現在、コロナにより療養中です😷、パソコンを使っての作業はシンドいので、ここらで最新の解釈をご披露しようかと思います。(スマホで出来るのでね。(笑))


 日本人というものは、スーパー縄文人と呼べるほど突出した文化を持ち、世界へと宗教を広めた人達であった事が、15000年前のアメリカ大陸への進出、12000年前のトルコのギョベクリ・テペ遺跡、9,500年前のメソポタミア、4200年前頃の天御中主神(ノア・伏義・ウトナピシュティム)の洪水伝説と今までは外国の話だと思っていた事が日本人の記録だと分かりつつあります。


 ではどうして日本人は大陸へと出ていったのでしょうか?


 モチロン答えは分かりませんが、一つは温暖化により日本が暑くなったから涼しい所へ出ていった可能性が一つあると思います。(平均気温が4〜7度も上昇したら、相対的に暑く感じたからでは?とも推測します。現代は温暖化といっても0.5度ほどの上昇です。)


 メソポタミアでは太陽・金星・月・魚・蛇・牡牛など天神地神の概念に加え、翼のあるライオンや翼のある蛇(竜やケツァルコアトル、キマイラなど)、空神の概念も生まれています。


 暦は独自の四季の変わり目を新年とする祭りから4倍歴(太陽の運行では1年が365日だというのは知っていたが、あえて四季を新年の始まりとしていた)を採用していたと考えられます。


 天御中主神の時に日本人は日本にいる人達を基本的に「地神」とし、外国にいる日本人を天神とし、さらに天神を大きく「太陽と月」に分けました。


 上図は国旗の太陽が中でシンボルとして使われている国を示したものですが、天御中主神の影響が及んでいる事を如実に表されています。(中国は星ですが、天御中主神が中国にいた事が分かっているので、赤にしています。)

 そして、それぞれの王家の紋章が「日輪に16光線月輪に五三の雲」に定められ、天皇家の十六菊紋出雲八雲五三桐へと変化した事は明らかでしょう。

 また天神空神地神の違いは神社の狛犬から確認でき、阿吽の両方が角有りを「地神」、吽形のみが角有りを「空神」、両方角無しを「天神」としています、この三属性に「日と月」が加わり、神武天皇の時から「天空神」が天皇家、「地空神」が小野家と定められ日本を治める様になりました。

 今日はその前の時代、BC5世紀〜AD1世紀頃の事を書こうと思います。

 4200年前には高度な文明をもって日本人が中国において支配的な立場でありました、平行してメソポタミアトルコカザフスタンエジプトインドにおいても日本人が支配的な立場にあり、広域をなかば支配していた立場にありました。

 しかしこの支配は知識宗教の伝導であり、行政としての王と直結するものでは無かったので、王の上に君臨する「祭祀王」と呼ぶべき立場だったと思います。

 その中で紀元前722年、イスラエルに居た日本人(ユダヤ人)が攻められインドへと避難します、その後にクナト王と共に日本へとやってきた人達が私がクナト王系と呼んでいる人達になります。(外国ではユダヤ人と呼ばれた人々。)

 クナト王達はアムール川を下り、樺太から北海道を経て日本へときて東北に土着した事が「猿田」と「才ノ神」の地名分布から分かります。



 次にBC473年に中国呉の国が滅ぼされ、最後の王の息子「」は一族を引き連れ、山陰地方へと土着した事が山名に呉音の「(せん)」の名がつく山が集中してあった事から分かりました。(なので出雲を構成する主たる民族は太伯系で地神です。)

 は自身の部の民を設け「忌部」と名付けました、コレが松江忌部の始まりです、その後、岡山県久米南町移住、そこから三方へと分かれ、①兵庫県の神戸、②岡山県の備前市伊部(いんべ)、③岡山県の大ヶ島、の3箇所です。

 王の姓が「」へと変わったいましたので、「大ヶ島」と呼ばれましたが、意味は「大の島」という意味です。

 この大の一族から幸一族が分かれ、才ノ神or猿田族と結ばれ生まれたのが、猿田彦だったようです。

 そして今度は中国の「」の国が滅び、熊一族呉の国と同盟関係にあった為か、呉の避難先である日本へとBC223年頃に来たのが熊一族です、古代語で米のことを「」と書く事から、米を日本に持ち込んだのが長江周辺、楚の国の支配者であった熊一族であったと思います。


 元々同盟関係にあったので熊一族は太伯系と合流して西日本を支配しつつあったと考えられます、熊野という地名も「熊の地」が略されたと考えられるのは、大の島という意味の「大ヶ島」から変化して「大賀島」となり、大賀という一族がある事に同じだと思います。(恐らく大賀氏は大一族の末裔だと考えられます。)

 ちょうどこの頃に富士山周辺にあった「富士王朝」が富士山の噴火により滅びたようです、富士王朝とは日本人全ての大王家であり、中国にいた日本人は何度も大王家の立場を求めて日本へと出兵していますが、全て神風が吹いて失敗に終っている事が『志那震旦国皇代暦記』に書かれています。

