いえいえ、国語の先生ではないのですから(笑)文章はうまくなくてもいいですよ。意味は十分に伝わります(^^)

 

センター試験では2012年地理B本試験[20]でこのテーマに関する問題が出題されています。私がつくった解説をまずコピペしておきますね。

 

(以下引用)

 

[解法]ポイントはたった一つ、ニューオーリンズ。メキシコ湾沿岸に▲が一つだけある。これがミシシッピ川河口三角州に港を有する都市、ニューオーリンズ。元々はフランス人によって開かれた都市であるが、やがてイギリスの植民地となり、綿花栽培のための黒人奴隷が多く運び込まれた。最初の名前は「ノヴァオルレアン」で、ノヴァとは新しいという意味、オルレアンとはフランスの都市(百年戦争でジャンヌダルクがオルレアンの少女と呼ばれていたことは有名ですね)。▲をフランスと考える。なるほど現在でもフランス誤が使用されているカナダ東部にはフランス語に由来する地名が多く残されている。

ロシアの地名はよくわからないが、あるとすればアラスカなど北部だろう。一方、スペイン語はメキシコに接する地域か。メキシコはスペインに植民地支配された国である。

[今後の学習]カナダ東部ケペック州にも注目してほしいが、やっぱりここはニューオーリンズかな。フランス人が建設した都市、ミシシッピ川の河口三角州、綿花の積出港だった、この都市を含むルイジアナ州は黒人の割合が高い、など出題ネタには事欠かない。近年は「石炭の積出港である」という間違い選択肢としても取り上げられた。メキシコ湾沿岸は油田やガス田が多く、ニューオーリンズは原油や天然ガスの積出港であると同時に、石油精製工業も発達している。

 

(引用終わり)

 

ここで述べているように「ニューオーリンズ」だけ知っておけばいいと思いますよ。これがフランスに由来する地名です。なおニューオーリンズが含まれるのが「ルイジアナ州」ですが、これも同じくフランスに由来しています。国王ルイの名前にちなんでいます。

 

なお、わかりやすいので、スペイン由来も。「サン」はスペイン語ですので、これがつく地名はみなスペインに由来します。「サンフランシスコ」ですね。サンノゼやサンディエゴ、サンアントニオなんてのもあります(知らなくていいです)。サン=聖人の意味ですから、聖人フランシスコ、聖人ホセ(ジョゼ)、聖人ディエゴ、聖人アントニオということです。

 

ロサンゼルスの「ロス」もスペイン語ですね。さらに「フロリダ」はスペイン語で花の意味です。

 

余計なことを覚えても仕方ないので(貴方がクイズ王を目指しているのなら話は別ですが・笑)、最初に述べた「ニューオーリンズ=フランス」だけ知っておきましょうね。ニューオーリンズはアフリカ系の文化が栄えた街ですが、最初に港を作ったのはフランス人なのですね。ちょっと変わった街だと思います。