↑ 研究成果を公表しています。
今日は車の車検があったので午前中に車を出すと、昼過ぎには終わって、予定より時間が余ったので、近くの「福南山」へ登って来ました。
ここは児島の北の端にあたる山で、龍王と名前が関係あるのか、無いのか、微妙な山でしたが、山名そのものは地名に由来しているようです、木花咲耶姫神社のある地が「倉敷市福江」と今はなっています。
「江」とは「港」を意味する言葉ですので、地名としては古代は「福」だったのだと思います。(玉野の「玉」と同じで漢字一文字なのは龍王に由来するかも知れませんね。)
で、その「福」の南の山だから「福南山」とそのまんまの山名がついたと推測出来ます。
昔に一度登った事がありますが、その時は龍王の事も古代の事も、今ほど分かっておらず、健康増進の為に山登りしただけで、その時は古代の祭祀場があったんだぁ〜、ぐらいにしか思いませんでした。
桜の季節なので桜に関するウンチクをテレビで話していたのを聞きましたが、古代は「さ」が神様を意味し、神様が降りてきてお座りになる「座(くら)」から、「さくら」となったと話していました。
初めて聞きましたが、大山祇がサクラウチ(サクラウシ)と名乗っていますし、娘たちも桜に因んだ名前ですので、可能性はあるなぁ~と思う次第ですけど、出典が知りたいですね〜。
福南山はそれ程高く無い山ですけど、引き籠もりの中年にはヤッパリ少しキツイものがありました。(笑)
山頂に大きな社があった事が窺われる石組みがあり、狛犬はどちらも「角無し」でしたが、狛犬そのものが新しい(江戸時代の文久だったかな)と思われ、木花咲耶姫神社には狛犬が無かった事を考えると、もともと狛犬は無かった可能性があると思います。
ただ歩くのではなく、目的を持って歩くと有益な気がしますね~。
龍海