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 今日はこの前に行われていた、岡山シンフォニーホールの古本市に行って来たことについてご紹介したいと思います。(⁠θ⁠‿⁠θ⁠)

 

 その前はずっと温かったのに、みぞれ混じりの雨が振り、吹き抜けの通路で行われる古本市の会場は寒かったですね〜。

 

 でも、今日は前から欲しかった「大日本史」を買う事が出来ました!

 

 歴史研究に役立つかは見てみないと微妙なのですが、あの水戸黄門(江戸初期)さまが編纂を始めて、完成したのが明治時代という歴史を知ると欲しくなる本なんです。(内容は知りまへん。マニア本ですね。→帰って中身を見ると全部漢文でした。_| ̄|○ 読むのがシンドイですね~。)

 

 他にも良さそうな本があり、ホクホクしながら買って帰りました。♥

 

 つくづく思いますが、本というものは、内容がどれ程良かろうと、読む人がいなければゴミ同然になっちゃって、しまいにはこの世から消えてしまいます。

 

 読む側も「なかば勘で買う」しかなく、当たりを見つけるのも本を買う楽しみといえば楽しみなんですが、情報を扱うジャンルならば、デジタルでの保存も義務化するのも「有」じゃないかと言いたくなります。

 

 これを民間や個人ですると色々と問題があるので、是非文科省でして欲しいてすね。

 

 話は変わり、古本市の後に「竜王山」へと向かって近くにある神社の「籾山神社」に行きましたが、竜王が誰なのか?手掛かりとなる情報は皆無でした。

 

 しかし、この籾山神社を調べていると、そのすぐ上に「龍王山城」があったらしく、この事から、ここの山名も消えている「龍王山」の一つのようです。


 歴史から消えている龍王山が消えきる前に気づけたのは良かったと思います。

 住所:岡山県久米郡久米南町下籾922

↑ 籾山神社
 

 

 それと道の途中にあった地名は「古代からの地名」と思われ、龍王達の漢字への発音が分かる事例がありました。

 

 地図中の赤が囲った駅名、読めますか?

 

 道路標識に「上神目」と出て来て、思わず「何じゃこの地名?」、「かみかんめ?」などと予想しながら、竜王山の麓だからだなぁ〜と思いつつ、紀元前からありそうな地名に感心します。

 

 では、答え合わせをすると、「神目こうめ」と読むそうです、ん?、コレって神島(こうのしま)と通じるものがありますよね?
 
 昔は「神の島」と呼んでいて、「の」が取れて「神島=こうのしま」になったと仮説がたちます。
 
 んで、地名由来をみると「神部(こうべ)」を由来としていますが、本当ですかね〜?(神部とは神様を祀る部と解釈していますが、それは全国にいましたので久米南町だけに地名が残るとするのは変なんですよ。神戸=神部と同じ由来としていますが、他に有力な説が無いだけだと思います。)
 
 神部の成立よりも龍王は前の時代なので、意味は違う気がしますが、自説も出せないので、とりあえずは神部が由来とするしか無いですね。
 
 とりあえず、龍王たちは「」と書いて「こう」と読んでいた事は分かりました、神々しいという表現も龍王由来なんでしょうね〜。
 
 古代を研究していると、思わぬ勉強が始まります、「」の読み、「かみ、シン」とは別読みの「コウ」は龍王由来の可能性が大だとしときましょうかね。(笑)
 
 龍海