剣山(つるぎさん)の失われたアーク(聖櫃)の伝説

②白人神社(ユダヤ様式)の存在

③龍王の社が神殿(ユダヤorエジプト系)

④瀬織津姫が生まれ死んだ地(ただの故郷じゃない可能性がある)


 特に①などは、失われたアークを納めた最も相応しい人物は大宜都比売命大月姫)しかいないと言えます。(徳島県には他に重要な人物がいない事もあり、しかもイスラエルと関係がありそうな人物が他に存在しない。)


 この仮説通りなら、瀬織津姫月王家の女王でもあったと考えられますが、大宜都比売命を名乗った事は無いと思います。(知られていないだけの可能性もある。)


 それどころか、太陽王家アマテラス(女)になっているので、素盞鳴尊とセットで、歴史上、初めて、男系の太陽王家の女王、女系の月王家の男王と両者の立場が入れ替わっている事態になっていたんじゃないでしょうか?


 アマテラス素盞鳴尊の「うけい」の話はちょっとよく分からない話です、お互いに子供を産んで入れ替えるなど普通ではありません。


 しかし母系と男系が入れ替わった事により、元の形へ戻そうとした話が「うけい」だったと考えると納得できます。


 私は素盞鳴尊の母方は月王家(シャカ族)の女性だと推測していますので、素盞鳴尊の子には月王家の女王になる資格があるのだと思います。


 方や瀬織津姫の生んだ小野天忍穂耳も男子だったのでは無いでしょうか!?


 瀬織津姫月王家を継ぐ女王となる娘を産めなかった為に、素盞鳴尊の系譜から次の大宜都比売命(養女)を選任したと推測できます。


 そこで選ばれたのが、倉稲魂命(くらむすび、ウカノミタマ)の娘の大食津姫命だと考えられます。




 倉稲魂命(くらむすび、ウカノミタマ)が保食神の血を引くものであると思われますが、瀬織津姫が自分の娘として素盞鳴尊の孫を貰い受けた話が「うけい」と伝わるのではないかと思います。


 鳥取県には瀬織津姫を祀る所が多いとの指摘がありましたが、大食津姫命やその子らが氏神として瀬織津姫(月王家の女王)を祀っていた為だと推測できるからです。(大年倉稲魂命鳥取県兵庫県に居たから。)


 では、その後はどうなったのか気になりますよね。


 私は神武天皇の時に「太陽王家月王家」は解体されて、「天神地祇」の二大体制に移行したと考えています。


 王家が二つというのは継続されて、天空神の天皇家、地空神の小野家となったと考えています、だから実は月王家(女王家)は小野家が相続しているのです。(我が家の口伝には無い話ですよ。)


 小野家は父系制となった後でも母方が小野の場合なら子供が小野を名乗っているケースが見受けられます。(かくいう我が家も小野小町仁明天皇の子が小野を名乗っているので、その証拠だろうと思います。)


 つまり、小野家とは平安時代初期までは女王家の記憶を継承していた可能性があるのです。


 それから瀬織津姫卑弥呼世襲足媛)、小野小町には共通する「巫女」としての能力の継承があります。


 私は巫女というのは「立場に付随する」(ただの霊能者じゃないので要注意!)と思っていますので、そういう意味でも月王家を継承していたようです。(十四人の小野小町がいて、殆どが巫女だったと推測しています。)


 大胆な仮説を展開しましたが、その場合、じゃあ「月読」とは何なのか?、猿田彦はユダヤ系なのか、他の疑問が残る事になります。


 コレは古伊万里の地図皿(江戸時代)と呼ばれるものですが、この中には「小人国」や「女護国」という架空の国が入っています。

 女護国はかつてあった女王家の国を神話としてわざと残した可能性があると思っています。(小人国もメソポタミアの時から神話だと思います。)

 私は大宜都比売命とは大月姫で、本当は月王家の女王で、イスラエルやメソポタミアの記憶を伝えた人物と考えるべきなんだろうと思います。

 我が家はその直系にあたるようですが、記憶は無くとも環境はあるようです。

 だから責任を取らされて「歴史を解明」させられているのでしょう!(笑)→忘れたなら思い出せってか!?

 四千数百年の記憶が現代に蘇ろうとしているのかも知れません。

 龍海