今日は本当は倉敷市玉島黒崎の先のもう一つの竜王山に行こうかと思っていたのですが、 ただの登山になりそうだったので、笠岡市にある龍王山や龍王神社を目指す事に変更しました。
道中にある素盞鳴神社に寄ってパシャリ、
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これが参道ですが、実に急な階段で、上を見ながら登ると平衡感覚がオカシクなるほどで、足元をみて登らないと危険でした。(帰りはもっと危険!)
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ここは古代にも陸地だったと思われ、素盞鳴尊の前に天神社があった場所だと思います。
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神紋は木瓜に桔梗?ですかね?
由来がわかりませんが、珍しい紋じゃないでしょうか?
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たぶん古い天神社です、わたしの実家の山は天神山といいますが、そこにもコレと同じ様な神社がありました。(私の子供の頃にはホボ廃墟に近い感じでしたが…)
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瓦に「天」の文字。
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左は松尾神社です、秦氏がこの地にも来ている事が分かりますね。
右は荒神社です。
一通りウロウロして次へ向かいます。
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まずは御嶽山の山頂にある「龍王神社」を目指しました、地図には珍しい読みの「四尋山(しびろさん)」、「毛野無羅山(けのむらやま)」などが見えますが、サンスクリット語に由来する山もあるんじゃないかと思わせます。
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これが龍王神社ですが、祭神などの表示は無かったので、龍王の正体までは分かりませんでした。
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ちょっと分かりにくいですが、左の石と右の瓦礫の後の石が縦岩の様子があります。
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この神社があった所は「御嶽山量剛寺跡」だった様です。
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説明書きを見つけパシャリ、円仁が作った寺跡に龍王神社が勧請された事が分かりました。
現地から得られた情報からは、御嶽山に古代の神社(御嶽神社?)があったが、無くなって、その地へ平安時代に円仁がきて再興し量剛寺が出来て、それが無くなり龍王神社を北にある龍王山から移したのではないかと思います。
西大島龍王山は登山もされない山で、登るのが険しいのだと思います、だからそこにある龍王神社をお世話するのが大変なので登りやすい御嶽山に移されたと推測します。
その後、御瀧神社というのがあるので行って見ると、深山幽谷の中にそれはありました。
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スマホのカメラなので明るく写りますが、実際にはもっと暗く、山の谷にある木に囲まれた所にありました。
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今は水が少ししか湧いておらず、写真に写る配管から少しずつ雫がたれている状態でしたが、昔は瀧の様に落ちていたのだと思います。
次は、高龗(たかおかみ)神社です。
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参道と鳥居ですが、古い事を期待して来ましたが、ちょっと様子がオカシイです。
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高龗宮とありますので、高龗が居たのかと思いましたが、神社に着くと否定する事になりました。
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狛犬は石質が悪いのか、そんなに古くなさそうなのにボロボロでしたね。
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社殿に着きましたが、これは新しい!と言わざるを得ません(見た感じじゃないですよ)、何故なら平地にあったからで、山上から降ろされた訳でも無さそうだったので調べると、どうやら福山市から勧請されたのではないかという結論になりました。
さてここで選択です、ここに来るまでは笠岡の「浜中竜王山」に登るつもりだったのですが、近くに「龍王山城趾」を見つけ、かつ福山市には高龗神社が多くあり、その中の一つに「龍王神社(高龗神)」があったので、またまた変更して、龍王山城趾へと向かいました!
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龍王山城趾に行くと神社のように鳥居があります。 コレは………
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ビンゴっ! 八大龍王神社がありました。(城趾なのに…)
城趾にしては小さく、戦場になる雰囲気では無かったので、見張り台の様な城じゃないかと思います。(しかも城趾の説明などはありませんでした。)
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外の摂社には、仏教系の祭神が、
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何の神様かはわかりませんが、神道系なら像は無いので仏教系だと分かります。(龍王神社なら初期仏教なので、違和感が無いですね。)
という訳で、地図には無い八大龍王神社を見つけました。
場所は、
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相生墓苑の一番奥の駐車場に停めて、山の方へ向かうとありました。
案内板などは無かったのですが、山へ向かう道は一本で、急坂を登って道なりに行った所にあるので迷う事は無いと思います。
この後に龍王神社(高龗神)の所にも行きますが、続きは次のブログに分けたいと思います。
靇(おかみ)神というのは正体のよく分からない神様ですが、今回その正体が分かる事になります。(といってもチョッピリですけどね。)
龍海