 それ程求めた日本人の大王の座が空席になっていたのです、恐らくはそれを知って徐市は日本へと息子の国常立尊を送り込みますが失敗に終わります、それは国常立尊から連絡が無かったからです。

 そして次は3千人と技術者100人を引き連れて自身と国狭槌尊を連れて行きました、最早移住する事を前提とした船団ですが、太伯系クナト王系とぶつからない様に北陸から入り、日本アルプスを抜けてたどり着いた事が『神皇記』に詳しく書かれています。

 この神皇記に不自然に「鶴と亀」の話が出て来ます、大ヶ島からとは太伯系の事だと分かりましたので、とは熊一族の事なのかも知れません。(熊一族太伯系はお互いを「(空神)と(地神)」に分けていた可能性があります。)

 そしてBC1世紀頃にインドから月王家の末裔で筆頭龍王となっていたシャカラ龍王が配下の龍王達を引き連れて日本へとやってきました、そこでシャカラ龍王は友好的な太伯系と協力関係を結び、岡山県へと土着した様子が「龍王山」の地名に残されていた訳です。(太伯中国に居た時から仲良くしていたと推測しています。)

 シャカラ龍王の名前はサトウキビ・砂糖ともなっていましたので、日本語では「きび龍王」を名乗っていたようです。

 そして八大龍王龍王が土着した岡山県や備後地方は「きびの国」と呼ばれるようになりました。


↑ 龍王山の分布、ピンク=八大龍王、青=龍王、水色=竜王

 シャカラ龍王は瀬戸内海の児島を支配地とし、隣の大ヶ島にいた太伯系や直島にいた才ノ神とも仲良くして紀州の熊一族、一大勢力「綿津見(わたつみ)」を構成します。

 綿津見とは当て字で本来は「(わた)(つ)み」という意味で、海を「わた」と読ませるのは、我が家の先祖、小野篁が「わたの原 八十島かけて・・・」と和歌を詠んでいる通りで、平安時代初期までは一般的な読みだったのだと思います。

 だから「海統(わたつ)」とは支配領域を海に設定した名前で、日本海・瀬戸内海・太平洋側をそれぞれ「上(表)綿津見中綿津見底綿津見」と表現したもので個人名を示すものではありません。

 この綿津見三神と連合を組んだ最初の連合国が「天つ神王朝」です、実質の大王である者は「天つ日嗣」の称号を名乗り、男系で継承される事になりました。

 天神天つ日嗣には「地神」から嫁ぐのは、天御中主神の頃から変わらないルールだと思います。

 現代人なら遺伝子の事を知っていますので、代を重ねる事に遺伝子は地神に近づいていきます、それに合わせて大王の意識も地神よりになるのでしょう。

 鵜葺草葺不合命の時には拠点が高皇産霊尊の所ではなく、日向へと移っています、これは母親の豊玉姫の影響が大きく、豊玉彦日向に拠点を置いていた為だと思われますので、鵜葺草葺不合命は心は地神(立場は天神)で、さぞ龍王の称号を名乗りたかったと思います。(母の豊玉姫龍王として祀られているのだから、さぞや龍王になりたかったと思います。)

 しかし、立場は天神なので、我慢をしていたら息子の五瀬命が暴走した訳です、ヤマト(大和)とは綿津見連合の王朝(トップは素盞鳴尊)が全国の豪族を集め高天原(全部族合同会議)を開いていた地になります。

 しかし、それは地神達の象徴的な土地でもありますから、「くれ」と言っても貰える土地ではありません。

 結局、白黒つける為に五瀬命大和長髄彦と戦争をして負ける訳です、母はヤセ姫で、どの部族(右臣がクシミカタマだったので、高一族じゃないかとは思います。毘沙門天の末裔。)かは分かりませんが、兎も角、負けて死んだので、イワレヒコが皇太子になります。

 イワレヒコの母は玉依姫ですので、玉一族は協力してくれます、豊一族も協力してくれるでしょう、そのままでは勝てそうに無いので口説こうとしたのが先の高一族です。

 五瀬命は死にましたが、高一族は最強の部族の一つだったと思います、だから高島に留まって高一族を口説いていたと考えるのです。

 それは結局、成功して、戦いますが、それでも長髄彦達の方が強かった様です。

 そこへ割って入ったのが空神である小野出雲諏訪尾張たちでした、圧倒的な強さで戦を止めて話し合った結果、天つ日嗣は天皇家として神武天皇(立場は天空神)がなり、地神大王家として小野家(立場は地空神)がなり、二大王家が日本を治める事になったのです。

 その時に地神大王だった饒速日命は罪にはならず、十種神宝地空神へと移され、そのうちの二つ、辺津鏡沖津鏡は大山祇系の海部氏籠神社で祀る事になったと考えます。(地空神に分割された? 筆頭王家が瀬織津姫の末裔である小野家になる。)

 という形で古代はあったと思います。

 かなり正確になってきている自信がありますが、一人では意味ありませんので、皆さんを巻き込もうと思います。

 龍海