日曜日に岡山市サウスビレッジのフリマに行きました、雨や瀬織津姫の墓参りなどで久しぶりのフリマでしたので楽しんで来ました。


 今の政治家の動きを見ていると「拡大路線」いがいの選択肢がなくて、右往左往しているようにしか私の目には映りませ。


 拡大し続けるものなど無いと、バブル破綻の時に知ったはずなのですが、未だに物価上昇にあわせてインフレさせようと頑張っています。


 フリマのようなリサイクル・リユースというものは人口減少した社会にマッチする社会資源の「高効率化」だと思います、だからフリマに来るお客さんは多いのだと思います。(無意識に良さを感じてなのか、楽市楽座のようなお上からの束縛を感じないからなのか?(笑))


 安く買えるだけでなく、ゴミの処理費が減り、マイナス経済のハズのゴミが経済へと還元される。


 win,win,winの関係ですけど、生産者からは目の敵にされるという不思議な存在がリサイクルという社会なんです。


 つまりリサイクルされると売れなくなるような生産者が淘汰される社会がやってきているのだと言えると思います。


 まあ、庶民は難しい事は考えずに、よりよい選択、より楽しい選択を選べば良いと思いますので、今日の戦利品をご紹介しましょう!


 ↑ 真冬に「うちわ」を買う♥

 一つは倉敷市民ならご存知の「藤戸饅頭」のうちわです、藤戸饅頭の紹介を見ると、
 

源氏の将・佐々木盛綱は、村人の案内で藤戸の浅瀬を馬で渡り、平家の虚を衝いて大勝。
しかし作戦の秘匿上、この村人を斬り捨てた。
村人の霊を永さめる供養が藤戸寺で行われ、近くの民家からまんじゅうが供えられた。
これが藤戸まんぢゅうの起源だと伝えられています。」とありました。

 つまり、この藤戸あたりで作られていた「饅頭」が起源で、藤戸寺の茶店で供されていたものが、商品として売られるようになったようです。

 このうちわはそのお店で配られたものの一つのようですね、勿論、うちのご先祖どもも食べた事があるでしょうね。(倉敷を守ってたのですから。)


 もう一つは「石鎚山」の修験道のうちわです、法螺貝+○+石、天狗の顔に、「権化をあふげ」の文字、「権化(ごんげ)」とは菩薩の事らしく、「あふげ」とは掛詞(かけことば)になっていて、「仰ぎ見ろ、尊敬しろ」という意味と、「風をあおげ」という意味でシャレでますよね〜。


 自分をあおぐという意味は、菩薩を仰ぐ事になるのだとでも言いたげな「名文」ですね。

 最近、龍王瀬戸内海に土着して、修験道とは初期仏教そのものだと気付いた為に、やってきたうちわだと言えそうです。

 石鎚山修験道で有名であり、四国の中では2番目に高い山で、山頂までの鎖の道は、若い人なら楽しい道のりだと思います。

(フォートラベルさんからお借りしました。)

 龍王達の拓いた道だと知って登ると、味わいが違うかも知れませんね。♥

 龍海