↑ 岡山県 小野小町の伝承地をアップしました。
瀬織津姫の墓参りの時に、津峯神社と賀志波比売神社に行きましたが、賀志波比売の神紋が「八稜角」だったので何で???となっていました。
↑ 津峯神社の緞帳にある賀志波比売の神紋
小野一族(瀬織津姫=賀志波比売の直系の末裔)らしく、星型正八面体から攻めてみましょう!
この中で古代中国の思想に「天は○、地は方形(□)」という概念がある事を書かれていて、「コレだ〜!♥」と思いました。(中国の思想は伏義(ノア)や神農(ヤペテ)に始まりますので、日本人の思想です。)
崇神天皇から定まった古墳の形、前方後円墳も「天(○)と地(□)」が合わさった、天神地祇をシンボライズしていると理解できます。(前はざっくりと地神がエジプトのピラミッドを作っていたので、□が地神かなとは言っていましたが意味が逆でしたね、地が□だから地神を象徴するのが□なんですね。)
では八角は? となります。
日本人がメソポタミアにいる時は『天と地と空」という概念がありました、これは天の神と地の神が結びつき「天空神」を生んだと伝えられていますので、天と地の二項が融合したものが「空」だという事を意味しています。
天皇とは天神地祇が融合したものなので、メソポタミアの天空神と同じ象徴であるということも出来るでしょう。
九頭龍(ヴァースキ)の時に「九」という数字は「数が極めて大きく強力であるという意で」名前に冠していた事を書きました、そして龍王達は「月」に属し、天神地祇では地神となります。
そしてメソポタミアの頃には既に数学は発達していて、特に幾何学文様が紋章として使われていたミタンニ王国とフルリ人についても言及しましたよね、また沖縄の人達の家紋が幾何学文様が多いことがフルリ人と日本人との関係性をも伝承していました。(私の研究ではクナト王系がユダヤ人と呼ばれたドラヴィダ人系日本人だと思っています、その王家がアブラハムの系譜で、フルリ人もドラヴィダ系日本人だと思っています。)
これらの概念を総合すると、超古代から次のような概念を持っていたと推測します。
この概念に基づき、賀志波比売の個人紋は「八稜角」となり、成長して星形八面体を象徴する紋を使用していたと推測する事も出来ますよね。(驚!)
私は小野氏をハイブリッド地神であるとか、天空神であるとか表現してきましたが、全ては上記の図形から展開された「古代人の世界の概念」から生まれたものじゃないんでしょうか?
一見オカルトやスピリチュアルな微妙な領域に踏み込んでいるのですが、古代人の考え方を知る事は「心」を知る作業であり、古代人の行動を理解する上で重要な作業となるのです。
「八」を知る作業から古代人の陰陽思想(アメナルミチ)と数学の幾何学文様、紋章の意味、前方後円墳の意味など全てに一貫した同じ思想が適用されていることが理解出来るようになりました。
すなわち「これこそが縄文人・弥生人の世界観」の重要な解釈の一つだと言えると思います。
ピラミッドの構造などもこの概念で作られているハズなので、内部構造を含めて理解できるんじゃないでしょうか?
イスラエル(ユダヤ人国家)におけるダビデの星も星形八面体の影とする理解の仕方もあると思います。(平面の△を組み合わせた形と一般には理解されています。)
これもユダヤのダビデ王が使った紋章だからルーツは同じはずです。
これが文様だけからの展開だとスピリチュアルとなりますが、先に文献や考古学的知見から展開された古代解釈だと、とたんに歴史研究となるから不思議な話です。
私は宗教と科学は融合させねばならないと考える人間の一人です、なぜなら古代の宗教は科学だと思っているからで、それを半端な人間が解釈して展開したおかげで「宗教」へと変じていると思っているのです。(元は同じなのに....)
馬鹿なことをいう宗教家も、馬鹿なことをいう歴史学者も同じであり、本来は一つのものを二つに分け対立させているように思います。(簡単・単純なことを、ワザワザ難しくしている)
私は空海と同じく、古代の宗教は「最先端の科学」だったと思います。
その一端を解明し、現代の人々に伝えられれば、ご先祖のシャガラ龍王も怪物オアンネスもギルガメッシュのおっちゃんもお釈迦様も小野小町もノアも満足してもらえるのではないでしょうか?(笑)(ご先祖が豪華過ぎますね~笑・笑・笑)
龍海